話し方をちょっと工夫するだけで、人に好かれる!
そんな便利な会話術、
「マイナス・プラス法」と「プラス・プラス法」をご紹介させていただきます。
これを知らない人は損してる。
覚えておくと、きっと役立つと思いますよ。
人に好かれる話し方
「マイナス・プラス法」と「プラス・プラス法」をご紹介する前に、
ポジティブ発言の大切さについて少し。
みなさんも、経験的に知っていると思いますが…
「めんどくさい」
「つまんない」
このような「ネガティブな言葉を連発する人」の近くにいると、なぜか疲れてしまう。
一方、
「面白いね」
「楽しかったね」
と「ポジティブな言葉が多い人」の近くにいると心地がいいし、嬉しくて心も弾みます。
このように、
単に「ポジティブな発言が多い」というだけで、人から好かれるものです。
心理学の実験でも↓
「このパソコンは使いづらい」とネガティブに語る女性の好印象度は…
3.53(11点満点中)。
一方、
「このパソコンは使いやすい」とポジティブに語ったときの女性の好印象度は…
6.75。
言葉がポジティブというだけで、
女性の好印象度が2倍近くに跳ね上がりました。
つまり…
プラス言葉なら、「その人自身」が好印象になる。
逆に、
マイナス言葉を吐くと、人から嫌われてしまう。
「坊主憎けりゃ、ケサまで憎い」というのと同じで…
「言葉悪けりゃ、人まで憎い」というわけです。
マイナス・プラス法で好感度アップ
人に好かれるためには…
「ポジティブな言葉をたくさん使う」ことが必須。
とはいっても、突然「ポジティブ人間」に変身することはできません。
そこで登場するのがマイナス・プラス法。
あらゆる発言を「ポジティブ」に変えてくれる、便利な会話術です。
やり方も、とても簡単!
『マイナス⇒プラス』の順に話すだけ
たとえば、下の例文。
どちらがポジティブに感じますか?
A.「越前ガニは、美味しいけど高いよね」
B.「越前ガニは、高いけど美味しいよね」
もちろん「B」の方がポジティブですよね。
同じことを言うにしても、
『マイナス⇒プラス』の順に話すだけで、ポジティブに聞こえるのです。
これがマイナス・プラス法。
とても簡単ですよね!
ところが、
『プラス⇒マイナス』の順で話している人って、意外と多いんです。
それでは、もったいない!
特に、評論家タイプの人は要注意。
「そのノートパソコン、機能は良いけど小さいね」みたいに『プラス⇒マイナス』で評論しがち。
これではイヤミになってしまいます。
しかし、順序を入れ替えれば…
「そのノートパソコン、小さいのに機能が良いね」
となり、相手も喜んでくれることでしょう。
このように、とても便利な『マイナス・プラス法』という会話術。
ただ、
1つだけ欠点があります。
人を褒めるときは「プラス・プラス法」がいい
人から好かれるためには…
相手を「褒める」ことが一番です。
ところが…
人を褒めるときに『マイナス・プラス法』を使うと、大失敗を招きます。
「口ベタなのに、文章は上手だね」
「いつもスッピンなのに、綺麗な肌してるね」
人を褒めるときに『マイナス・プラス法』を使うと…
なぜか、イヤミに聞こえてしまうのです。
では、どうしたら良いのか?
人を褒めるときだけは、
『プラス・プラス法』がベスト
たとえば、
髪をバッサリ切った女性に対しては…
「ロングもいいけど、ショートも似合うね」
他にも…
「スーツ姿もいいけど、ジーンズも似合うね」
「ゴルフだけじゃなくて、テニスも上手いんだね」
このように『プラス&プラス』で褒めると、 ものすごく喜んでもらえます。
「え~、2つも褒めるなんて難しくない??」
たしかにその通り!
他人の長所を見つけることは、意外と難しいものです。
そこで、いい方法があるんです。
それは…
「~も」で褒める。
「字も綺麗だね」と褒めれば、
「何でも器用にこなす」というメッセージを込めることができます。
「カチューシャも似合うね」と褒めれば、
「あらゆる髪飾りが似合う」というメッセージを込めることができます。
「~も」は、究極の『プラス・プラス法』。
覚えておくと、とても便利ですよ。
「悪口」は、最後は人に嫌われる
残念なことに…
「他人の悪口」を言うことで、人から好かれようとしている人がいます。
たしかに、誰かの悪口をいえば…
一時的な一体感があり、仲間意識が芽生えた気がします。
しかし、決して人に好かれることはありません。
先ほどもお話ししました通り、
「言葉悪けりゃ、人まで憎い」。
悪口を言えば、最終的に自分の周りから人が逃げてしまいます。
今回ご紹介しました「人に好かれる話し方」は、結果が出るまでには時間が必要かもしれません。
しかし、最後に笑うのは、
「悪口で仲間を得る人」ではなく、
「ポジティブな褒め上手」なのです。
●マイナス・プラス法でポジティブ発言を増やす
●「~も」で人を褒める
とても簡単ですので、ぜひご活用ください。
●こんな記事もありますよ●
以上、『人に好かれる話し方「マイナスプラス法」「プラスプラス法」』でした。