【強運の法則】なぜあの人は運がいいのか?

心理カウンセラー・ラッキー
YouTube Twitter Facebook

この記事でお伝えしたいこと

  1. 強運の法則とは『黄金律』
  2. 黄金律のポイント3つ

 

今回のテーマは、強運の法則ということで…

なぜか運がいい人悪い人の違いをお伝えさせていただきます。

 

世の中には、運に見放され、苦労の多い人生を送っている人もいれば、

運のない人

運がよく、順風満帆な人生を歩んでいる人もいます。

運がいい人

 

この差は、どこからくるのか?何が違うのか?

運がいい人と運が悪い人の違い

 

その違いがハッキリとわかれば、誰だって強運になれる。

強運

 

今回は、そんなお話です。

運が良くなりたいと願わない人は、いないと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

強運の法則とは

では早速、「強運の法則」といきたいところですが、ちょっとその前に…

運とは、なにか?

 

よく言うのが、宝くじが当たるとか、クジ運がいいとか。

くじ運

いわゆる、「ツイてる」というものですね。

 

実は、こういうものは、運のうちに入らない。

 

というのは…

宝くじなどで突然大金が舞い込んだ人を、3年5年と追跡調査してみると、不幸のどん底に落ちている人がかなり多いそうです。

大金が舞い込んだ人

やる気がなくなったり、性格がワガママになったりしますからね。

やる気が無くなる

 

あと、八百屋さんでビルを3つ建てたという人は、いくらでもいると思いますが、

八百屋

ギャンブル運がよくてビルを建てたという話は、聞いたことがありませんよね。

ギャンブル

 

クジ運がいくら良くても、幸福な人生はなかなか手に入らない。

 

せいぜい、コンサートのチケットが当たるとか、最後のおまんじゅうをジャンケンでゲットできるとか、その程度のこと。

ツイてる人

 

本当に運がいい人とは?

では、本当に運がいい人とは、どんな人か?

一言でいえば、人生が順調な人。困ったことが起こらない人。

 

たとえば、会社では、上司や後輩からなぜか慕われる。

みんなに慕われる

お客さんからも慕われる。

慕われる

たとえ会社がつぶれても…

会社がつぶれる

「君、うちの会社に来なよ」と誘ってもらえる。

スカウト

「そろそろ彼女がほしいな」と思ったら…

友達が、いい人をサッと紹介してくれる。

紹介してもらえる

引越しするときには、友達みんなが手伝ってくれる。

引っ越し

独立して商売をはじめたいなと思ったら…

商売をはじめたい

「うちの店舗が空いてるから使いなよ」と言ってくれる人が現れる。

店舗を貸してくれる

実際に商売をはじめたら、たくさんのお客様にヒイキにしてもらえる。

お客さんに愛される

従業員もよく働いてくれる。

よく働く従業員

そして、家族からも愛され、家庭は円満。

家庭円満

 

このように、本当に運がいい人というのは、人生が順調な人。

周りの人から愛される人

運がいい人とは?

 

何かを始めたら、協力してくれる人が現れたり、

困ったときには、救いの手が現れたり。

 

「運」は、人が運んでくるもの

「運」という字は「運ぶ」と書きますが…

すべては、人が運んできてくれるものなのですね。

人が運んでくる

 

お金や優しさに足が生えて、勝手にあっちから歩いてくるということはないんです。

足がはえる

 

つまり、多くの人から愛されることが、強運になるための条件

 

多くの人から愛されるには

では、多くの人から愛されるには、どうしたらいいのか?

いちばん簡単な方法が、こちら。

 

黄金律(ゴールデンルール)

黄金律

 

キリスト教に「人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい」という有名な教えがありますが、これが、まさに黄金律。

 

もう少し簡単にいうと…

「人を喜ばせましょう」ということ。

 

ちなみに日本語では、これを「利他」と言います。

利他

 

利他の教えは、キリスト教だけでなく、仏教・イスラム教・ヒンズー教・儒教など、世界中のありとあらゆる宗教に共通する「強運の法則」。

そのため、黄金律と呼ばれています。

 

また、それだけではなく、人間関係の本・成功法則の本・ビジネス書などを読んでも、利他について一言も書かれていない本は、一冊もないと思います。

書籍

それくらい重要なんですね。人を喜ばせるというのは。

 

黄金律で不幸になる人もいる⁉

ただ、ここが重要なポイント。

ポイント

 

黄金律を実践するにしても、やり方を間違えてしまうと、とんでもないことになってしまうんです。

人から愛されるどころか、逆に不幸になってしまう。

黄金律で不幸になる

 

どういうことか?

