



人生の質は、メンタルで決まる!
そう言っても過言ではありません。
仕事も恋愛も人間関係も、うまくいっている人は、たいていメンタルが強い人です。
いつもご機嫌な人も、メンタルが強い人です。

一方、メンタルが弱い人は…
・すぐに不安になる
・人の目が気になる
・自分に自信が持てない
など、常に生きづらさを感じている。

では、メンタルの強い人は、なぜメンタルが強いのか?
実は、メンタルの強い人は…
無意識に「あること」をやっているんです。
その「あること」とは、いったい何なのか?
これが今回の本題。
というわけで今回は、メンタル強めになる秘訣を厳選して3つご紹介させていただきます。
3つとも簡単なことばかりですが、
これらを実践することで、今よりもっとご機嫌で、自信に満ちた自分に出会えると思いますよ。
メンタル強めになる秘訣①
メンタル強めになる秘訣、その1つ目はこちら↓
大きな声で話す
声の大きさが「メンタルの強さ」を決める
・メンタルが弱い人は、声が小さめ
・メンタルが強い人は、声が大きめ
これは、経験的に分かりますよね。
では、なぜ、メンタルが強い人は、声が大きいのか?
「そんなの当然でしょう!メンタルが強ければ、自然と声が大きくなるでしょう」

と思ってしまいますが、ちょっと違います。
真実は、その逆。
声が大きいから、メンタルが強くなるんです。
声が小さいと、自信をなくす
ぼく自身の話ですが、某コンビニエンスストアでのことです。

ラッキー:「からあげクンのレギュラー、1つください」
店員:「はあ~?なにっ!」
ラッキー:「からあげクンのレギュラー、1つ」
店員:「ひとつ?」

僕の声が小さかったのだと思いますが、驚くほど無愛想な接客を受けました。
ムカッ!としました。

それから数日後…。
同じコンビニに行ったら、あのときの店員さんがレジに。

これはリベンジのチャンスだと思い…
かなりデカい声で「からあげクンのレギュラー、1つください」。
店員:「あっ、はい!お待ちください」
と、普通に丁寧な接客をしてくれました。

で、何が言いたいのか?というと…
・声が小さいと、雑く扱われがち
・声が大きいと、丁寧に扱われやすい
ということです。
これは、ローソンだけでなく、職場でも同じ。
大きな声で「おはようございます!」と挨拶する人は、「気持ちいい人だ。素敵な人だ」と思われたりします。

逆に、ボソッと「おはようございます」と言う人は、「暗い人だな。一緒に仕事をしたくないな」と思われたりします。

職場には、意地悪な人が一人や二人はいるものですが…
そういう人がターゲットにするのも、たいてい「声の小さい人」です。

取引先の人と話すときでも…
声が大きい人は、信頼されます。

ボソボソ話す人は、「この人に仕事を任せて大丈夫か?」と思われます。

友達との会話でも…
大きな声で話す人は、最後まで話を聞いてもらえます。

逆に、声が小さいと、聞く側も疲れてしまいます。

恋愛でも…
声が小さいというだけで、「この人は付き合う価値がないな」と判断されがちです。

このように、声が小さいと、ダメな人だと思われたり、雑く扱われたり。
その結果、自信を失い、メンタルが弱くなる。
反対に、声の大きい人は、相手から受け入れられたり、丁寧に扱われたり。
その結果、自信が高まり、メンタルが強くなる。
これだけではありません。
大きな声を出すと、呼吸が深くなるし、ストレス発散にもなる。
その結果、自律神経が整い、メンタルが安定します。

さらに、もう一つ。
「人前で大きな声を出す」こと自体が自信を高めます。
カラオケの1曲目は緊張するけど、3曲目には緊張が消えて楽しくなってきますよね。

それと同じ。
大きな声で話すことが、自信を高めるいい訓練になるんです。

いろいろご紹介しましたが、
「大きな声」が先で、「メンタルの強さ」は後、ということをお分かりいただけたのではないでしょうか。
大きな声で話すコツ
ちなみに、大きな声で話すコツは、簡単です。
声を2倍飛ばす
相手が1メートル先にいるなら、2メートル先まで声を飛ばすイメージ。

居酒屋の店員さんが5メートル先にいるなら、10メートル先まで声を飛ばすイメージ。

これだけで、ちょうどいい大きな声が出ます。
「声が小さいまんま、メンタルだけを強くする」というのは基本的に不可能ですからね。
メンタル弱めの方は、まずは「大きな声」からはじめるのが一番だと思いますよ。

メンタル強めになる秘訣②
メンタル強めになる秘訣の2つ目は、こちら↓
「本来無一物(ほんらいむいちもつ)」の気持ちを忘れない
「本来無一物って、なんじゃらほい?」ということですが、だんだん分かってきますので、少々お付き合いください。
メンタルが弱くなる原因
・メンタルが弱い人は、悩みが多い
これも、経験的に分かりますよね。
たとえば、
・上司のちょっとした指摘で、深く落ち込む
・LINEの返信が来ないと、「嫌われたかも」と不安になる
など、悩みが多いのが、メンタルが弱い人の特徴。
では、そもそも「悩み」とは、何なのか?
簡単そうで難しい質問ですが…
悩みとは、「何かを失いたくない」という気持ちです。
仕事・恋人・友だち・信用・プライド・地位・評判・容姿・愛情・今の生活…。
これら、何かを失いたくない気持ちが、悩みの原因であり、その名を「執着」といいます。

