人付き合いが上手くなるコツ
「人付き合いが苦手で…」
「だからコミュニケーション能力を磨きたい！」
いざ、そう思っても…
コミュニケーション能力を磨くには
会話方法・声のトーン・ゼスチャー・表情・ラポール・文章力などなど、学ぶことが多すぎて困ってしまいます。
でも、身の回りを見てみると…
『なぜか、人付き合いの上手い人』っていますよね。
その人たちはコミュニケーション能力について、しっかりと勉強したのでしょうか？
もちろん、違います。
良い人間関係を築ける人には、ある共通点があります。
それを知ることで、今よりずっと人付き合いが上手くいくはず。
今回は『人付き合いが上手くなるたった1つのコツ』についてお話させていただきます。
コミュニケーション能力診断テスト
突然ですが『コミュニケーション能力診断テスト』を用意しました。
下の問いに答えて、
あなたがA・B・C、どれに当てはまるのか診断してみてください。
問題は１問だけです。
【問】
食事後に友人が言いました。
「今日は 僕がおごるよ」
そんなとき、あなたはどうしますか？
A「うれしい！ありがとう」
B「ダメダメ！割り勘にしよう」
C「ありがとう！次回は僕がおごるね」
人付き合いが上手いのは、どのタイプ？
A「うれしい！ありがとう」を選んだ人は…
素直に受け取るタイプ
他人の好意を、素直に受け取ることのできる人です。
その喜ぶ姿は、相手にとって、とても気持ち良いもの。
しかし、受け取ること専門では「図々しい人」になってしまいます。
B「ダメダメ！割り勘にしよう」を選んだ人は…
律儀なタイプ
日本人にとても多く、真面目で誠実な人です。
しかし、その誠実さがアダとなり『借りを作る』ことにストレスを感じてしまう。
その結果、相手の好意を素直に受け取れず、人とのつながりを希薄にしてしまう傾向があります。
C「ありがとう！次回は僕がおごるね」を選んだ人は…
持ちつ持たれつタイプ
『他人の好意』に喜びを感じ、『与えること』にも喜びを感じる人です。
このタイプの人は、とてもコミュニケーション能力が高く、良好な人間関係を築ける人です。
人付き合いが上手いのは、
C＞A＞B
の順になります。
『持ちつ持たれつ』が一番のコツ
コミュニケーション能力の高い人は
Cの『持ちつ持たれつタイプ』。
心の通ったいい人間関係を築くためには、『持ちつ持たれつ』という心構えがとても大切です。
Aの『素直に受け取るタイプ』なら…
『与えること』と『受け取ること』のバランスが必要です。
Bの『律儀なタイプ』なら…
もう少し、自分に甘くなった方がいい。
最初は胸が痛むかもしれませんが…
豊かな人間関係を築くために『与えること』と『受け取ること』を楽しむことが必要です。
人付き合いが上手くなる具体的な方法
『与える』『受け取る』とはいっても…
食事代やお土産などの『お金や物』に限った話ではありません。
労力やまごころも「持ちつ持たれつ」が大切です。
もしも 職場の同僚が、頭を抱えていたら…
「手があいてるから手伝うよ」と缶コーヒーを手渡す。
友達が失恋したのなら…
「その気持ちわかるよ…」と声をかけ、ゆっくり話を聞いてあげる。
上下関係でも同じです。
もしも、上司や先輩にご馳走になったら…
後日、
『労力』や『気の利いた行動』でお返しをする。
できれば『倍返し』です。
このように与えたものは、再び自分にも返ってきます。
そのときは、ありがたく受け取りましょう。
『持ちつ持たれつ』で築かれた人間関係は、とても強くて深い関係。
「少し仕事を手伝ってよ」
「今夜、一杯どう？」
このように…
気さくな言葉がためらわずに出てくるのなら、もうバッチリです。
コミュニケーション能力まとめ
コミュニケーション能力を磨く方法は、数えきれないほど存在します。
それを一つ一つ訓練していけば、きっと上達するでしょう。
しかし、それは大変なこと。
「持ちつ持たれつ」という心構えで『好意のキャッチボール』を楽しめば、心の通ういい人間関係が築かれていきます。
とても簡単、かつ、大切なことですので、ぜひ心に留めておいてください。
学歴が低くても、知識がそれほどなくても、仕事が少しくらいできなくても、コミュニケーション能力が高ければ、すべてをひっくり返すことができる
（ゲッターズ飯田）
以上、『【人付き合いが苦手…】人付き合いが上手くなるたった1つのコツ』でした。