 

ペンシルバニア大学の研究ですが…

「黄金律は、本当に成功につながるのか」という研究

黄金律の研究

 

エンジニア・営業マン・学生など、あらゆる業界を調査した結果、どの業界でも最下位にいる人

ストレスが多くて、成績も上がらない人たちは、なんと!「人を喜ばせる人」だった

最下位

 

黄金律を実践している人たちの多くが、不幸になっていたのです。

「黄金律なんて、ウソじゃねえか!」ということですね。

怒る博士

 

ところが、もっとよく調査してみたところ…

上位にいる人たちも「人を喜ばせる人」だった

上位の人

 

ちなみに、普通の人とズルい人は、中間に位置していました。

普通の人とズルい人

 

うまくいく人とうまくいかない人の違い

最下位の人は、黄金律を実践しているのに、なぜ不幸になってしまったのか?

上位の人との違いは何なのか?

 

主な原因は、2つ。

 

①下位の人は、ズルい人にまで親切にしていた

うまく利用されてしまう。エサにされてしまうということですね。

うまく利用される

 

②世話の焼きすぎ

自分の仕事やプライベートを犠牲にしてまで、人に親切にしていた。

親切貧乏ということですね。

親切貧乏

 

というわけで、ひとまず結論。

強運を手に入れるには…

  • 周りのみんなを喜ばせる
  • ズルい人を喜ばせてはいけない
  • 無理してまで親切にしない

 

でも、ここで問題になるのが、3つ目の「無理してまで親切にしない」

 

そう言われても…

たくさんの人を喜ばせようと思ったら、無理せざるを得ないですよね。

みんなに親切

 

周りのみんなに親切にしていたら、自分の時間が削られてしまうのは当たり前。

無理するなと言われても、そんなことは無理!

 

上位の人たちは、どうやってみんなを喜ばせているのか

ではいったい、上位の人たちは、どうやってみんなを喜ばせているのか?

時間もお金も労力も使わずに、人を喜ばせる方法があるとでもいうのか?

上位の人は?

 

実は、それがあるんです!

 

2つあるんです!

簡単に人を喜ばせる方法が。

 

上位の人たちは、この2つの方法をつかって、効率よく周りの人たちを喜ばせている。

 

では、その2つの方法とは、何か?

 

効率よく人を喜ばせる方法①

まず1つ目は、こちら。

普段から笑顔

 

「なんだぁ、笑顔か」と思われたかもしれませんが、笑顔を侮ってはいけないんです。

普段から笑顔の人は、とにかく運がいい。

 

たとえば、普段から笑顔の多い人は…

仕事でミスをしても、お客さんから「いいよいいよ」「気にしないで」と許してもらえたり、

ミスをしても許してもらえる

会社に遅刻しても、「おお、何かあったのか?」と、逆に心配してもらえたり。

遅刻

 

でも、笑顔の少ない人が同じことをすると、なぜかこっぴどく怒られる。

怒られる

 

なんで、こうなるのか?というと…

「笑顔じゃない」=「無表情」

 

そして、無表情というのがいちばん、人を不安にさせる顔

無表情

 

無表情って、意外と怖いのです。

無表情

 

むしろ、プンプン怒っている人のほうが、まだマシ。

ぷんぷん

 

で、人は不安になると、脳の扁桃体が興奮します。

扁桃体の興奮

 

扁桃体が興奮すると、脳は命令を下します。

「攻撃しろ」もしくは「逃げろ」と。

脳の命令

 

だから、笑顔の少ない人は、こっぴどく怒られたり、人から避けられたり。

人から愛されない

つまり、人から愛されないということですね。

 

反対に…

笑顔の多い人は、みんなから愛される。

 

笑顔にしているだけで…

「あなたに会えてうれしい」「あなたといると楽しい」というメッセージが、自然と相手に伝わりますからね。

メッセージが伝わる

笑顔というのは、人間にとって最高の贈り物になるのです。

 

で、ちょっとここで、皆さんに1つ質問。

「この人のためなら!」と思える人を、一人思い浮かべてみてください。家族以外で。

思い浮かべる

 

思い浮かべましたか?

 

おそらくその人は、「笑顔の多い人」「笑顔の似合う人」ではないでしょうか。

笑顔の多い人

 

ムスッとした感じの人を思い浮かべた人は、たぶんいないと思います。

ムスッとした人

 

人間は、笑顔の多い人を優遇したくなるものなんですね。

 

海外の研究でも、笑顔の多い人ほど…

●平均してお金持ちになっている

●もらえるチップの金額が、他の人より何倍も多い

●離婚率が5分の1

という結果が出ています。

 

笑顔の多い人は、とにかく優しくしてもらえるのです。

 

笑顔で幸運になるのは、本当か?

