今回は『いつまでも若さを保つ秘訣』についてお話させていただきます。
いつまでも若さを保つ秘訣
「早く老いることの原因は、肉体より精神にあります」
思想家・安岡正篤さんの言葉ですが、これは正に真実。
いつまでも若くいたいのなら、
「肌のお手入れ」や「サプリメント」によるアンチエイジングも効果的ですが…
もっと効果的なのは「若い心を保つ」こと。
gooがおこなったアンケート、
『年齢にしては若いな…と思う人の特徴ランキング』で上位を占めたのも…
- 多趣味で週末はいつも忙しい
- 常に誰かに恋をしている
- 配偶者や恋人と仲が良い
- トレンドを取り入れたファッションをしている
- 早寝早起きをする習慣がある
(男性250人・女性250人を対象にしたアンケートより)
アンケート結果を、一言でいえば…
「年齢より若く見える人は、いくつになっても青春を謳歌している」ということ。
いつまでも若さを保つ秘訣は「心」にあるのです。
それを証明する驚きの実話を、次にご紹介します。
たった4ヵ月で、10歳分のシワが増えた!
・「私は30歳だ」と心で思っていると、顔に30歳相応のシワができる
・「私は50歳だ」と心で思っていると、顔に50歳相応のシワができる
⇒
これを証明する、嘘のような本当の話があります↓
ある記憶喪失の男性は、自分のことを40歳だと思って過ごしていました。
あるとき記憶がよみがえり「自分は50歳」ということに気付きます。
すると、その後4ヵ月のあいだに…
みるみるシワが増えて、50歳相応の顔つきになってしまったのです。
この男性は、自分の歳を忘れていたほうが、ずっと幸せにだったはず。
自分の生年月日さえ思い出さなければ、40歳の顔つきでいられたのですから。
「老けたなぁ」という自己暗示にご注意
わたしたちのカラダは不思議なもので、「頭で考えたとおり」になっていく性質があります。
胃のことばかり考えていると、胃が痛くなったり、
虫歯のことばかり考えていると、歯が痛くなったりするのも事実。
それと同じで、
「老けたなぁ」と考えていると本当に老けてしまうのです。
「年をとったなぁ、私も40歳かぁ」
「体力が落ちて、年を感じるなぁ」
日頃から、このような口グセや考え方をしていると、本当に老けてしまう。
その言葉が、潜在意識に刷り込まれ「自己暗示」となり、身体に表れるのです。
しかし、その逆もまた然り。
「自分はまだまだ若い!」と日頃から思っていると、見た目まで若くなっていく。
そうはいっても…
「まだまだ若い!」と思い込むことにも、限界がありますよね。
現に、体に衰えを感じるのですから…。
しかし!
その体の衰えも「思い込み」である可能性が高いのです。
歳には逆らえる
「歳には逆らえないわね…」が口グセの女性も多い。
しかし、歳にはある程度逆らえます。
たとえば「体力」。
「体力は歳とともに衰えていく」というのは、ほとんどが思い込み。
体力が衰えていく主な原因は、
「年齢」ではなく「運動していない」から。
「もう年だから…」と運動量を減らすから、ますます疲れやすい体になってしまうのです。
80歳でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎さんも、このように言っています↓
三浦さんは60代の頃、
かなりのメタボで、お医者様から「このままでは寿命はあとわずか」と言われるほど衰えていました。
その状態から体力をつけて、前人未到の快挙を成し遂げました。
三浦さんが証明したように…
「あの頃」と同じように動けば、
「あの頃」とほぼ同じ体力が手に入るもの。
それから、
「脳は年とともに衰える」というのも、単なる思い込み。
脳科学者の茂木健一郎さんは、このように話します↓
脳と体力は、年だから衰えるのではなく、「使わない」から衰えてしまう。
筋肉と同じで、使えば使うほど強化されていくのです。
若い心を保つには、まずは「もう年だから…」という思い込みにだまされないこと。
「自分はまだまだ若い!」という気持ちで若かったころのように青春を謳歌すれば、「肉体的な若さ」も「見た目の若さ」も取り戻せるはずです。
若さは「情熱量」で決まる!
「まだまだ若い!」という気持ちで青春を謳歌するためには…
・熱中できる趣味を持つのもいいでしょう
・夢を持って何かにチャレンジするのもいいでしょう
・恋をするのもいいでしょう
長寿世界一位で有名になった泉 重千代さんは「女性好き」で有名でした。
恋をすることで、若さを保っていたのでしょう。
それから、
先ほどご紹介しました三浦雄一郎さんも、とても80歳を超えているとは思えないほど見た目が若いのですが…
その父、三浦敬三さんはもっと凄かった!
101歳でスーパープロスキーヤーとして活躍。
実年齢より20歳は若く見えました。
世界的ミュージシャンのコンパイ・セグンドさんも凄い!
90歳になってやっとブレイクし、95歳で亡くなるまで全世界でコンサートツアーをしていました。
彼も、とても90歳には見えない若さでした。
このように、いくつになっても情熱を忘れずに生きている人は「見た目年齢」が必ず若い。
実年齢を変えることはできませんが、若さと老いは「情熱」に大きく左右されるのです。
実年齢なんて忘れてしまおう!
100歳を越える元気な老人が、テレビでこんな話をしていました↓
「この世にカレンダーなんか無いとしたら、人は何歳になったか、わかりゃしないんだがね。多くの人が、歳を取ったという理由で何もチャレンジしない」
たしかに、この世に「暦」や「カレンダー」が無ければ、30歳なのか50歳なのか分かったもんじゃないですよね。
だから、実年齢なんて忘れてしまったほうが良い。
歳を気にするからチャレンジしなくなり、その結果「見た目年齢」も老けていくのですから。
ちなみに僕は、自称30歳(実年齢は45歳ですが…)。
数年前、どこかの本で読んだのがきっかけで「15歳若く見積もる」ようにしています。
そして、そのつもりで生活しています。
そのおかげかは分かりませんが…
「めちゃ若いね!」と言われることも増えました。
チャレンジ精神も若いときのままです。
見た目に年を感じるようになったら、せめて気持ちだけでも若く見積もってはいかがでしょうか。
50歳なら、35歳のつもりで生きる
35歳なら、25歳のつもりで生きる
そうすることでイキイキと生きられるし、きっとシワの数も減ってくると思いますよ。
青春とは、人生のある時期ではなく、心の持ち方をいう
(サムエル・ウルマン)
以上、いつまでも若さを保つ秘訣◇心が老けると身体も老化するでした。