要注意!「人に優しく親切に」は心のバランスを崩す

心理カウンセラー・ラッキー
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今回のテーマは、「人に優しく親切に」は心のバランスを崩す

 

どういう事かというと…

「人に優しく親切に」は、世界中で『黄金律』と呼ばれています。

 

ビジネス書でも、自己啓発書でも、世界中の宗教でも、「幸せになる」のに黄金律以上の生き方はないと言っているのです。

本

 

それなのに!

世の中を見渡してみると…

お客様には笑顔で接客して、上司には気を配り、同僚にも親切にしているにもかかわらず、「ストレスでいっぱい」という人が現実にたくさんいます。

ストレス

 

むしろ、仕事をサボっている人や、自分勝手な人のほうが、幸せそうに見えるときもあります。

 

家庭でも、家族のために懸命にがんばっているにもかかわらず、「幸せな家庭生活とはほど遠い」ということもあるでしょう。

不幸な家庭生活

 

黄金律はインチキなのでしょうか?

人に優しくするのは、損する生き方なのでしょうか?

この世には神も仏もいないのでしょうか?

 

実は、そうではないんです!

 

人に優しく親切にしても、幸せになれない理由。

それは、やり方が間違っているから。

 

黄金律にも「正しいやり方」があります。

これを知らないと、「人に優しくすればするほど不幸になる」という残念なことになってしまうのです。

 

というわけで今回は…

「人に優しく親切に」の正しいやり方をお伝えさせていただきます。

 

 

人に優しくするほど不幸になる、2つの理由

人に優しく親切にしても、幸せになれない原因は2つ。

1つずつ、ご紹介させていただきます。

 

①ズルい人にも親切にしている

誰にでも優しくするのはOKですが、ズルい人にまで優しくするのはNG。

なぜなら、うまく利用されてしまうからです。

ズルい人

 

これは、最近の研究でわかったのですが、

幸福度

会社でも学校でも…

●成績や幸福度が高い人は、黄金律を実践している人

●成績や幸福度が中くらいの人は、黄金律を実践していない人。ズルい人はここに含まれます

●成績や幸福度が一番低い人は、黄金律を実践しているけど、ズルい人にまで優しいくしている人

 

ズルい人にまで優しくしていると、うまく利用されるだけでなく、周りの人からも弱虫に見られたり、都合の良い人になってしまいます。

ズルい人に対しては、毅然とした態度で望まないといけないわけです。

 

②優しくする順番が違う

2つ目の理由は、優しくする順番が違う

「人に優しく親切に」するにも、正しい順番があります。

 

どんな順番が正解かというと…

身近な人から

 

で、ここが重要なのですが…

一番身近な人とは、誰でしょうか?

 

はい、そのとおり!

「自分」

 

まずは「自分に優しく親切にする」ことが重要なのです。

 

「自分に優しく親切に」すると、自分がご機嫌になる

↓↓↓

ご機嫌になると、自然と親切心がわいてきて、人に優しくしたくなります

↓↓↓

そこで、友達や家族などの「身近な人」に優しく接する

↓↓↓

やがて、自分にも優しさが返ってくる

↓↓↓

いい人に囲まれて生活できる

いい人たち

↓↓↓

ますます幸福になる。上機嫌になる

↓↓↓

上機嫌になれば、お客様・職場・ご近所さんなどの、もう少し離れた人たちにも自然と優しくできる

職場

 

これが、「人に優しく親切に」の正しい順序。

自分の心の中心から、「ご機嫌の輪」を広げていくイメージです。

波紋

 

キャンドルサービスとおなじ要領

これを例えるなら、結婚式のキャンドルサービス。

キャンドルサービス

 

キャンドルサービスは、まず「自分のロウソク」に火をつけます。

そして、近い人から順番に、遠い人まで火を分けていく。

 

ロウソクの火は、いくら分け与えても無くならない。

むしろ、与えれば与えるほど、周りの光に照らされて、ますます自分が光り輝きます。

 

これが、黄金律の正しい順番。

最初にすべきは、「自分の心を暖める」ことなのです。

 

ご機嫌じゃないときに、人に親切にしても、ストレスになるだけですからね。

会社のストレス

優しくすればするほどツラいのです。

 

