「なぜか人から好かれる人」が、みなさんの周りにもきっといると思います。
そういう人は、とっても話しかけやすいし、一緒にいるとなぜか心地いい。
なので、同性からも異性からも、どんな人からも慕われます。
では、なぜか好かれる人は、なぜ好かれるのか?
実は、好かれる人は体から「何か」を発しているんです。
それは、いい匂いでも、フェロモンでも、超音波でもありません。
好かれる人が体から発しているもの…
それは、3つのオーラです。
1つ目は、あたたかいオーラ。
2つ目は、明るいオーラ。
3つ目は、安心のオーラ。
この3つのオーラを出しているから、とっても話しかけやすいし、一緒にいて心地いい。
「この人なら、安心して何でも話せそう」。そんな気持ちにさせてくれるのです。
好かれるオーラを出す方法
では、好かれる人は、どうやってオーラを出しているのか?
どうすれば、自分もオーラを出せるのか?
これが、今回の本題。
というわけで今回は…
①あたたかいオーラを出す方法
②明るいオーラを出す方法
③安心のオーラを出す方法
この3つを順番にお伝えさせていただきます。
3つとも、とても簡単なことです。
ひょっとしたら、「え?ラッキーさん、そんな簡単なことを言うの?」と思われるかもしれませんが…
この簡単なことが人間関係において最も大切なことであり、多くの人がやっていないことなんです。
多くの人がやっていないということは、希少価値があるということですからね。
この3つのオーラを身につければ、誰からも慕われる貴重な存在になれると思いますよ。
①好かれる人がやっている「あたたかいオーラ」を出す方法
まず1つ目は、好かれる人がやっている「あたたかいオーラ」を出す方法。
それは…
聞くときも話すときも、愛を持って相手と接する
愛とはいっても、「美味しいジュースを2人で半分こ♡」というような愛ではありません。
そうではなくて、あったか~い気持ちになって、相手を「大切な一人の人間」として尊重する。
相手が後輩でも、面識がない人でも、掃除のおばちゃんでも、大切な一人の人間としてあったかい気持ちで相手と向き合う。
これが、愛を持って相手と接するということ。
いってみれば「気持ちの問題」ですが、この気持ちさえあれば、コミュニケーションはバッチリうまくいくんです。
コミュニケーションの本を読むと、たくさんのテクニックが載っています。
・笑顔で接しましょう
・相手の目を見ましょう
・しっかり話を聴きましょう
・声のトーンを上げましょう
・共感しましょう
・褒めて感謝しましょう
・自慢話はしない
・「でも」「だって」と言わない
愛を持って人と接すれば、これらはすべてを自然とできるんです。意識しなくてもできるんです。
しかも、ベストな形でできるんです。
たとえば、「えっ、そうなんだ」という何気ない一言でも、愛のある人が言えば、言葉に体温が乗っかります。
相手の心をグッとつかむ「あったかい言葉」になります。
「わかるわかる」
「それいいね!」
「よかったね!」
愛があれば、どんな言葉にも愛が宿り、何ともいえない「あったかい言葉」になります。
すると相手は、「この人はしっかり話を聞いてくれている」「私のことを分かってくれている」と感じると同時に、あたたかいオーラを感じます。
オーラは隠し切れない
みなさんも、今までの人生の中で、あたたかいオーラを何度も感じていると思います。
たとえばですが、食堂のぶっきらぼうなおばちゃんでも…
「おばちゃん、なんだかあったかいな。居心地いいな。ずっと話していたいな。この店にまた来たいな」
そう感じたのなら、間違いなくこのおばちゃんは、愛を持って接してくれている。
反対に、レストランで接客態度も良くて、笑顔もいい。
それなのに、なぜか「冷たい感じ」がしたり、「落ち着かない感じ」がするのなら、その人には愛がない。
マニュアル通りに接客しているだけで、こちらを「たくさんいるお客の中の1人」くらいに思っているから、それが冷たいオーラとなって表れてしまう。
どんなにテクニックを駆使しても、オーラは隠しきれないんですね。
コミュニケーションにおいて最も大切なものは、愛です。
相手が初対面でも、目上の人でも、子どもでも、有名人でも、そこに愛があればコミュニケーションに迷いません。
言葉も態度も表情も、すべてが人を惹きつけるものになります。
また、自分が「口下手」でも「緊張しい」だとしても、あたたかいオーラさえあれば、それは素晴らしい個性として輝きます。
愛を持って人と接する。
これを続けていけば、あたたかいオーラがどんどん大きくなると同時に、人と接することが楽しくなってくると思いますよ。
②好かれる人がやっている「明るいオーラ」を出す方法
続いて2つ目は、明るいオーラを出す方法ですが、ちょっとその前に。
みなさんの周りにも、「あの人、明るいな」と感じる人がいると思います。
その人の顔を、ちょっと思い浮かべてみてください。
どうでしょう?
