ポジティブに生きるために必要な「7つの生活習慣」

心理カウンセラー・ラッキー
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毎日をポジティブに生きていきたいですか?

もしそうなら、ぜひこの記事に目を通してみてください。

 

今回は、ポジティブに生きるために必要な7つの生活習慣をご紹介させていただきます。

 

「おいしいケーキ作り」にレシピが必要なように、「ポジティブに生きる」のにもレシピが必要。

とは言っても、誰でもできる簡単なことばかりです。

 

実践すれば、だんだんポジティブに変わっていく自分を実感できると思いますよ。

 

 

ポジティブに生きるための生活習慣7つ

 

体をいたわる

体をいたわる

 

当たり前すぎて申し訳ないのですが、ポジティブに生きるためには「自分の体をいたわる」ことが何より大事。

「健全な精神は、健全な肉体に宿る」と昔から言われるように、体調がいいと、自然と心がポジティブになります

 

そのために必要なことは…

「睡眠・食事・運動」の3つ。

 

●たっぷりと充分な睡眠をとれば、プラスエネルギーに満たされ、ストレスにも強くなります。

愚痴や不平不満がへり、やる気が溢れてくるものです。

充分な睡眠をとるコツは、「寝る時間を意識する」こと。

 

●食事で大切なのは、栄養よりも、「腸の調子を整える」こと。

腸は、さまざまなホルモンを分泌するところ。腸の調子がいいと精神状態まで良くなります。

そのためには、しっかりと食物繊維を摂ることが大事。

 

●運動をすると、ポジティブには欠かせない「セロトニン」がバランスよく分泌されます。

また、日光を浴びることで、睡眠に必要な「メラトニン」がうまく分泌されます。

週4日・1回30分以上の運動習慣がおすすめ。

 

POINT睡眠・食事・運動で、自分の体をいたわろう

 

「当たり前」に感謝する

「当たり前」に感謝する

 

ポジティブに生きるために、絶対に実践してほしいのが「当たり前への感謝」です。

普通の感謝は「ありがとう」ですが、当たり前への感謝は「ありがたい、ありがたい」という気持ちです。

 

・家族が健康で「ありがたい」

・エアコンがあって「ありがたい」

・三度の食事ができて「ありがたい」

・あたたかい布団で眠れて「ありがたい」

・電車が時間通りにきて「ありがたい」

・コンビニがあって「ありがたい」

・近くに病院があって「ありがたい」

 

わたしたち日本人は、徳川家康もうらやむような「豊かで便利な生活」を手に入れています。

 

それは「当たり前」ではなくて、たくさんの人や企業努力のおかげ。

「マグロの握り」もスシローなら108円で食べられますが、自分で作ろうと思ったら、米を育てたりマグロを釣ったり、それはもう大変です。

 

わたしたちが毎日使っている「道路」も、炎天下で工事をしてくれる人たちのおかげ。

「ありがたい」という気持ちがあれば、「なんだ!工事渋滞かよ」という文句も出てこなくなるはずです。

 

「ありがたい、ありがたい」と日々感謝していると、心が満たされ、愚痴が減ってきます。

みるみるポジティブになっていく自分を、すぐに実感できるはずです。

 

POINT「当たり前」に感謝しよう

 

ポジティブは人から人へと感染する

ポジティブは人から人へと感染する

 

ハーバード大学の5万人を対象にした研究で、「幸福は感染する」「不幸も感染する」ということが明らかになりました。

●ポジティブな人の近くで生活していれば、自分もポジティブになっていく

●落ち込みやすい人の近くで生活していれば、自分も落ち込みやすくなっていく

 

では、どれくらいの感染力があるのか?

 

別の20年にわたる大がかりな研究で、このような結果が出ています。

●知人の幸福は15%感染する

●知人の知人の幸福でも8%感染する

 

つまり、ポジティブな人たちと付き合っていれば、自分もポジティブな性格になり幸福度が増していくということ。

その逆も、また然りです。

 

ポジティブに生きるためすべきことは、ネガティブな人と一緒にいる時間を減らし、ポジティブな人と一緒にいる時間を増やすこと。

人間関係にも断捨離が必要ということですね。

 

POINT意識して、ポジティブな人たちと付き合おう

 

プラス言葉をつかう

プラス言葉をつかう

 

言葉は、心のエネルギーに大きな影響を与えます。

 

●「うれしい」「楽しい」「ラッキー」「しあわせ」などのプラス言葉を使うと、心にポジティブなエネルギーが溜まっていきます

●「ムカつく」「イヤだな」「ツラい」などのマイナス言葉を使うと、心にネガティブなエネルギーが溜まっていきます

 

一度試しに、「めんどくさいなぁ」と思ったときに、嘘でもいいから「よし!一丁やるか」と声に出して言ってみてください。

心の中に「ポジティブなエネルギー」が発生するのを実感できるはずです。

 

それから、もう一つ。

プラス言葉を使うのと同じくらい大切なのが、「マイナス言葉を聞かない」こと。

 

ニュースや報道番組の80%は、事件・事故・不正・病気などの暗い情報なのだそうです。

暗い話を聞くだけで、体内にはストレスホルモン「コルチゾール」が発生し、ポジティブでいられなくなります。

 

