今回のテーマは、機嫌よく生きる秘訣。
「どうしたら、毎日を機嫌よく生きられるか」という内容です。
いつもどおり、やる事は至って簡単です。ぜひ最後までご覧ください。
「機嫌よく生きる」のに一番大切なことは?
テキサス大学の研究ですが…
「一緒にいて心地いい」と思われる人は、どんな人か?
その結果は、「ご機嫌な人」だったそうです。
それを、もう少し具体的にいうと「怒りのコントロールがうまい人」だそうです。
怒りのコントロールがうまい
↓↓↓
いつもご機嫌でいられる
↓↓↓
周りの人からも好かれる
つまり、機嫌よく生きるのに一番大切なことは…
怒りのコントロール
怒りのコントロールさえ上手くできれば、ほぼ毎日ご機嫌でいられるわけです。
では、どうすれば怒りをうまくコントロールできるのでしょうか?
怒りを減らす、超簡単な方法
最近、本屋さんに行くと「アンガーマネジメント(怒りの管理)」関係の本をちょくちょく見かけます。
「まあまあ複雑なやり方」で怒りを抑える方法です。
でも、今回ご紹介する方法はそうではありません。
とても簡単!
どれくらい簡単かというと…
腹が立つくらい簡単です。
やり方は、たった1つのことを心に刻むだけ。
では、なにを心に刻めばいいのか?
それが、こちら↓
人間は不完璧な生き物
人間は、完璧な生き物ではないんですね。
人間は…
●欠点があって当たり前
●弱さがあって当たり前
●ストレスでイライラしてしまうときもある
●素直になれいときもある
●ミスを繰り返してしまうときもある
●掃除・早起き・ダイエット…、「やればできる」とわかっていても、それがなかなかできない
●ときには、いけない事をしてしまうこともある
これは、どんな偉人でも みな同じ。
お医者さんだけは違うとか、イチローだけは違うとか、そういうことは無いのですね。
人間は誰もが、もともと不完璧な生き物。
しかも、「人間とチンパンジーの遺伝子は99パーセント同じ」ということも分かっています。
つまり、チンパンジーより1パーセントだけ頭のいい生き物が、人間。
その人間が、現代という複雑な社会のなかで「立派に生きよう」と懸命にがんばっているわけです。
では、「人間は不完璧な生き物」という事実をしっかり心に刻むと、どうなるのでしょうか?
「できなくて当たり前」と思えると、機嫌よく生きられる
「人間は不完璧な生き物」という事実を心に刻むと、こんな変化が起きます↓
「できて当たり前」
↓↓↓
「できなくて当たり前」
「できなくて当たり前」と思えるようになると、考え方がガラッと変わってきます。
●人生が思い通りにいかないときでも…
「うまくいかない事もたくさんあるけど、それでも私、よく頑張ってるよな。偉いよなぁ」と、自分を認めたり褒めたりできます。
●他人に対しても…
「山田くんは遅刻ばかりしてるけど、彼は彼なりに頑張ってるんだよな。えらいよ」と、許せたり褒めたりできます。
●家族に対しても…
今までは「お茶はまだか!」「新聞は!」と文句ばかり言っていたのが、
「いつも悪いなぁ。よくやってくれてるな」と感謝できるようになります。
●すぐに怒鳴る部長がいても…
「部長も部長なりにがんばってるんだよな。いろいろストレスがあるんだろうな」と、心に余裕ができます。
●新人さんには…
「ゆっくりでいいよ」「焦らなくて大丈夫だよ」と優しくなれます。
●不機嫌な人があらわれても…
「ストレスが溜まってるのかな?人間そういう時もあるよな」と、温かい目で見てあげることも可能です。
このように、「できなくて当たり前」というスタンスに立てたとき…
自然とイライラの種が消えていく
↓↓↓
・人に優しくなれる
・自分にも優しくなれる
・いつもご機嫌でいられる
「人間は不完璧な生き物」と考えることは、一見ネガティブに感じてしまいますが…
そうではなく、「ご機嫌な毎日」の第一歩になるのです。
完璧主義は、やばい!
ちなみになんですが…
厳格な親に育てられた場合、心を病む人がとても多いと言われています。
なぜかというと、「できて当たり前」という価値観をもってしまうからです。
そのため…
●自分の限界を超えてがんばってしまったり、それでもできないと自分を責めてしまったり
●他人に対しても、良い・悪いとジャッジしてしまったり、批判したり
●「この店の店員の態度はなってない」と、すぐに文句が出てきてしまったり
「できて当たり前」という前提の人は、ストレスまみれの毎日になってしまうのです。
このように「できて当たり前」という価値観を持っている人を、専門的には完璧主義といいます。
よく耳にする言葉ですね。
ちなみに今回ご紹介した方法は、完璧主義の反対で、不完璧主義。
不完璧主義の人は、ちょっとしたことで自分を褒められるし、他人を許せるし、優しくもなれる。
ストレスの少ないご機嫌な毎日を過ごせるわけです。
誰でも不完璧主義になれる
完璧主義の人が、急に明日から不完璧主義に変わることは、なかなか難しいと思います。
でも、どんな人であっても…
脳科学的には「8週間」で自分を変えることが可能です。
●事あるごとに「人間は不完璧な生き物」という事実を思いだす
●「チンパンジーと1パーセントしか違わない私たち人間が、みんな懸命にがんばっている」と、寛容な目で世の中をみる
そんなことをしばらく続けて、「できなくて当たり前」という価値観が潜在意識まで浸透したら…
だんだん温和な性格になってきて、イライラすることも少なくなり、毎日を機嫌よく生きていける。
想像以上に、気楽に生きられるようになってくると思いますよ。
☆☆☆
以上、機嫌よく生きる秘訣『不完璧主義』でした。
●こんな記事もありますよ