【非行・引きこもり・嘘つきを予防】叱らない子育てのコツ

心理カウンセラー・ラッキー
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叱らない子育てのコツ

子どもが言うことをきかないから、叱る。

言うことを聞かない子供を叱る親

 

親なら、当然の行動ですが…

叱られることは、子どもにとっても大きなストレス。

ストレスを感じる子供

 

なのになぜ、子どもは叱られるようなことをするのでしょうか?

疑問

 

その原因は、親にあるのかもしれません。

原因の親

今回は『非行・引きこもり・嘘つき予防にもなる、子どもを叱らずに育てる方法』をお伝えします。

 

悪いのは犬?飼い主?

言うことを聞かない犬をドッグトレーナーに預ける。

言うことを聞かない犬

 

すると、立派な犬になって帰ってきます。

立派な犬

 

しかし、しばらくすると、またダメ犬になってしまう。

言うことを聞かない犬

 

実は、犬がダメなのではなくて、飼い主がダメなんですね。

飼い主がダメ

 

では、

「ダメ飼い主」と「ドッグトレーナー」の違いは何でしょうか?

子育てがうまくいかない親

 

違いは、たったひとつ。

 

『感激』です。

 

『感激してあげる』『無関心』かの違い。

 

投げたボールを、犬がくわえて持ってくると…

犬とボール

 

ドッグトレーナーは、

「よーーしっ!!よし!よし!えらいぞ!」と全身で感激して見せます。

全身で感激する

 

しかし、ダメ飼い主は、

「もっと投げてほしいのか?」と、またボールを投げます。

ボールを投げる

 

犬は、

投げてほしいからボールを持ってくるのではなくて、飼い主に「感激してほしい」のです。

感激してほしい犬

 

犬は、感激してくれない飼い主の言うことは、聞かなくなる。

 

叱ってもダメで、反発するようになります。

叱っても反発する

 

逆に、

感激してくれる飼い主のためなら、どんなことでも頑張ります。

どんなことでも頑張る

 

感激させたい欲求

この「感激させたい」という想いは、犬だけでなく人間の心にも備わっています 。

感激させたい

 

オリンピック選手は、国民を感激させたいし、

プロ野球選手は、観客を感激させたい。

感激する人

 

作家も、
音楽家も
映画監督も、
建築家も、
画家も、
パティシエも、

人を感激させたいがために、寝食を忘れるほど努力ができるのです。

寝食を忘れるほど努力

 

子どもを動かすにも、この心理を活用したらいいわけです。

 

承認欲求とは

『感激させたい欲求』

これを心理学的には『承認欲求(しょうにん よっきゅう)』といいます。

 

「自分は価値ある存在だ」と認めてほしい欲のことです。

子供の承認欲求

 

実は、この『承認欲求』

食欲や物欲のように、自覚することはほとんどありませんが、

たいへん強い欲求で、心に大きな影響を与えています。

心に大きな影響

 

非行・引きこもりの原因は「承認欲求が満たされない」

承認欲求は…

本来、乳幼児期「充分すぎるほどの愛情」を注ぐことで、ある程度 満たされるものです。

 

ところが、

『承認欲求』が満たされないままだと、年頃になったころに困ったことが起こります。

困る親

 

エネルギーを自分の外側へ向ける子どもは、非行に走ってでも『承認欲求』 を満たそうとすることもある。

非行に走ってでも『承認欲求』 を満たそうとする子供

 

エネルギーを自分の内側へ向ける子どもは、『ひきこもり』になりがちです 。

『ひきこもり』になる子供

これらは「愛着障害」とも呼ばれています。

 

子どもの承認欲求を満たすには…

では、どうしたら、

子どもの『承認欲求』を満たしてあげられるのでしょうか?

子育てに悩む親

 

いろんな方法がありますが…

簡単なのはこれ↓

 

「人を感激させる方法」を教える

 

 

「人を感激させる方法」を教える?

考える

 

難しそうですが…

 

実は…

 

簡単です!

 

感激したことを、子供のに話すのです

感激した親

 

「隣の花子ちゃんがさぁ、お母さんの買い物袋をもってあげてたよ。やさしいんだね!」

と、感激して話せば…

感激して話す

子どもは、

「あっ!買い物袋を持ってあげると、こんなに感激してくれるんだ」

という ことを、心に刻み込みます。

心に刻む子供

 

「お姉ちゃん、いつもお部屋がピカピカね!」

と、感激して話せば…

感激して話す

それを聞いた兄弟は、

「部屋をピカピカにすると、感激してくれるんだ」

ということを心に刻みます。

心に刻む子供

 

「今朝、二丁目の太郎君がさぁ、大きな声であいさつしてくれて、すごく気持ちよかったよ!」

と、感激して話せば…

子供に話す親

子どもは、またひとつ

「人を感激させる方法」を心に刻み込みます。

人を感激させる方法を心に刻む子供

 

そうするうちに、

子どもは、その方法を行動に移すようになります。

行動に移す子供

『承認欲求』がそうさせるのです。

 

この方法は「間接暗示」とも呼ばれています。

 

『叱らず育てる』は、大人にも効果アリ!

感激したことを話すだけ?!

本当に、そんなことで子どもが変わるかね??

変わるかね?

そんな声も聞こえてきそうですが…

 

これ、子どもだけでなく、

大人も変わるほど効果があるんです。

効果がある

 

たとえば、

「営業課の山田君は丁寧にホッチキスを止めてくれているよ。

こういう細かな心づかいが、お客様の心をつかむんだよな」

という、上司の感激の独り言。

上司の感激の独り言

 

それを耳にしたあなたは、

その後、ホッチキスを丁寧に止めずにはいられなくなる筈です。

ホッチキスを丁寧に止める

 

感激した話を聞くだけでも、

人って、変わることができるのです。

 

 

ぼく自身も…

妻の「速水もこみちって凄い!メチャ料理うまいね!」という感激の言葉を聞き…

 

料理に挑戦しました!

 

市場で食材を仕入れ、一からラーメン作り。

 

腕によりをかけ、一日がかりで出来上がりました。

一日がかり

 

それを食べた妻の一言が忘れられません!

 

妻の一言

「なんか違う」

 

嘘つきの原因は『叱り過ぎ』

叱ったほうが、手っ取り早いんじゃない?

叱ったほうが手っ取り早い

なんて声も聞こえてきそうですが…

 

たしかに、叱らなくてはならない時もあります。

 

しかし、叱って子どもを動かしてばかりいると、子どもは防衛手段を使い始めます。

子どもの防衛手段の嘘

 

子どもの防衛手段とは…

『うそ』

 

叱ってばかりいると、ウソの多い子どもになってしまう。

 

すると、

「なんでウソなんかつくの!」とまた叱る。

また叱る

そうなったら、もうドツボです。

 

まとめ

感激したことを、どんどん子どもに話してあげる。

 

独り言でもいいので、大きな声で聞かせてあげる。

子供に大きな声で聞かせる

 

たったそれだけで…

子どもを叱らずに、いい方向へ動かすことができるし、

長い目で見れば、

非行や、引きこもりや、嘘つきの予防にもなるのです。

 

とても簡単ですが、効果バツグンです。

 

 

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以上、『【非行・引きこもり・嘘つきを予防】叱らない子育てのコツ』でした。

著者:心理カウンセラー・ラッキー

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