で、ここが大切なポイントですが…
執着が強いほど、メンタルは弱くなるんです。
先ほどの「上司の指摘」の話でいえば、
仕事や信用を失いたくない気持ちが強いから、深く落ちこむ。

「LINEの返信」の話でいえば、
友達や評判を失いたくない気持ちが強いから、大きな不安に取りつかれる。

このように、執着が強いほど、心は敏感になり、メンタルが弱くなる。
言われてみれば、「確かにそうだ!」という話ですよね。

執着を弱めるには
では、執着を弱めるには、どうしたらいいのか?
それがタイトルの…
「本来無一物の気持ちを忘れない」ことです。
本来無一物は、禅の言葉ですが、

「人間は、何も持たずに生まれてきて、最後は何も持たずに天国へと旅立つ。
何も持っていないのが、人間のデフォルト(普通)だよ」
という教えです。
「なんだか、当たり前のことを言ってるな」と思ってしまいますが、
このことが頭に入っていると、メンタルは全然違ってくるんです。

たとえ失っても、元に戻っただけ
これまた、僕自身の話で恐縮ですが、先日知人にこんなことを言われました。
「動画の視聴回数が減ってるみたいだけど、ダメになったらどうするの?」

ダメになったっていいんです!
元に戻っただけだから。

7年前の僕は、視聴回数どころか、YouTubeすらやっていませんでした。
それでも、笑顔で生きていました。
その状態に戻るだけ。
収入は減ってしまいますが、また新たな収入源を見つければいいだけ。
もちろん、そのための準備はしているし、それがまた楽しい!
このように、「人間は本来無一物」と思っていれば…
「何かを失っても、元に戻っただけ。欲しければ、もう一度ゲットすればいいだけ」。

このように考えられると、何かを失う怖れ(執着)も消えていくんです。
たとえば、友達に嫌われて、失ってしまったとしても…

それは元に戻っただけ。
また、新しい友達を作ればいいだけ。

「この会社は合わない」と辞めてしまっても…

それは元に戻っただけ。
また、新しい職場を探せばいいだけ。

このように考えられるから、無駄に怖れなくなり、強気でいられる。

つまり、メンタルが強くなるんです。
執着は、錯覚
人間は、もともと無一物ですが、大人になるにつれて、さまざまなモノをゲットします。

そして、「これらを失えば、大変なことになる!」という錯覚を覚える。
この錯覚こそが、執着です。

執着を手放す方法は、お伝えしました通り、「本来無一物の気持ちを忘れない」こと。
「たとえ失っても、元に戻るだけだ」

そう思えれば、無駄に不安になることも、無駄に気を使うこともなくなり、人生が劇的に楽になると思いますよ。
メンタル強めになる秘訣③
メンタル強めになる秘訣の3つ目は、こちら↓
所作を整える
所作とは、「立ち振る舞い」のことですが…
心と所作には、密接な関係があります。
心が乱れると、動作が荒っぽくなったり、姿勢が崩れたり、所作が乱れます。

その逆もまたしかりで…
所作を整えると、心も整う。
そして、この考え方を実践しているのが、禅のお坊さんです。

800年続く、メンタルの奥義
禅のお坊さんは、みなさんメンタル強めです。
腹が座り、地に足がついています。

なぜ、メンタルが強いのか?というと、一番の理由は これ。
所作を大切にしているから。
食事をするときも、掃除をするときも、お経を読むときも、常に所作を大切にする。

姿勢を正し、「そっと丁寧」に行動する。
このように、所作が整うと、呼吸が整う。
呼吸が整うと、心が整う。
これを、「調身、調息、調心」といいますが、これこそが800年続くメンタルの奥義。

だから、お坊さんは、どっしりと落ち着いていて、動じない強さがある。
たとえ、イヤミやマウンティングをされたとしても、「はぁ、それは良かったですね」と、さらりと受け流せる。

そんな強い心を持てるんです。
いつもの行動を、少しだけ丁寧に行う
「所作を整える」と言っても、特別なことをする必要はありません。
ドアをそっと閉める。

背筋を伸ばして、スマートに歩く。

脱いだ靴を、そっとそろえる。

お茶も、ゆっくり丁寧にいれる。

スマホを置くときも、そっとまっすぐに置く。

など、いつもの行動を、少しだけ丁寧に行う、というだけです。
試しに、この動画を見終わった後、ほんの少しの時間でいいので、所作を整えてみてください。
「落ち着いた心」と「静かな自信」が湧いてくるのを感じられるはずです。

ちなみにですが、イチローのバッティング前のルーティンや、ラグビーの五郎丸さんのルーティンも、結局は「所作」です。

きっと、一流のアスリートは、「調身⇒調息⇒調心(腹がすわる)」という人間のメカニズムを、経験的に知っているのでしょうね。
まとめ
「人生の質は、メンタルで決まる」ということで、
今回ご紹介しました、メンタル強めになる秘訣は この3つ。
①大きな声で話す
②本来無一物の気持ちを忘れない
③所作を整える
3つとも簡単にできて、しかもタダです。
メンタルが強くなって、損をすることは1つもありませんからね。
ぜひ、これらを生活に取り入れて、今よりもっと楽しくて、お気楽な毎日をゲットしてくださいね!
以上、【もう、ビクビクしない!】“メンタル強め”になる秘訣でした。
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