いじめの原因と対処◇いじめられている君へ

心理カウンセラー・ラッキー
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「イジメられる側にも原因がある」

そんな言葉をときどき耳にしますが、

果たして、本当にそうなのでしょうか?

いじめられている人の「努力が足りない」のでしょうか?

 

今回は『いじめの原因と対処』についてお話させていただきます。

 

いじめの原因

いじめは誰が悪いのか?

いじめの原因はどちらにある

いじめる側か?

いじめられる側か?

 

教育評論家の「尾木ママ」こと尾木直樹さんは、こう断言します↓

 

いじめは加害者が100%悪い

 

ぼくも、尾木ママとまったくの同意見。

 

なぜなら…

「イジメない努力」はできるけど、

「イジメられない努力」はできないからです。

 

ほとんどの場合、

いじめる側に「理屈」はありません

 

成績が良いから

ニコニコしてるから

自分がいじめられたくないから

足が遅いから

なさけない顔つきだから

ムシャクシャしてたから

自分も昔 先輩にいじめられたから

目が合ったから

「正義感が強いから」

おもしろくないから

おもしろいから」

「カッコつけてるから」

「カッコわるいから

なんとなく

 

あらゆることが、いじめの理由になってしまう。

被害者は、それを避けられるはずがありません。

 

いじめって陰湿なんです。ほんとうに。

 

「加害者が育った環境」にも原因があるかもしれませんが、

いずれにしても…

悪いのは100%加害者

 

念のためお断りしておきますが…

ぼく自身は、いじめられた経験はありません。

公平な立場で考えて「すべては加害者に原因がある」と思うのです。

 

いじめは「犯罪」+「虐待」であり、それ以外の何物でもありません。

 

いじめの対処

いじめのニュースを見ていると…

ふざけてるつもりだったと加害者が弁明することも多いようです。

 

これって、どうなんでしょう?

 

本当に”ふざけ”だったとしても…

それは言っちゃいけないでしょ!って。

 

人の命を奪っておいて、それでも護身の言葉が出てくる心を持った人たち。

 

残念ながら校長先生ですら、そんなことを平気で言う人もいる。

いじめ問題から逃げる校長先生

そんな卑怯な人たちのために、自分の尊い命を犠牲にしてはいけません!

 

限界まで我慢する必要はありません。

戦う必要もありません。

 

親・先生・友達が肩を持ってくれるのなら、まだ学校へ行く価値があるかもしれません。

 

しかし、友達ですら「いじめられたくないから」と加害者に加担するような状況なら、まずは一時避難がベスト。

 

家でテレビを観ていてもいいし、転校したっていい。

家にいるという対処

 

そんな状態の学校へ、ノコノコと通う必要はまったくありません。

いじめは「犯罪」+「虐待」なのですから。

 

一時的に学力が落ちてしまうかもしれませんが、それはいつだって巻き返しができる。

 

大切なのは、「自分の心」をダメにしないことです。

心の傷

 

いじめられない方法

イジメの解決は難しい。

原始時代から、ずっとある問題です。

 

ただ、方法が無いわけでもないので、ご紹介しておきます。

 

イジメを解決する早道は…

「他人を巻き込み、騒ぎを大きくする」こと

 

親が、頻繁に学校に顔を出す。

そして…

校長先生⇒警察⇒裁判所⇒マスコミ

 

「大ごと」になる過程のどこかで、イジメが解消していくもの。

 

それを食い止めようとする勢力に負けない「親の覚悟」が大切です。

 

「いじめられた」ことをエネルギーに変える生き方

”いじめられた”というイヤな記憶を、一生背負って生きる

いじめられた経験のある人

それって、すごくツラいし「もったいない」ことだと思います。

 

というわけで、ここから先は…

「いじめられた」というネガティブな出来事を、「エネルギー」に変換する方法をお伝えします。

ネガティブなエネルギー

 

これは、あくまでも「こんな生き方もありますよ」という提案です。

 

「こんな考え方もあるんだなぁ」程度に読んでいただければ幸いです。

 


 

「悔しい!」

「憎たらしい!」

そんなときに面と向かって相手に立ち向かう。

 

これは、子どものケンカのやり方です。

子供の喧嘩

 

大人のケンカは、やり方がまったく違う!

 

大人のケンカは家に帰ってから始めるのです。

家に帰る人

 

「負けてたまるか!」

「いつか見てろよ!」

と思って、まずは「自分を高めるための本」を読む。

 

そして、勉強も必死にする。

悔しさを「過去」ではなく「未来」へぶつけるのです。

悔しさでがんばる人

 

勉強とは言っても、国語や数学でなくても構いません。

好きなものなら、なんでもいい!

 

●絵が好きなら、必死に絵画の勉強をする

●コンピューターが好きなら、必死にコンピューターの勉強をする

●お笑い芸人に憧れるなら、必死にお笑いの勉強をする

 

悔しさを胸に抱いて努力すると、ものすごいエネルギーが湧いてきます。

 

すると、自分でもビックリするぐらいグングン成長するもんです。

成長した大人

 

そして将来…

自分が成功をつかみ始めたときに、

あいつのおかげで、ここまで来れたのかもしれないと。

いじめた人を思い返す

 

そう思えたときに初めて…

「いじめられた」というネガティブな気持ちが、ポジティブに変換されるのではないでしょうか。

 

自然界では、アリはライオンに勝つことができません。

ライオンと戦うアリアリをいじめるライオン

 

しかし、人間界では…

「アリのようにコツコツと努力する人」が、「ライオンのように吠えている人」を追い抜くことができる。

 

ライオンが、アリに頭を下げる日が来るのです。

ライオンより強くなったアリ  アリに頭を下げるライオン

そういう意味では、すごく平等なんですね。

 

人気お笑い芸人の中には、昔いじめられていた人も多いそうです。

 

彼らが成功できたのも、悔しさをバネにして頑張ってこれたからでしょう。

 

「いじめられた」ことをプラスに変換する。

そんな生き方もありますよ、という提案でした。

 

 

 

以上、『いじめの原因と対処◇いじめられている君へ』でした。

著者:心理カウンセラー・ラッキー

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