●人を最も幸せにするモノは、良好な人間関係
●人を最も不幸にするモノは、嫌な人間関係
というのが、心理学の結論。
でも実は、「嫌な人間関係」より、もっと不幸なモノがあるんです。
それは、「自分を嫌いになる」こと。
「会社の同僚が嫌い」なら距離を置けばいいし、「旦那が嫌い」なら離婚することもできる。
だけど、「自分を嫌い」だからといって、自分と離婚するわけにはいかない。
24時間365日、嫌いな自分からは逃げられない。
自分を卑下したり、自分を責めたりしながら生きていかなければならない。
これって、相当なストレスですよね。
それだけではないんです！
自分が嫌いな人は、「ありのままの自分」でいられないので…
・常に緊張している
・言いたいことが言えない
・心から笑えない
・人といても楽しくない
・疲れやすい
また、「人からどう思われるか」が気になるので…
・無駄に気を使ってしまう
・自分と他人を比較してしまう
・趣味でも習い事でも、新しいことにチャレンジできない
など、ストレスだらけの人生になってしまう。
自分を嫌いになることほど、人間にとって辛いことはないのです。
自分が好きな人は、毎日がメチャクチャ楽しい！
反対に、自分が好きな人はどうか？というと…
人生がメチャクチャ楽しくなります。
わかりやすいのが、お笑いタレントの渡辺直美さん。
渡辺さんは、「自分が好き」と公言していますが…
自分が好きだから、ありのままで、誰とも比べず、人の目も気にせず、胸を張って生きていけるし、前向きにチャレンジできる。
また、自分が好きだと…
・明るいオーラが出てくる
・人に優しくできる
・周りの人から好かれる
など、良いこと尽くめ。
どうでしょう？
自分が好きか嫌いかで、人生は天国と地獄ほど違ってきますよね。
つまり、人生を幸せにする絶対条件は、自分を好きになること。
そして、自分を好きになればなるほど、毎日が楽しくなるのです。
「でも、自分を好きになるとは言っても、どうすればいいの？」
これが、今回の本題。
というわけで今回は、自分を好きになる秘訣を3つご紹介させていただきます。
これを知れば、自分のことをもっともっと好きになれますからね。
毎日の喜びも、２倍３倍と増えていくと思いますよ。
自分を好きになる秘訣①
自分を好きになる秘訣、その１つ目はこちら↓
「どちらの方が自分を好きでいられるか」で行動を選択する
そもそもですが、何を基準に、自分を好きになったり嫌いになったりするのか？
その基準は、「自分の行動」です。
たとえば、お年寄りに親切な人を見ると、「素敵な人だな」と感じるのと同様に、
自分がお年寄りに親切にすれば、「自分は素敵な人だ」と感じる。
このように、人間の脳は、自分の「行動」をもとに、自分を評価している。
これを心理学では「自己知覚理論」というのですが…
たとえば、マクドナルドで、ポロッと床にポテトを落としてしまった。
そのときに、「ちゃんと自分で拾う」のか、「知らん顔をする」のかが、自分を好きになるかどうかの分かれ道。
自分で拾えば、自分をちょっと好きになれるし、知らん顔をすれば、自分を嫌いになる。
もちろんポテトだけでなく、どんな行動でも同じ。
朝は眠たいけど…
・がんばって起きるのか
・そのまま二度寝するのか
ご近所さんに…
・笑顔で挨拶するのか
・自分から挨拶しないのか
職場に…
・余裕をもって行くのか
・遅刻ギリギリで行くのか
掃除のおばちゃんに…
・「ありがとう」と感謝するのか
・おばちゃんの存在を無視するのか
汚れた靴を…
・磨くのか
・そのまま履くのか
割り込む車に…
・「どうぞ」と道を譲るのか
・「絶対入れない！」と頑張るのか
「自分を好きでいられる選択」をたくさんした人は、自分を好きでいられるし、
「自分を嫌いになる選択」をたくさんした人は、自分を嫌いになる、
その中間の人は、「好きでも嫌いでもない」となるわけです。
日々の生活は、選択の連続
私たちは、朝起きてから夜寝るまで、ずっと選択の連続です。
この無数の選択を…
「得だから」
「怒られるから」
「面倒くさいから」
「恥ずかしいから」
このような基準で行動を選択すると、自分を好きになるのは難しいです。
ですので、このような基準は全部捨ててしまって、「どちらの方が自分を好きでいられるか」一本で行動を選択する。
試しに一週間だけでもいいので、この行動基準を大切にして生活してみてください。
