将来やりたいことを見つける方法
「将来、やりたい仕事がわからない…」
「興味を持てる仕事が見つからない…」
そんな悩みを抱えている方も少なくないと思います。
今回は『将来やりたいことを見つける方法』をご紹介いたします。
将来やりたいことを探す基準は?
意外かもしれませんが…
『将来やりたい仕事』を探すときに、
『今現在やりたいこと』を基準に考えると上手くいきません。
なぜなら…
『若い頃にやりたいこと』と『年をとってもやりたいこと』は全然違うからです。
≠
たとえば、
「車の運転が好きだから、トラックの運転手になりたい!」と思っても、
「トラックの運転が、年をとってからも楽しい仕事なのか?」
と、疑問が湧いてきてしまいます。
なので、
『今やりたいこと』をいくら考えても…
それが『一生、楽しく続けられる仕事』につながるとは限りません。
『やりたいこと』は年齢とともに変化していくのです。
また、
「こっちのほうが収入がいい」
「大会社だからいい」
というレベルで就職先を選んでしまったら、「やりたい仕事」には到底ありつけないでしょう。
では、何を基準に「やりたいこと」を探せばいいのでしょうか?
『気質』を基準にする
『将来やりたいこと』を探すとき、
自分の気質を基準にするのがベスト。
気質とは…
「おっとりしてるけど頑固」とか、
「音楽好きで、1人が苦手」など。
個人の性格の基礎であり、
一生 変わらないものが気質です。
自分の気質に合った仕事こそ『一生、楽しく続けられる仕事』。
自分の気質を知ることで…
『将来やりたいこと』や『自分に合った仕事』が見えてきます。
「気質に合った仕事」に就くことができれば…
「子どもが一心不乱にカブトムシを獲るとき」のような感覚で、仕事を楽しめる。
自分の持っている能力を100パーセント生かすこともできるでしょう。
自分の気質がわかる2つの方法
『自分の気質』をしっかりと把握できている人は、意外と少ないものです。
次に、自分の気質がわかる2つの方法をご紹介します。
①やりたくない事を書き出す
『やりたいこと』ではなく、『やりたくないこと』を紙に書き出してみる。
とことん書き出して、『やりたくないことリスト』を作ります。
『やりたくないこと』を明確にすることで…
自分の『気質』が浮かび上がり、
『将来やりたいこと』が見えてきます。
たとえば、
- 賑やかなのが苦手
- 立ち仕事はイヤ
- お世辞は言えない
というのがリストにあがれば…
『客商売は向かない』ということになります。
このように、
自分の気質に合わないことが分かれば、『やりたいこと』が絞り込まれていきます。
②幼少期の過ごし方を、親に聞く
幼少期に、自分がどのような過ごし方をしていたかを親に聞けば、
『自分の気質』を知ることができます。
『いつも部屋の隅で、積み木で遊んでた』
『リーダー格で、いつも仲間を引き連れてた』
というような「幼少期の情報」を、親や祖父母からいろいろと聞き出してみる。
幼少期は自由気ままで、気質に沿った行動をします。
なので、
『幼少期の行動』≒『自分がやりたいこと』
つまり、
幼少期の行動に似た仕事なら『楽しく続けられる』のです。
自分の気質が分かってきたら…
次は、書籍で『将来やりたいこと』を見つけていきます↓
職業を知ることが先決
人の生きかたや職業は、何百万通りもあります。
それらを知らなければ…
どれだけ真剣に『将来やりたいこと』を考えてみても、結論は出てきません。
まずは、「仕事」や「生きかた」を知ることが先決。
それを知るには、書籍が一番です。
たとえば、こちら。
さまざまな職業がわかりやすく収められています。
気質に合う仕事をピックアップするには、最適な一冊です。
こちらも、おすすめの一冊。
涙が出るほど素晴らしい会社が、いくつも紹介してあります。
『こんな会社で働きたい!』
『これぞ やりがいだ!』
と思わせてくれる名著。
以前僕は、この本に紹介されている会社を訪問したのですが、
もうビックリ!!
想像以上に素晴らしくて、その会社に惚れるほど。
「ここで働いている人は、さぞかし幸せなんだろうなぁ」と、うらやましく感じました。
職業や生きかたに関する書籍は、探せばいくらでも出てきます。
自分の気質が見えてきたら、本から『将来やりたいこと』を探しましょう。
まとめ
厳密にいうと…
仕事とは『作業』の連続です。
なので、
自分の気質に合わない仕事は、楽しめないし、長続きもしない。
一方、自分の気質に合っていれば…
それだけで楽しいし、一生打ち込める仕事となります。
間違った仕事選びを避けるためには『自分の気質』を知ることが とても重要。
①やりたくない事を書き出す
②幼少期の過ごし方を、親に聞く
そして、自分の気質がわかったら、次は本で職業をピックアップ。
ちょっと面倒に感じるかもしれませんが…
一生を左右するほど大切な作業ですので、ぜひ一度お試しください。
きっと、未来に希望の光が見えてくると思いますよ。
以上、『【やりたい仕事がわからない…】将来やりたいことを見つける方法』でした。