「友達付き合いが苦手だ」
「友達付き合いは面倒だ」
「友達付き合いは疲れる」
だけど…
「やっぱり一人は寂しい」
これは、若いころの僕。
同じような悩みを抱えている方も少なくないと思います。
そこで今回は、友達付き合いを楽にする7つの方法をご紹介させていただきます。
友達付き合いを楽にするポイントは、「変な気を使わない」こと。
自然体の自分でいられたら、友達付き合いも楽になることでしょう。
友達付き合いを楽にする7つの方法
「誰からも嫌われたくない」が強いストレスの原因
「誰からも嫌われたくない」
「みんなから好かれたい」
この思いが、友達付き合いで疲れてしまう一番の原因。
さまざまな緊張やストレスを生んでしまいます。
・ペースやテンションを相手に合わせなければならない
・気の利いたことを言わなければならない
・明るくてノリのいいキャラじゃないといけない
そんなことを気にしていたら、まったく楽しくないですよね。
「こんなに大変だったら、一人のほうがマシだ」となって当然です。
友達付き合いを楽にするために必要なのは、「自然体の自分でいる」こと。
失礼のない範囲内で、素の自分を出していくということです。
●素の自分を出すと、自分を嫌う人が出てきます
●それとは反対に、「お前とは気が合うな」と好いてくれる人もかならず出てきます
つまり、気が合わない人が離れていき、気の合う人が周りに集まってくる。
「自分にとって居心地のいい環境」と「深い友達関係」ができてくるのです。
友達関係で大切なのは、量より質。
「友達は多いほうがいい」というのは、幼少期に教えられた”まぼろし”です。
それを教えてくれた大人たちだって、「友達関係は量より質」と考えていたはずです。
人間には、相性というものがあります。
「馬が合う・合わない」というのには、どうしても逆らえません。
「あの人に嫌われたのではなく、ただ馬が合わなかっただけ」
そう考えると、素の自分をだす勇気も出てくるのではないでしょうか。
POINT自然体の自分でいたほうが、いい友達関係ができてくる
「友達付き合いが苦手」なのは自分だけではない
初対面の人や慣れない人と話すのは、誰だって怖いもの。
「冷たくあしらわれないだろうか?」「受け入れてもらえるだろうか?」と不安になるものです。
その不安の先には、2つの道があります。
・だんだん一人の殻に閉じこもる人
・不安を乗り越えて友達をつくる人
不安を乗り越えていく人は、当然友達が増えます。
しかも、友達は加速度的に増えていく。
1人→2人→3人→5人→8人→12人→20人
では、友達が増えるとどうなるのか?
↓ ↓ ↓
気の合う友達といる時間が増えて、気が合わない友達といる時間が減る。
つまり、「自分にとって居心地のいい環境」が整って、友達付き合いが楽になるのです。
そこに至るために必要なのは、ただ1つ。
最初の「冷たくあしらわれないだろうか?」という不安を乗り越えて、いろんな人と話すこと。
会話をした人数に比例して、気が合う友達も増えていくものです。
「自分だけじゃなくて、最初は誰だって怖いんだ」
そう考えれば、いろんな人と話す勇気も出てくるのではないでしょうか。
POINT「不慣れな人と話すのは、誰だって怖い」けど、それを乗り越えた先には、居心地のいい環境が待っている
ありのままの自分をさらけ出す
「ありのままの自分を友達に話す」
これが心理学でいう「自己開示」。
いい友達関係を築く基本のようなものです。
自分の欠点・失敗談・コンプレックス・悩み事…。
それらを積極的に友達に話す。
すると、自分の肩の荷が降りるだけでなく、相手はこう感じます↓
「正直な人だ」
「勇気のある人だ」
「俺のことを信用してくれている」
「君がそこまで話してくれるのなら、俺も話そう」
結果、深い友達関係ができてくるのです。
自分の弱点を話すと、笑われてしまうこともあるでしょう。
そんなときは「笑われた」ではなく、「笑わせた」と思えば大丈夫。