でも、「笑顔ごときで、本当にそれほど運が良くなるの?大げさじゃないの?」と疑ってしまいますよね。

疑う

 

実はこれ、ちゃんと検証されていて…

カリフォルニア大学の疑い深い心理学者が、卒業アルバムにいい笑顔で写っている人たちを、徹底的に追っかけ調査しました。

「30年後はどうなっているのか?」と。

カリフォルニア大学の研究

 

その結果、平均するとやはり、結婚も人生もすべてにおいて満足度が高かった。

満足度

心と体の健康状態も、すこぶる良かったそうです。

健康

 

さらに、大阪のローカル番組。今田耕司さんの番組ですが。

「卒業アルバムに笑顔で写っている女性が、順風満帆な人生をおくっているというのは、本当に本当なのか?」というようなコーナーがあるんです。

番組

 

実際に街にでて、卒業アルバムをみせてもらい、

インタビュー

その中から、「一番いい笑顔の女性」を直撃訪問する。

直撃訪問

 

これでもやっぱり、出てくる人出てくる人、みんな幸せいっぱい。

幸せな人

 

さらに、若い頃よりずっと素敵な顔つき、キラキラした顔つきになっているんです。

これもきっと、笑顔の効果でしょうね。

 

もう、これだけ証拠がそろったら、疑いようがないですよね。

 

というわけで…

効率よく人を喜ばせる方法の1つ目は、「普段から笑顔でいる」

 

誰だってもうすでに、運が良くなる筋肉がほっぺについていますからね。

運が良くなる筋肉

 

挨拶するときも笑顔。

会話をするときも笑顔。

仕事をするときも、家事をするときも笑顔。

 

笑顔の筋肉を鍛えれば、うなぎのぼりに運勢が良くなってくると思いますよ。

 

効率よく人を喜ばせる方法②

つづいて、効率よく人を喜ばせる方法の2つ目は、こちら。

相手の自己重要感を上げる

 

自己重要感とは、「人から認められたい」「価値のある存在でありたい」という欲求。

 

非常に強い欲求であるにもかかわらず、めったに満たされることがない欲求

自己重要感を、みんなが欲しがっているんです。

 

だから、自己重要感を上げてくれる人は、喜ばれる存在になれる。愛される存在になれる。

 

簡単に自己重要感を上げる方法

では、どうすれば相手の自己重要感を上げられるのか?

 

盛大な誕生日パーティーをひらいたり、プレゼントを贈ったりすれば、簡単に相手の自己重要感はあがりますが…

自己重要感を上げる

でも、そんなことは、しょっちゅう出来ませんよね。

 

では、どうしたらいいのか?

 

いい方法があるんです!

 

それが、こちら。

  • よく話を聞く
  • 褒める
  • 感謝する

 

この3点セットだけで、もう十分、相手の自己重要感を上げることができます。

 

たとえば、ちょっと変わったところで、スナックのママ。

なぜお父さんは、直接家に帰らず、スナックに足が向いてしまうのか?

スナック

 

その理由は…

スナックのママは、よく話をきき、よく褒め、よく感謝してくれるから。

 

人は、自己重要感を上げてくれる人を、大好きになるんです。

 

反対に…

離婚したがっている妻の、いちばんの原因はこの3つだそうです。

  • 自分を見てくれない
  • 褒めてくれない
  • 感謝してくれない

離婚したがっている妻

人は、自分の自己重要感を上げてくれない人を、愛せないのですね。

 

それから、コンビニの前でタムロしている若者。

タムロする若者

 

彼らが何をしているのか?というと…

ただの「お話」です。

 

家では、まともに話を聞いてくれない。誰も自己重要感を上げてくれない。

でも、ここに来ればみんなが話を聞いてくれる。ときには褒めてくれたり、感謝してくれたり。

自己重要感を上げてくれる

みんなが自己重要感が上げてくれる。だから集まってくる。

 

蝶々が花の周りに集まるように…

花に集まる蝶

人は、「自己重要感を上げてくれる人」の周りに集まります

人が集まる

 

だから、みんなの自己重要感を上げる人は運勢がよくなる、という図式。

 

自己重要感を上げる天才・松下幸之助

これ、一番わかりやすいのが松下幸之助さん。

 

小学校中退で、火鉢屋さんの丁稚奉公から、世界のパナソニックをつくったという強運の持ち主ですが…

松下さん自身も、「実力が10%、運が90%」と断言しています。

松下幸之助

 

では、どうやって運を引き寄せたのか?

