この記事でお伝えしたいこと
- 寝ても疲れが取れない原因3つ
- その解消法
「7~8時間は寝ているにもかかわらず、疲れが取れない。頭がスッキリしない」
その原因として、よくあるケースが…
睡眠の質がわるい
当たり前といえば当たり前で、
『睡眠=時間×質』ですからね。
睡眠の質が悪ければ、いくらビタミンを摂っても、疲れは取れない。
では、なぜ睡眠の質が悪いのか?
どうしたらグッスリ眠れるのか?
というわけで今回は…
睡眠の質が悪くなる3つの原因と解消法をご紹介させていただきます。
睡眠の質が悪くなる原因①
睡眠の質が悪くなる1つ目の原因…
それは、「成長ホルモンをうまく分泌できていない」。
成長ホルモンは、子供だけでなく、大人も出ます。
焼肉屋では出ません。
この成長ホルモンは、簡単に言うと『疲労回復ホルモン』。
ですので、成長ホルモンの分泌量が少ないと、寝ても疲れが取れません。
この成長ホルモンの特徴は2つ。
- 寝はじめ2時間に大量分泌される
- 血糖値が高いと分泌量が減る
つまり、寝る前に食事や飲酒をすると、睡眠中に血糖値が上がってしまい、成長ホルモンの分泌量がウンと減ってしまう。
その結果、十分に疲労回復できない。
朝に疲れが残ってしまうというわけです。
できれば寝る2時間前、少なくとも1時間前には食事や飲酒を終わらせる。
「残業で帰りが遅くなる」という場合は、残業前に何か食べておくのがおすすめ。
そうすれば、夜の食事は少なくて済みますからね。
寝る前に血糖値を上げない。
これが、睡眠の質を良くする1つ目のポイントです。
睡眠の質が悪くなる原因②
睡眠の質が悪くなる2つ目の原因…
それは、「メラトニンの分泌量が少ない」。
メラトニンは、熟眠ホルモンであると同時に、細胞修復ホルモン。
アンチエイジング効果やガン抑制効果もあります。
このメラトニンの特徴は2つ。
- 寝る前に大量分泌される
- 明るい光を見ると分泌量が減ってしまう
つまり、寝る前にテレビ・スマホ・蛍光灯などの光を浴びてしまうと、メラトニンの分泌量が減ってしまう。
メラトニン量が少なければ、朝までに細胞の修復が終わらない。
だから、疲労回復できない。朝に疲れが残ってしまうというわけです。
できれば寝る1時間前、少なくとも30分前からはテレビやスマホなどの明るいものを見ない。
心理カウンセラー・ラッキーのブログ以外は見ない。
これが、睡眠の質を良くする2つ目のポイントです。
睡眠の質が悪くなる原因③
最後。睡眠の質が悪くなる原因の3つ目…
それは、「交感神経のまま寝ている」。
人間には交感神経と副交感神経があります。
●「交感神経」優位の状態が、活動モード
●「副交感神経」優位の状態が、リラックスモード
免疫力や自然治癒力は、寝ている間の「副交感神経」優位の状態で活発になります。
つまり、「交感神経」のまま、無理やり寝てはいけないのです。
では、副交感神経に切り替えるには、どうしたらいいのか?
寝る前30分をリラックスタイムにする。
クールダウンの時間をつくるということですね。
おすすめなのは…
- リラックスできる音楽
- 家族との会話
- ペットとのふれあい
- アロマ
- ストレッチ
- 読書
それから、できれば照明は「青白い蛍光灯」ではなく、「オレンジ色の照明」に切り替える。
青白い光をみると、脳が「今は昼間なんだ」とカン違いしますからね。
あとは、カモミールティーもおすすめ。
ぼくもたまに飲んでいますが、カモミールティーにはリラックス効果とストレス解消効果があります。
リラックスタイムを習慣にすると、寝付きもよくなるし、朝の目覚めもぜんぜん違ってくると思いますよ。
まとめ
寝る前30分は、食事・飲酒・テレビ・スマホなどを控えて、リラックスタイムにする。
すると、しっかり疲労回復できる。朝の目覚めが良くなる。
さらに、睡眠の質が上がると、まだまだ良いことがたくさんあります。
- 集中力が上がる
- 活力がみなぎる
- 心がポジティブになる
- 風邪をひきにくくなる
- ダイエット効果がある
- 人に優しくなれる
など、いいことずくめなんです。
睡眠は、あらゆることの基本中の基本。
植物は「良質な土」できれいな花が咲きます。
人間は「良質な睡眠」で人生に花が咲きます。
「寝る前30分で、人生が変わる!」と思って、ぜひ今晩から実践してみてくださいね。
☆☆☆
以上、「寝ても疲れが取れない…」原因と解消法でした。
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