「毎日同じことの繰り返しで、もううんざり」という方も少なくないと思います。
そんなマンネリ化した日々を、どうしたら「充実した毎日」に変えることができるのか?
毎日を充実させるためのキーワードは、ズバリ『時間の伸び縮み』です。
これでは、何のことやらサッパリわからないですよね。
そこを詳しくお伝えさせていただきます。
毎日を充実させる秘訣は『時間の伸び縮み』
時間は、みんなに平等で、だれでも1日24時間。
ところが、「心理的な時間」は伸びたり縮んだりします。
わかりやすいのが、バンジージャンプ。
階段を上って、飛び降りるまでの時間は「ほんの数分」ですが、ものすごく長く感じるものです。
落ちている最中は、スローモーションになったりもします。
なぜ、そのような「時間の伸縮」が起こるのでしょうか?
それは、脳への刺激が強いと、たくさん記憶に残るから。
「記憶した量」が多いぶん、時間を長く感じるわけです。
記憶が多いと、充実感を感じる
で、ここが面白いのですが…
記憶がたくさん残ると、人は充実感を感じる
たとかば、ジェットコースターやピアノの発表会。
どちらも、緊張と恐怖の連続。
刺激が強いから、いろんなシーンがたくさん記憶に残ります。
だから、終わったあとは、みんな満面の笑み。
記憶した量が多いから、充実感を感じることができるというわけです。
反対に、たとえば「毎日の皿洗い」は、なんの刺激もないから、ぜんぜん記憶に残らない。
記憶に残らないから、充実感を感じられないのです。
つまり…
「たくさん記憶に残る」=「充実感」
毎日を充実させるには、「たくさん記憶に残す」ことが必須なのです。
記憶を残すベストな方法
では、普段の生活のなかで「たくさん記憶に残す」には、どうしたら良いのでしょうか?
ベストな方法は、こちら↓
やったことのない事をする
「初体験を増やす」「慣れないことをする」ということ。
どんなに単純なことでも、『初体験』というのは脳にとても強い刺激を与えます。
たくさん記憶に残るのです。
なかでも大切なのは「平日」。
休日は、お出かけしたり、友達と思いっきり遊んだり、美味しいものを食べにいったり…。
いくらでも初体験ができます。
でも、平日は意外と難しい。
どうしてもマンネリ化しがちです。
では、平日にどんなことができるのでしょうか?
たとえば…
●入ったことのないお店でランチを食べる
●いつもの食堂でも、食べたことのないメニューにしてみる
●コンビニのスイーツを毎日1つ食べて、全種類制覇を目指す
●帰りの電車を途中下車して、知らない街をブラブラする
●肉屋を見つけたら、揚げたてのコロッケを食べちゃう
●たまには銭湯に行ってみる
●そこで出会ったおじいちゃんに話しかけてみる
●ちょっと怖いけど、献血に挑戦してみる
●思い切って部屋を模様替えしてみる
●TSUTAYAで映画をレンタルしてきて感動する
●水耕栽培の野菜を部屋で育ててみる
●株式投資をはじめてみる
何をするかは、人それぞれですが…
「やったことのない事」を増やした分だけ、記憶量は増える。
そして、記憶量が増えた分だけ、充実感も大きくなるというわけです。
「毎日同じことの繰り返し」だと、どうなる?
反対に、毎日同じような生活を繰り返していると、どうなるのか?
記憶量が増えないから、1年があっという間。
「ああ、今年も何もせずに終わっちゃったなぁ。一年って早いなぁ」と、心がむなしくなるんです。
毎日同じような生活というのは、たしかに楽です。
でも、最後に残るのは「むなしさ」だけ。
そうならないためにも、平日を充実させることが何より重要なわけです。
人生を充実させる鍵も「平日」
人の一生というのは、およそ30,000日。
そのうちの3分の2、約20,000日は平日です。
つまり、平日が充実していなければ、人生も充実しない。
反対に、平日が充実していれば、人生も充実する。
平日に「やったことのない事」をたくさんする、というのは「毎日を充実させる」だけではなく、人生全体を輝かせるための大切なキーワードでもあるのです。
心理学で、よく言われることですが…
幸せになりたかったら、「物」ではなく、「経験」にお金を使え!
その理由は、今回お話した通りです。
やろうと思えば、そんなに難しいことではないと思います。
ほんの小さなことでOKです。
お小遣いの範囲内で、ぜひいろんなことにチャレンジして、平日を充実させていってくださいね。
それを毎日続ければ、人生全体も輝いてくるはずです。
☆☆☆
以上、毎日を充実させる秘訣『時間の伸び縮み』でした。
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