旦那が気づいていない意外な離婚原因
「妻が突然、離婚届を突きつけてきた!」
そんな離婚が増加しています。
旦那にとっては、寝耳に水。
「まさか自分が、妻から嫌われていたなんて!」と嘆いても、あとの祭りです。
今回の記事は、ぜひ旦那さまに読んで頂きたい。
『旦那が気づいていない意外な離婚原因』についてお話させていただきます。
妻が嫌がることとは?
妻に嫌われる理由として思い浮かぶのは…
『浮気』『暴力』『だらしない』『話を聞かない』などなど。
このように、夫自身も気づいてることなら、わかりやすいのですが…
『知らぬまに妻に嫌われる』というのは、とても厄介。
知らぬ間に、妻に嫌われるのは…
ほとんどの場合、ただ1つの意外な原因があります。
それは…
夫婦間の上下関係
『旦那が上で、妻が下』
『妻は、夫を支える役目』
という風に、なんとなく思っていると…
その気持ちが、態度やモノの言い方に出てしまいます。
女性は、そういう上下関係を、すごく嫌がります。
昔から、女性は「上からモノを言う人」が嫌い
「そんなことない!日本は昔から、妻が夫を支えて上手くやってきたぞ」
という、お父様の声が聞こえてきそうですが…
実はそれ、
奥様たちが我慢してきただけなんですね。
それを証拠に、
女性が自立しやすくなった21世紀は、どんどん離婚が増加しています。
熟年離婚の増加も同じこと。
また、江戸~明治時代も、
農業が中心だったため、女性が経済的に自立しやすかった。
だから、離婚率が現代の2倍と猛烈に高かったのです。
しかし、大正~昭和の妻たちは、
自立できる環境がなかったから、我慢せざるをえなかった。
女性が自立できない環境下では…
『妻が、夫を支える』という関係を仕方なく受け入れていたのです。
ちなみに、
上下関係を重んじる武士階級の夫婦にいたっては、現代の5倍という、とんでもない離婚率でした。
家庭で威張る男は、昔から嫌われていたのです。
男性と女性の違い
女性とは反対に…
男性は『上下関係があったほうが安心する』という特徴があります。
初対面でも、まず上下関係を確認します。
「山田君、何歳?」
「28です」
「何月生まれ?」
「2月です」
「じゃあ学年でいうと、僕より3つ下だね」
友達関係でさえ、なんとなく上下関係を作ってしまうものです。
一方女性は、上下関係を嫌います。
『仁美が上で、花子が下』というような関係は成り立ちません。
女性は『上下』より『横』でつながっていたい。
だから、夫婦関係も「上下」ではイヤなんです。
『横のつながり』がいい!
つまり…
『夫婦、仲良くしたい』のです。
もっというと、
ラブラブしたいのです。
この「男と女の違い」を認識していない旦那様が、奥様に嫌われてしまうのです。
上から目線が、離婚につながる
『旦那が上で、妻が下』という気持ちが、心のどこかにあると…
その気持ちは、言葉の端々に出てきてしまいます。
「手伝ったろか?」
「運転してやろうか?」
女性は感性が鋭いので、こういったモノの言い方にムカッとします。
もしも、皿洗いを手伝うのなら…
「手伝ったろか?」と言うのではなく、
そっと横に立って手伝ったほうがいい。
もしも、車を運転するのなら…
「運転してやろか?」じゃなくて、
「運転したい」でいいのです。
そして、妻が助手席で寝てしまっても…
「俺が運転してるのに寝るなよ!」ではなくて、
「安全運転するから安心して寝てなよ」。
それから、食事を決めるとき…
「…でいい」を使ってませんか?
「カレーでいい」
「鍋でいい」
「…でいい」は料理を作る奥さんに対して、とても失礼。
ぜひ「…がいい」を使ってください。
「カレーがいい」
「鍋がいい」
一文字違うだけで、印象がまったく違ってきます。
このような、ちょっとしたこと。
それが、長年のうちに大きな差になります。
微差が積み重なり、やがて「離婚原因」へと発展してしまうのです。
まとめ
男性は、上下関係が好き。
これは、会社や組織になじみやすいという、長所です。
しかし、上下関係を夫婦間にまで持ち込んではいけません。
女性は『夫を支える役目』ではなく『仲良く』したいのです。
考えてみれば、当然のことですよね。
奥様に愛想を尽かれてしまったら、もう手の打ちようがありません。
そうなる前に、夫婦間の上下関係は捨ててしまったほうが賢明です。
それから言葉遣いにも、ちょとだけ気を配りましょう。
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以上、『【まさか自分が嫌われてたなんて…】旦那が気づいていない離婚原因』でした。