言葉のチカラは、想像以上に大きなもの。

言葉をポジティブに変えることで、人生もポジティブに変わっていくのです。

 

POINTプラス言葉をつかい、マイナス言葉は聞かないようにしよう

 

親身になって話を聞いてくれる人をもつ

親身になって話を聞いてくれる人をもつ

 

世の中には、「幸福学」と呼ばれる学問がたくさんあります。

ポジティブ心理学やウェルビーイング、他にも脳科学や医学などが一丸となって「幸せのシステム」を研究しています。

 

それら先端の学問が口をそろえて言うことは、「幸福になるために最も重要なことは、人との深いつながりだ」

 

わかりやすい例で、下のグラフを見てください。

 

高齢者の幸福度グラフ

(内閣府2008)

「50歳以降の幸福度」を、日本とアメリカで比較したものです。

 

なぜアメリカは、これほど幸福度が高いのかというと、「高齢になっても、我が子と週に一回以上会う人が8割」。

他にも、「相談し合える友人がいる」「電話で知人と連絡をとる」「近所の人と助けあう」など、人とのつながりが日本よりも遥かに高いからだそうです。

 

では、幸せに生きるためには、どの程度の「人とのつながり」が必要なのでしょうか?

 

アメリカの大学で幸福の研究を続けているディーナー博士は、こう言います。

「自分の弱みを見せられる人や、困ったときに頼れる親友が一人か二人いれば、それで十分幸福になれます。ソーシャルネットワーク上での友人が千人いるのは余計です」

 

浅い人間関係ではなく、深くつながった友人や身内が一人が二人いれば、それでOKということですね。

 

皆さんは、いかがでしょうか。

もしも「深い話をできる人がいない」というのなら、今からでも頑張って作る価値はありそうですね。

 

深い人間関係を築くコツは、ただ一つ。

「気の合う人と頻繁に会う」ことです。

 

POINT深い話をできる人をつくろう

 

平日にも楽しみをつくる

平日にも楽しみをつくる

 

平日は、家と会社を行ったり来たりの繰り返し。

主婦であれば、家事と育児に追われる毎日。

 

このような生活に耐えられるほど、人の心は強くはありません。

 

だんだんストレスが溜まり、ポジティブでいられなくなります。

些細なことに腹が立ったり、ちょっとしたことで心が折れたりします。

 

体に毎日休息が必要なように、心にも毎日の休息が大事

そのために出来ることは、「平日にも楽しみをつくる」ことです。

 

・趣味の雑誌をみる

・映画を借りてくる

・銭湯にいく

・ウインドウショッピングを楽しむ

・アロマやハーブティーで癒される

・スイーツを食べる

・飲みにいく

 

心が「うれしい」と感じることなら、何でもOK。

ただ、賭け事や勝負事など、負けたときのダメージが大きいものは避けた方が無難です。

 

しつけの厳しい家庭に育った人ほど、「平日に楽しむ」ことに罪悪感を感じる傾向が強いようです。

 

しかし、自分の心をご機嫌にすることは、「遊び」ではなくて、ある意味「義務」。

なぜなら、不機嫌な人が一人いるだけで、周りの人にまで迷惑がかかるからです。

 

自分で自分をご機嫌にすれば、それが周りの人にも感染して、さらに自分に返ってくる。

ポジティブの好循環が出来上がります。

 

POINT平日にも楽しみをつくって、自分で自分をご機嫌にしよう

 

「神様が見てくれている」と考える

「神様が見てくれている」と考える

 

「許せない」「あの人が憎い」といった人に対する怒りは、ネガティブな感情の中でも、最も大きなマイナスエネルギー。

「今日はひどい客が来た」というだけでも、一日中暗い気分になります。

 

そんな気持ちを少しでも和らげてくれるのが、「天の神様はちゃんと見てくれている」と考えること。

 

たとえば、乱暴な運転をしているあの人は「神様ポイント・マイナス20点」。安全運転をしている私は「神様ポイント・プラス10点」。

「そろそろ私にいい事が起きて、あの人はやがて悪いことが起こるぞ」と考えれば、相手を憎みつづける必要もなくなるし、ちょっとだけポジティブな気分になれます。

 

まるで「子供だまし」みたいな方法ですが、案外そうでもないんです。

 

京セラやKDDIなどの創業者で、日本航空の経営を立て直した稲盛和夫さんは、このようなことを言っています。

「正しい生き方をすれば良いことが起き、間違った生き方をすれば悪いことが起きる。結果はすぐには出ないけど、30年以内にかならず帳尻が合うようだ」と。

 

長年人間観察をしてきた僕も、この説には至極納得。

これを仏教では「因果応報」といいますが、まるで「神様が見ていてくれている」かのように、この世の節理はできているようです。

 

POINT相手を憎み続けなくてもいい。神様がちゃんと帳尻を合わしてくれる

 

 

☆☆

「ポジティブに生きるレシピ」を7つ見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

もしも「自分にはこれが足りないな」というものがあったら、ぜひ今日から実践してみてください。

今よりもっとポジティブで楽しい毎日になると思いますよ。

 

 

☆☆☆

以上、ポジティブに生きるために必要な「7つの生活習慣」でした。

 

●こんな記事もありますよ

【ポジティブ思考】悲観的な性格を、楽観的に変える簡単トレーニング
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著者:心理カウンセラー・ラッキー

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