 

やっぱり、この3つ。

よく話を聞く。褒める。感謝する。

 

松下さんは、相手が高校生だろうが、小さな工場のおじさんだろうが、もうとにかく真剣に話を聞いたそうです。

よく話を聞く

 

で、その後に…

「いい話やなぁ」「君のアイディアはなかなか面白いな」「大いに参考になったよ」と褒めて、感謝した。

ほめて感謝する

 

褒めるのを忘れてしまったときには、わざわざその人ところまで足を運んで、褒めていたそうです。

「さっきの話、大いに為になったよ。ありがとう」と。

褒める

 

すると、自己重要感が上がった人たちは、松下さんのことが大好きになる。

社員

全面的に協力してくれる。

「もっと頑張ろう!」「今度は、もっといいアイディアをもっていこう!」と。

 

その結果できあがったのが、パナソニック。

パナソニック

 

ちなみに、松下さんのこの知恵は、ある人のパクリ。

 

それは誰かというと、豊臣秀吉。

豊臣秀吉

 

秀吉も、貧乏のどん底から、天下統一という、世界でも類を見ないほどの出世をした人ですが…

なぜ、そんなことができたのかというと、自己重要感を上げる天才だったから。

 

たとえば、敵の武士を捕まえたら、ふつうは打首。

敵を捕まえる

 

でも、秀吉は、そんなことはしなかった。

 

まずは、相手の話をじっくり聞いて…

その後に、「おれも足軽をやっていたから、お前の気持ち、わかるよ。国のために頑張ったんだよな。偉いよ。おまえ家族もいるんだろ。国に帰って 幸せに暮らしなよ」と逃してやった。

褒める

 

そんなことを、しょっちゅうやっていたそうです。

信長の命令をそむいてまでも、たくさんの敵を逃していたそうです。

 

もちろん、まわりの仲間は呆れ顔ですけどね。

あきれ顔

 

でもね、国に帰った武士は感激のあまり、みんなに話をします。

「尾張に素晴らしい殿様がいるぞ!おれの話をきいてくれた!おれのことを褒めてくれた!ホントに優しい殿様だ」とね。

いい噂を広める

 

そんな噂が日本中に広がることで、秀吉は、あっという間に天下を統一できたというわけです。

うわさが広がる

 

秀吉は知っていたんですね。

相手の自己重要感を上げれば、それが何倍・何十倍にもなって返ってくるということを。

未来を予想する秀吉

 

ちょっと話がそれてしまった感じがありますけど…

とにもかくにも、よく話を聞き、褒めて、感謝する。

 

この3つで、相手の自己重要感を上げることができる。

苦労することなく、多くの人を喜ばせることができる。

 

そして、やがては自分に運が回ってくる、というわけです。

 

まとめ

運をつかむ、いちばん簡単な方法は、黄金律

「人を喜ばせる」こと。

 

そして、誰もが喜んでくれる贈り物が…

笑顔と自己重要感

笑顔と自己重要感

 

いつも笑顔で、よく話を聞き、よく褒め、よく感謝する。

これだけ出来ていれば「周りの人から愛され、ビックリするほど運が良くなる」というのは、今回ご紹介しましたとおりです。

 

ただ1つ、気をつけなければならないのは、ズルい人。

ズルい人

 

ズルい人に好かれたら、不幸の始まりですからね。

決して喜ばせてはいけない。親切にしてもいけない。

 

それから最後に…

犬と人間には「人を喜ばせると快感を感じる」というシステムが、遺伝子の中に組み込まれています。

犬と人間

 

つまり、黄金律は、快感を感じながら、人に愛され、運が良くなるという一石三鳥の幸せ法則。

こんなに素敵な方法は、他にないと思いますからね。

 

まずは試しに、明日1日だけでもいいですから…

「いつも笑顔で、よく話を聞き、よく褒め、よく感謝する」を ぜひ実践してみてください。

 

自分を取り巻く雰囲気が、いい方向へ変化していくのをすぐに実感できると思いますよ。

 

 

☆☆☆

以上、【強運の法則】なぜあの人は運がいいのか?でした。

 

●こんな記事もありますよ

人生を変えるベストな方法『モデリング』

著者:心理カウンセラー・ラッキー

★YouTube 始めました★

きっと役立つ知恵をお届けします

☆ラッキーのTwitter☆


★読むだけでみるみる幸運になる「ラッキー語録」も、TwitterとFacebookで無料公開中!