思い浮かべた顔は、きっと「笑顔」ですよね。
「ブスッとした顔」を思い浮かべた方はいないと思います。
で、何が言いたいのか?というと…
相手の思い浮かべる自分の顔が「笑顔」であれば、こちらは何をしなくても、相手は勝手に「明るいオーラ」を感じてくれる。
「この人、明るいな。感じいいな」と思ってもらえるんです。
では、相手が思い浮かべる自分の顔を「笑顔」にするには、どうしたらいいのか?
「えっ!そんなのできるの?」と思ってしまいますが、それが簡単にできるんです。
その方法が、こちら↓
笑顔で挨拶する
たとえば職場で、ニコッと笑顔で「山田さん、おはよう!」。
帰りも笑顔で「山田さん、お先です」。
挨拶は、一日の最初と最後に行いますが…
人間の脳にはおもしろい性質があって、最初と最後はものすごく記憶に残りやすい。
心理学ではこれを「初頭効果と親近効果」というのですが、自分はすっかり忘れていても、脳は忘れていない。
思い浮かべる顔が「笑顔」になるんです。
みんなの思い浮かべる自分の顔が「笑顔」になれば、「あの人、感じいいな。話しかけやすいな」と思ってもらえます。
たくさんの人に慕われます。
ちなみにですが、笑顔で挨拶できている人は、ぼくの経験では10人に1人くらいです。
ということは、ニコッと笑顔で挨拶するだけで、好感度上位10%の人になれる。
また何より、たくさんの人と挨拶を交わせば、いろんな人と「心がつながっていること」を実感できます。
ほのぼのとした喜びを感じられます。
マクドナルドに「スマイル0円」というのがありますが、笑顔も挨拶も0円です。
ノーリスク・ハイリターンで、さらに自分も相手もハッピーになる。
こんなに素敵なことは、他になかなかないですからね。
「やらなきゃ損、損」だと思いますよ。
③好かれる人がやっている「安心のオーラ」を出す方法
最後の3つ目は、安心のオーラを出す方法。
これはとてもシンプルな話で、こちら↓
とにかく雑談の量を増やす
雑談とは、必要な話ではなく、どうでもいい話。
どうでもいい話だけど、どうでもいい話ではないんです。
というのは、「雑談の量」と「安心感」は綺麗に比例するからです。
雑談をすればするほど、お互いの安心感は増えていきます。
ですので、同じ職場で長年顔を合わせていても、雑談をしていなければ、安心感は生まれません。不安感しか生まれません。
毎回初めて会ったのと同じです。
そうならないためにも、積極的に雑談を増やすことが大事、ということですね。
雑談を増やすコツ
ちなみに、雑談を増やすにはコツがあって、それは「現場に早くいく」こと。
学校でも、職場でも、会議でも、飲み会でも、公園デビューでも…
遅い時間に行くと、すでに雑談の輪ができていて話しかけづらくなります。
それとは逆に、会議室でも早い時間に行けば、一人、また一人と増えていくので、雑談しやすくなります。
2・3度雑談をすれば、今度は廊下ですれ違ったときにも、楽しく雑談ができます。
安心感が加速度的に増えていきます。
あと、「雑談が苦手。何を話していいのか分からない」という方もみえると思います。
そんな方は、ぜひとも、こちらの記事をご覧ください。
上手な雑談のコツをまとめています。
これを読むだけで、明日から雑談上手になれると思いますよ。
まとめ
口数が少なくても、みんなから好かれている人もいれば、しゃべりはうまいのに人が離れていく人もいます。
その違いは、体から出ているオーラ。
なぜか好かれる人は、あたたかいオーラ・明るいオーラ・安心のオーラ、この3つのオーラをを出している。
そして、3つのオーラを出す方法が…
・愛を持って人と接する
・笑顔であいさつする
・雑談を増やす
好かれる人になれば、仲間が増えます。手を差し伸べてもらえます。
失敗も許されます。欠点も素敵な個性に変わります。
好かれて損をすることは、1つもありませんからね。
ぜひ、3つのオーラを身につけて、最高の人間関係を構築してくださいね。
それだけで、毎日の生活がキラキラした楽しいものに変わると思いますよ。
以上、『なぜか好かれる人』が無意識にやっていること・3選でした。
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