この記事でお伝えしたいこと
- 人生を後悔する4つのこと
- 後悔しない人生のつくり方
最高の人生とは、なにか?
それは、亡くなるまえに後悔しない人生。
「思い残すことはない」「いい人生だった!」と言えるのが、最高の人生。
これは、万人に共通です。
「いやいや、私は後悔しながら旅立ちたいんです」という人は、一人もいないと思います。
では、後悔しない人生を送るにはどうしたらいいのか?
いい方法があるんです!
それは…
後悔しながらこの世を去った人の、反対の行動をする
人が何に後悔するかは、本に書いてあります。
たとえば、「死ぬ瞬間の5つの後悔」や「後悔しない生き方」など。
いろんな本がありますが、それらを読むと、後悔にはパターンがあるんです。
ざっくり分けると、たったの4種類。
この「4種類の後悔」がわかれば、その反対の行動をとればいい。
すると、悔いのない最高の人生を送ることができるというわけです。
というわけで今回は、「人生を後悔する4つのこと」をお伝えさせていただきます。
人生を後悔する4つのこと
「人生を後悔する4つのこと」は、こちら↓
①働きすぎた
②愛や感謝を伝えなかった
③感謝のない生活を送ってしまった
④人の目を気にしすぎた
これだけではピンとこないと思いますので、もう少し具体的に、1つずつご紹介させていただきますね。
人生の後悔① 働きすぎた
これは、「働きすぎたがために、大切なものを大切にできなかった」という後悔。
いわゆる、ワークライフバランスです。
たとえば、こんなものがあります↓
退職したとたんに、孤独になった
地位や肩書があったから、ちやほやされていただけだった
誰からも愛されていなかった
愛してくれていたのは家族だけなのに、その家族にさみしい思いをさせてしまった
身を粉にして働いた結果がこれでは、ホントさみしいですよね。
「家族との時間」をもっと大切にしたほうがいい、ということですね。
それから、こんなのもあります↓
大きな家・いい車・贅沢な暮らしなど、物質的な成功にウエイトを置きすぎた
人生で大切なのは、物質的な豊かさではなく経験だった
「お金をたくさん稼げば幸せになれる」というのは大きな間違いで…
ポジティブ心理学でも、「物ではなく、経験によって幸福度が上がる」と言われています。
「いっぱい稼いで贅沢な暮らしをする」というのも1つの経験で、それはもちろん良いことですけどね。
家族や友達とワイワイやる時間、それから旅行や趣味・レジャーなどを、ないがしろにしてまで働かない方がいいということですね。
あとは、こんな後悔もあります↓
幸せはあとから手に入れればいいと思っていた
働きすぎて後悔するなんて、最後の最後までわからなかった
「苦労のあとに幸せがやってくる」という考え方ですね。
高校に入ったら、いい大学に入るために、プライベートを犠牲にしてまでがんばって…
大学に入ったら、いい会社に入るために、プライベートを犠牲にしてまでがんばって…
会社に入ったら、将来のため・老後のために、プライベートを犠牲にしてまでがんばって…
いざ退職したら、「何をしたらいいのか分からなくなってしまった」というパターン。
人生には「今しかできないこと」「若いうちにしかできないこと」がたくさんありますからね。
それを、やり残さないことが大事ということですね。
人生の後悔② 愛や感謝を伝えなかった
2つ目の後悔は、「愛や感謝を伝えなかった」。
これは単純なことで…
「自分の親や家族・恩人などに、愛や感謝を伝える勇気をもてなかった」ということ。
身近な人に「愛してる」「感謝してる」と伝えるのは、なかなか難しいことですが…
愛や感謝を伝えないままお別れを迎えると、強い罪悪感に襲われるそうです。
「なんで一言、愛してると言わなかったんだろう」
「かあちゃん感謝してるよと、電話すればよかった」
と、いつまでも引きずるそうです。
そんな後悔を残さないためにも、ときには勇気をふりしぼって、愛や感謝の言葉を伝えることが大切なのでしょうね。
人生の後悔③ 感謝のない生活を送ってしまった
3つ目の後悔は、「感謝のない生活を送ってしまった」。
これを言い換えると…
「毎日の暮らしの中に、素晴らしいことがたくさんあるのを忘れていた」ということ。
目が見え、耳が聞こえ、家があり、家族や友だちがいること。
電車は時間どおりに来るし、スーパーへいけば何でもそろう。
そして鳥が歌い、花が咲き、歌があり、愛がある。
こんなに素晴らしいものに囲まれていたのに、欠点ばかりに目を向けて、愚痴・不満・文句を口にしていた。
「ありがたい、ありがたい」という感謝の気持があれば、もっと幸せになれたのに!という後悔です。
人間の脳は、長所よりも短所に目を向ける性質がありますからね。
「世の中がどんなに便利になっても、幸福度はほとんど上がらない」ということが研究でもわかっています。
ですので、ちょっと努力して、長所に目を向ける癖をつける。
「ありがたい、ありがたい」という言葉を口癖にすれば、このような後悔はしなくてすむと思いますよ。
人生の後悔④ 人の目を気にしすぎた