マザー・テレサは知っていた

マザー・テレサ

マザー・テレサがインドでボランティアをしていたときに…

たくさんの人たちが「私にも手伝わせてください!」と、世界中からインドに集まってきたそうです。

 

その人たちに、マザー・テレサはこう言いいました。

「家に帰って、身近な人から優しくしなさい」

 

マザー・テレサは知っていたのですね。黄金律の順番を。

 

「自分の身近なところから、幸せの輪を広げていかなければ、決して幸せにはなれないよ」

「外づらを良くするだけではダメですよ」

と、言いたかったのでしょうね。

 

自分をご機嫌にする方法

「自分に優しく親切に」といわれても、具体的には何をしたらいいのか?

いまいちピンと来ませんよね。

 

というわけで最後に、自分をご機嫌する方法を3つご紹介させていただきます。

 

1.充分な睡眠

睡眠

「なんだぁ、睡眠か」と思われた方もみえると思いますが、これが馬鹿にできないのです。

 

人は、「6時間睡眠が2週間つづくと、脳は酔っ払い状態になる」ということが判っています。

もちろん、本人は気づきませんが。

 

その状態で、月火水木金と「毎日8時間」働けますか?ということです。

猛烈なストレスですよね。

 

反対に、充分な睡眠さえできていれば、人はご機嫌でいられるもの。

睡眠時間は個人差がありますが、基本的には8時間睡眠がベストだと思います。

 

2.平日にも楽しみをもつ

「平日にも楽しみをもつ」というのは、ご機嫌に生きるための必須条件。

ストレスが溜まりやすいのは「平日」ですからね。

 

  • 美味しいものを食べる
  • ショッピング
  • おしゃれ
  • 趣味や習い事
  • 日帰り温泉

どんな事でもいいので、平日も「自分を楽しませる」ことが大切です。

 

3.感謝を増やす

ご機嫌になるには、「感謝を増やす」のが一番の近道。

ただし、1つ注意点があります。

 

感謝といえば、「ありがとう」と思ってしまいますが、実はそうではありません。

「ありがとう」は、厳密にいうと「お礼」です。

 

本当の感謝とは…

「ありがたい」「おかげさま」という気持ち。心の底から湧き上がってくるものです。

 

たとえば、イカリングを見たときに…

イカリング

「このイカも、真冬の夜の海で、がんばってくれてる漁師さんがいるから食べられるんだよな。ありがたいなぁ」

イカ釣り船

 

Amazonで注文したものが翌日に届いたら…

宅配

「自分が寝てるあいだも、夜通しでトラックを運転して、運んできてくれたんだな。おかげで助かるなぁ」

トラック

 

いつもの食事でも、目の前に運ばれてくるまでの手かずや、農家さんの笑顔を想像すると、感謝の気持ちはいくらでも湧いてくるはずです。

食事

 

このように感謝を増やしていくと、体内に「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。

 

オキシトシンは、自分がご機嫌になるだけでなく、人に親切にしたくなるホルモン。

今回のテーマにピッタリですよね。

 

感謝は、いくらやっても、し過ぎることはないし、とても心地のいいものです。

ほんと、おすすめですよ。

 

まとめ

長い文章になってしまいましたので、簡単にまとめておきます。

やみくもに「人に優しく親切に」しても、ストレスが溜まるだけ。

 

黄金律には、2つのルールがあります。

①ズルい人にまで親切にしない

②まずは「自分に優しく親切に」

自分をご機嫌にして、身近なところから「幸せの輪」を広げていくイメージです。

 

自分をご機嫌にするには、具体的にどうしたらいいのか?

1.充分な睡眠
2.平日も楽しむ
3.感謝を増やす

 

天の神様が何を望んでいるのかというと、「いい人が幸せになる」ことです。

だから、「人に優しく親切にする人が一番幸せになる」という黄金律のシステムをつくったのだと思います。

 

ですのでね、みなさまもぜひ、「正しいやり方」で人に優しく親切にして、神様の望みどおりに、最高の幸せをゲットしてくださいね。

 

 

☆☆☆

以上、要注意!「人に優しく親切に」は心のバランスを崩すでした。

 

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著者:心理カウンセラー・ラッキー

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