「笑いたければ、どうぞ笑ってください」くらいの気持ちになれば、自己開示も難しくはないはずです。
POINTありのままの自分を友達に話すと、肩の荷が降りるだけでなく、いい友達関係ができてくる
友達付き合いを楽にする裏ワザ
いとも簡単に、人と打ち解けられる方法。
それは、「一緒に食事をする」こと。
食事中は、リラックスしていると同時に、「おいしい」という快感を味わっている。
そのような心地いいときに、脳は「一緒にいる人のことを好きになる」傾向があります。
これが心理学でいう「共食の効果」。
「同じ釜のめしを食った仲」と昔から言われるように、一緒に食事をするだけで心の距離を縮めることができるのです。
・3回食事を共にすれば、気軽に会話できる仲になれるでしょう
・5回食事を共にすれば、くだらない冗談を言える仲になれるでしょう
・10回食事を共にすれば、ミスしても許してもらえる仲になれるでしょう
ランチ・飲み会・残業メシ…。
一緒に食事をできるチャンスを逃さないことが、友達付き合いを楽にする秘訣です。
POINT一緒に食事をするだけで、心の距離がグッと縮まる
自己主張よりも「相手に興味をもつ」ことが大事
「明るくてノリがいいキャラじゃないと、友達から好かれない」というのは、大きな勘違い。
そう感じてしまうのは、たぶんテレビのお笑い芸人やアイドルの影響です。
でも、あれは仕事。舞台と同じ。
撮影が終われば、フーとため息をついているものです。
キャラ作りをすると、もの凄く疲れます。
やがて、本来の自分がわからなくなり、心にポッカリ穴が開いてしまうこともあるでしょう。
友達付き合いで大切なのは、「自己主張」よりも「相手に興味をもつ」こと。
「この人からどんな話が聞けるのだろう」「この人は何に興味をもっているのだろう」という気持ちで、友達の話をうまく聞き出す。
「それでそれで」
「へー!そうなんだ」
「わかるわかる」
そんな人が、本物の「友達付き合いがうまい人」です。
「気の利いたことを言わなくちゃ」「面白いことをいわなくちゃ」と気負う必要は一切ありません。
ただただ相手に興味をもつだけで、友達付き合いはうまくいくものです。
POINT自分に意識を向けると疲れる。相手に意識を向けると楽。しかも上手くいく
心の距離をうまく保つツールとは?
いい友達関係を築くには、「心の距離」が大事。
・心の距離が遠すぎると、よそよそしくなります
・心の距離が近すぎると、図々しくなります
では、どうしたら心の距離をうまく保てるのでしょうか?
いい方法があるんです。
それは、「あいさつを大事にする」こと。
「田中、おはよう!」
「吉田さん、お先!また明日ね」
あいさつは、心の距離を保つツール。
あいさつを大事にしていると、近すぎず遠すぎずの「丁度いい関係」を保つことができます。
あいさつのコツは、3つ。
・自分から
・笑顔で
・名前を付けて
あいさつを大事にするだけで、劇的に友達関係が良くなっていくものです。
POINT挨拶ひとつで、友達付き合いが楽になる
去る者は追わず
「最近、遊びに誘ってくれないなぁ」
「メールの返信が来ないけど、嫌われちゃったかな」
こんなふうに、気をもむ必要はないと思います。
友達関係が近づいたり遠ざかったりするのは、当たり前のこと。
10年以上つづく友達というのは、まず稀です。
人間は成長する生き物。
自分か相手のどちらかが成長すると、波長が合わなくなります。
友達が減るというのは、たしかに寂しいものです。
しかし、「あらゆるものは移り変わる」というのが自然の摂理。
それを受け入れる勇気をもつことで、無駄な恐れは消えて無くなると思います。
POINT「去る者は追わず」という気持ちも大事
☆☆☆
以上、【友達付き合いが苦手】友達付き合いを楽にする7つの公式でした。
「これならできそう」というものを見つけて、ぜひ実践してみてくださいね。
●こんな記事もありますよ