最後の4つ目は、「人の目を気にしすぎた」。
実は、ここが今回のメイン。
というのは、人生の後悔の半分くらいは、これ。
「人の目を気にしすぎた」とか、「自分らしく生きられなかった」とか…。
なかでも多いのが、こちら↓
世間の目を気にして、本当の幸せをつかめなかった。
一度きりの人生を台無しにしてしまった、ということですね。
あとは、こちら↓
「本当は料理人になりたかったのに、親や先生の期待を裏切れなくて、薬剤師になった」みたいな後悔。
人生というのは、仕事中心で回っているところがありますからね。
仕事が味気ないのなら、当然人生も味気なくなってしまう。
お金のためだけに働くことになってしまいます。
それから、親や先生はアドバイスはするけど、「人生の責任」はとってくれませんからね。
自分の人生を「自分で決める覚悟」も必要なのかもしれませんね。
それから、こちら↓
当たり障りのないことだけ言っておけば、人間関係のトラブルは避けられます。
ですが、それだと表面的な人間関係になってしまう。
信頼できる友人や人間関係ができず、さみしい人生になってしまうというわけです。
これとは反対に…
自分の本心を語ると、それを嫌う人もでてくるけど、「あなたの そういうところが好き」という人もかならず現れます。
悪いことをしていないのであれば…
胸を張って、堂々と本音を語ったほうがいいということですね。
こんなのもあります↓
- 好きなら、好きと言う
- イヤなら、イヤと言う
- さみしいなら、さみしいと言う
- 悲しいなら、悲しいと言う
- 助けてほしいときは、助けてと言う
そんな当たり前のことが出来なかった。
プライドが邪魔をして、「偽物の自分」でずっと生きてきたという後悔です。
ときには子どものような気持ちになって、素直に感情を表現することも大切なのかもしれませんね。
最後はこれ↓
これ、どういうことかと言うと…
たとえば、幼い子供を亡くしたお母さんや、障害児をもつ親などの、「自分だけ幸せになってはいけない」という罪悪感。
この罪悪感があると、地味で暗~い灰色の人生になってしまう。
でもね、歳をとると気づくそうです。
「天国の子どもが望んでいたことは、私が暗く生きることではなく、幸せに生きることだったんだ」と。
それで、後悔の念が湧いてくるというわけです。
後悔のない人生にする「4つの行動」
ここまでで、「4つの後悔」をすべてご紹介しました。
それを踏まえて…
私たちはどう生きれば、人生を後悔しないのか?
理想の人生に近づくことができるのか?を最後にまとめておきます。
①働きすぎた
ここから得られる教訓は、家族や友達との時間を充実させよう!
人生を、巻き戻すことはできませんからね。
今しかできないことは、今のうちにやっておこうということですね。
②愛や感謝を伝えなかった
ここから得られる教訓は、家族や恩人が生きているうちに、愛や感謝を伝えておこう!
③感謝のない生活を送ってしまった
ここから得られる教訓は、暮らしの中にある「素晴らしいこと」をたくさん見つけよう!
「ありがたい、ありがたい」という気持ちで生活する。
それが一番簡単だと思いますよ。
④人の目を気にしすぎた
ここから得られる教訓は、自分の気持ちに従って生きる勇気をもとう!
「他人の目」や「周囲の期待」、それから「世間の常識」など…
そういうものを自分の人生のモノサシにしていたら、絶対に望みどおりの人生は手に入りませんからね。
自分の正直な気持ちをモノサシにして生きていくことが大事、ということですね。
まとめ
江戸時代とは違って、現代のわたしたちには、自分の人生を自分で決める自由があります。
働くのも自由・会社をやめるのも自由、明るく生きるのも自由・暗く生きるのも自由…。
ほとんどすべてを自分の自由にできますが…
「自由」にはかならず「責任」がついてまわります。
つまり、自分の人生の責任は、自分でとるしかない。
人生は、自分で組み立てていくしかないということ。
そのための道しるべとして、今回の内容が少しは役立つと思います。
また、最初にご紹介しました2冊の本も、おすすめです。
「死ぬ瞬間の5つの後悔」は、ちょっと分厚い本ですが…
人の目を気にしがちな方、素の自分で生きられないという方におすすめ。
「世間の目」や「他人の評価」に振りまわされることが、いかに馬鹿らしいことなのかを、しみじみと実感できます。
死ぬ瞬間の5つの後悔(ブロニー ウェア著)(Amazon)
「後悔しない生き方」の方は、人生を後悔しない30の方法が具体的に書いてあります。
こちらはページ数も少なく、気楽に読める本です。
後悔しない生き方(マーク・マチニック著)(Amazon)
後悔しない人生をはじめるのにベストな時期は、「今」ですからね。
まずは、自分の人生を見直すことから始めてみる。
「人生でやり残したくないことは何か?」とね、自分に尋ねてみる。
これは、とても有意義な時間になると思いますよ。
☆☆☆
以上、後悔しない人生のつくり方でした。
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