度胸がない…
気が小さい…
人前でオドオドしてしまう…
もちろん「告白」なんて絶対にムリ!
だから、人生を楽しめない。
そんな悩みをお持ちの方へ…
今回は『度胸をつける方法』をご紹介いたします。
度胸をつけるために必要な心構え
「高校に入ったら、彼女をつくって青春を謳歌するはずだったのに…」
「社会にでたら積極的な人間になって、人生を楽しむはずだったのに…」
けっきょく何も変わらぬまま…。
そして、今ではあきらめムード。
そんな「変われない人」の共通点とは、何でしょうか?
なぜ、あきらめてしまうのでしょうか?
それは…
心の奥底に「変化に対する恐怖」があるからです。
「最近あいつ変じゃない?」
「あの子 ちょっとムリしてない?」
「キャラと違うよね~」
と、周りの人から思われることへの「恐怖心」が心のどこかにあるはずです。
「他人の変化」を嫌うこの国だから、そんな陰口を叩く人が必ずいる。
「変わろう!」とがんばる人に罪悪感を植え付けてくる。
悪いことではないのに、なぜか悪い気にさせられる。
それらは、たしかに「恐怖」かもしれません。
しかし、
それでも、あなたは変わらなければならない!
自分を変えることに、遠慮はいりません。
自分の人生を楽しむために。
人生を無駄に終わらせないために。
大切なのは「他人の目」ではなく「自分の人生」です。
そのために、まずは…
絶対に変わるんだ!という強い意志を持つこと。
その心構えが「自分を変える」ことへの第一歩。
心構えができたら、次の「度胸をつける方法」を実践してきましょう。
きっと、あなたは変われるはずです。
度胸をつけるベストな方法とは?
ぼく自身、以前は「度胸のない人間」でした。
告白はおろか、女の子と話すこともできない。
人に道を尋ねることすらできないほどの小心者でした。
それでいろんな本を読み、自分自身で試してみたんです。
いろんな方法がありました。
- 筋肉をつける
- ブランド物を身につける
- 人気の車に乗る
- キョロキョロしない
でも、
このような小手先のテクニックでは「本当の度胸」は身につきませんでした。
やめたら終わり。
その場限りなんです。
そして、最終的に行きついた「ベストな方法」は…
とても単純な方法でした。
度胸をつけるベストな方法
度胸をつけるベストな方法、
それは…
徐々に慣らしていく
人との対話で、少しずつレベルアップしていく
という単純な方法です。
たとえば…
知らない人に「こんにちは!」と言ってみる。最初は相手に聞こえなくてもOK
↓↓↓
それに慣れてきたら、次は、相手に聞こえるように「こんにちは!」と言ってみる
↓↓↓
次は、相手の目を見て言ってみる
↓↓↓
笑顔で、声を張って言ってみる
↓↓↓
今度は、異性にも声をかけてみる
といった具合。
一歩一歩階段を上るように、
「成功体験」を積み上げレベルアップしていくことが、度胸をつける一番の近道だったのです。
なぜ「徐々に慣らす」必要があるのか?
なぜ、徐々に慣らす必要があるのかというと…
一気に難しいことに挑戦すると「自信を失う」からです。
泳げない人が、いきなりバタフライに挑戦しても溺れるだけ。
度胸がつくはずありません。
オリンピック選手だって、
最初はバタ足から始めて10級⇒9級⇒8級とレベルを上げていったのです。
たとえば、あなたが…
●飲食店で、静かに「ごちそうさま」と言えたら10級
●店員に聞こえるように「ごちそうさま!」と言えたら9級
●目を見て言えたら8級
●「ごちそうさま!美味しかったですよ」と言えたら7級
●「美味しかったですよ!また来ますね」と言えたら6級
……
そして、
1人で初めての寿司屋のカウンターに座れたら
1級
隣の女性に話しかければ初段です。
これを「初段」から始めようとするから勇気が出ない。
ますます「度胸を失っていく」わけです。
肝心なのは、1歩ずつレベルアップしていくということ。
これを「スモールステップ」といいます。
度胸がつくまでの期間は?
「そんなことしていたら、度胸がつくまでに何年かかるんだよ!」
と焦る気持ちもあると思いますが…
安心してください!
個人差もありますが…
1週間で小さな成長を感じることができる。
成長を感じたら、努力が楽しくなって上達が加速します。
そして3ヵ月もすれば「大きな気持ちの変化」に気づくはずです。
「絶対に変わるんだ!」という意志が強ければ強いほど、期間は短くなるでしょう。
生活すべてが練習の場!
『練習量』と『実力』は比例します。
なので、
「ちょっと勇気がいること」を生活の中に探して、果敢に挑戦していく。
先ほど述べました、
「人とのあいさつ」
「感謝の言葉」
は、もちろんのこと…
●電車で、積極的に席を譲る
●人に道を尋ねる
●店員さんに商品の場所を尋ねる
●老人に親切にする
●落ちてる空き缶を拾って、ゴミ箱にいれる
●高級ブティックに入ってみる
●レストランでは隅に座らない
●知らない人に話しかける
●トイレ掃除のおばさんに「いつもありがとう」と言う
などなど、
度胸をつける練習台はいくらでも見つかります。
そして、それに慣れてきたら…
●合コンに参加してみる
●高級料理店に1人で入ってみる
●電車で怖そうなお兄さんの横に座る
●一人旅をしてみる
ということにも挑戦していく。
このように、勇気を出して小さな成功体験を積み上げることが大切。
「今日は3個の成功体験をしたぞ!」と数えてみるのも良いかもしれませんね。
「迷い」が一番の敵
度胸の一番の敵は…
「迷い」です。
電車で「席を譲ろうかな~、どうしようかな~」と迷う。
そして結局、席を譲らなかった。
そんな経験、ありますよね。
人は迷ったときに、たいてい「やらないほう」を選択してしまいます。
迷っていると、5秒ぐらいで「ま、いっか」の気持ちが湧いてきてしまうからです。
大切なのは…
3秒以内に行動に移す「思いきり」。
それが「勇気ある行動」をする秘訣。
勇気とは…
「ある」ものではなく、
瞬間的に「出す」もの。
プールの飛び込みとおなじ要領です。
人間は「慣れ」の動物
人間って不思議なもので、どんなことでも慣れてしまいます。
たとえば、高校の入学式を思い出してください。
周りは知らない人ばかりで「校門をくぐる」ことも緊張したはず。
でも、1週間後はどうでしょう?
「校門をくぐる」のに緊張する生徒は1人もいないはずです。
幼い頃、自転車の補助輪をはずしたときのことを思い出してください。
体はガチガチで、手の平に汗をかいていたはず。
ところが、今はどうでしょう?
これっぽっちも緊張しないですよね。
人間は「慣れ」の動物。
大抵のことは、7回繰り返せばすっかり慣れてしまいます。
21回繰り返せば、習慣になります。
今は「度胸がない」と嘆いていても…
いったん度胸がついてしまえば、それが「普通」になってしまうのです。
今は10人の前で話ができなくても…
段階を踏んでレベルアップしていけば、やがて1000人の前でも話ができるはずです。
どんな人だって、生まれながらにして「度胸のタネ」を持っています。
「度胸のある・なし」は、
単に「そのタネを育てたか、育てていないか」の違い。
「度胸のタネの育て方」を知ったあなたは、あとは実践するだけです。
度胸のタネが成長するときって、とても楽しいものですよ!
ぜひ「成長の楽しさ」を味わいながら、頑張ってみてくださいね。
楽しいことは、上達も早いですから!
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以上、『度胸をつける方法』でした。