一週間後には、「みるみる自分を好きになる！」のを実感できると思いますよ。
自分を好きになる秘訣②
自分を好きになる秘訣の2つ目は、こちら↓
不完璧主義
「不完璧主義って、なんぞや？」ということですが…
反対の「完璧主義」は聞いたことがありますよね。
完璧主義は…
・仕事でミスをしないのが、当たり前
・うまく話せるのが、当たり前
・心が強いのが、当たり前
・部屋が奇麗なのが、当たり前
・人に優しいのが、当たり前
それ以外の人は、「劣っている」「恥ずかしいことだ」と考えてしまう。
でも、人間はそんなに立派になれないから、結局自分を責めてしまう。
「自分はダメだ。こんなことも出来ない」と。
完璧主義の人は、こうやって自分を嫌いになっていくんです。
不完璧主義は、自分を好きになる
一方の不完璧主義は…
・誰にだって欠点もあるし、弱さもある
・失敗するときもある
・寝坊するときもある
・ガマンできなきいときもある
・やる気の出ないときもある
・素直になれないときもある
これが人間。
人間とチンパンジーの遺伝子は、99パーセント同じ。
その人間が、複雑な現代社会のなかで「立派そうな服」を着て、一生懸命がんばっている。
でも所詮、人間は不完璧。
自分の両親も、どこかの偉い先生も、大谷翔平も、誰もが完璧にはなれない。
このリアルな現実を、心でしっかり受け止めたとき、自分を許せると同時に、自分に優しくなれます。
「出来ないこともたくさんあるけど、それでも自分、がんばってるよな。偉いよな」と。
また、不完璧主義の人は、自分に優しくなれるだけでなく、他人にも優しくなれます。
それで、また一つ、自分を好きになれるわけです。
お分かりいただけたと思いますが…
完璧主義のままで、自分を好きになるのは不可能です。
また、周りに完璧主義の人がいると、自分を嫌いになりやすいです。
ですので、自分は不完璧主義を貫きつつ、完璧主義の人の言葉はスルーする。
「そう言うあなただって、完璧じゃないよね」と。
そうすれば、生きるのが楽になるだけでなく、自分をどんどん好きになっていくと思いますよ。
自分を好きになる秘訣③
自分を好きになる秘訣の3つ目は、こちら↓
居心地のいい人と、一緒にいる時間を増やす
これは簡単な話で…
居心地のいい人とは、ありのままの自分を受け入れてくれる人。
・自分の弱さを受け入れてくれる
・失敗談を笑って聞いてくれる
・本音を言いあったり
・ふざけあったり
・一緒に大笑いしたり
そんな人と同じ時間を過ごすと…
「ありのままの自分でOKなんだ」「自分には価値があるんだ」と思えてきて、自分を好きになれます。
それとは逆に、自分を嫌いになる人間関係は…
・価値観の違う人
・わがままな人
・批判的な人
・神経質な人
・悪口の多い人
・自慢話の多い人
こういう人と一緒にいると…
・本音を言えない
・相手に意見を合わせなければならない
・お世辞を言う
・無駄に気をつかう
など、「偽りの自分」でいなければならない。
で、人は自分を偽れば偽るほど、自分を嫌いになります。
だから、こういう人たちとは、できるだけ距離を取ったほうがいいんです。
「居心地がいい」と思える人は、とても貴重な存在です。
お金では買えない、人生の宝物です。
ですので、そういう人を全力で大切にして、一緒に笑いあえる時間を増やしていきましょう、ということですね。
まとめ
自分を好きでいる。
人生で、それ以上に大切なことはありません。
自分が嫌いなままでは、どんなにいい家で暮らしても、どんなに高学歴でも、灰色の息苦しい人生になってしまいます。
ということで、今回ご紹介しました自分を好きになる秘訣は、この3つ。
①「どちらの方が自分を好きでいられるか」で行動を選択する
②不完璧主義
③居心地のいい人と、一緒にいる時間を増やす
自分を好きになると…
・ありのままの自分でいられる
・心の底から笑えるようになる
・胸を張って生きていける
・やりたいことにチャレンジできる
そして、誰とも比べず、自分らしく輝くことができます。
自分を好きになればなるほど、毎日が楽しくなりますからね。
ぜひ、この３つを実践して、自分史上最高の幸せを手に入れてくださいね。
以上、「いつも幸せな人」 たった1つの共通点でした。
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