【こう考えればOK!】人生もっと楽になる!驚きの考え方

心理カウンセラー・ラッキー
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突然ですが、ちょっと想像してみてください。

 

目のまえに、魔法使いが現れて…

毎日が気分爽快で上り調子の人生と、イライラや悩み事の多い下り坂の人生。あなたは、どちらがいい?わたしが叶えてさしあげよう」

 

そう言われたら、絶対に「気分爽快で上り調子の人生」の方がいいですよね。

 

では、そんな魔法のような方法が、この世にあるのか?というと…

これが、あるんです!

 

やり方は、とっても簡単。

考え方をちょっと変えるだけでいいんです。

 

というわけで今回は、人生がもっと楽になる考え方1つご紹介させていただきます。

 

これを知るだけで、毎日がビックリするほどラクになるだけでなく、人生がより良い方向へ向かっていきますからね。

ぜひとも、最後までご覧ください。

 

 

人生がもっと楽になる考え方

人生がもっと楽になる考え方、それは、こちらです↓

「それって普通なんだ」

 

いったい、なんのこっちゃ?ですが…

「それって普通なんだ」は、人生をラクにする魔法の言葉。

これは、ものすごく深~い話です。

 

たとえば、わかりやすいところで、

「うちの息子はだらしないし、勉強も嫌いって言うの。もう困っちゃう」

 

そんな悩みを抱えるお母さんも少なくないと思いますが…

子どもがだらしないのは、普通です。

勉強が嫌いなのも、普通です。

だいたいみんな一緒です。

 

この普通のことに対して、「それって普通なんだ。みんな一緒なんだ」

そう思えたときに、奇跡が起こるんです。

 

まず、「普通だ」と思っているから、感情的にならずにすみます。

「また脱ぎっぱなしにして~」程度で終わらせることができます。

 

また、「だらしなくて勉強が嫌いなのが普通」と思っていれば、ほんの小さなことでも、子どもを褒めてあげられます。

「洗濯物、持ってきてくれたのね。お母さん、うれしいわ♪」とか、

「あらっ、宿題ガンバってるわね。えらいわね!」というように。

 

で、人間には不思議な性質があって…

「褒められた行動は、無意識のうちに増えていく」

 

これを強化の原理というのですが、つまりは、小さなことを褒めることで、子どもがより良い方向に変わっていくということですね。

その結果、お母さんの苦労も少しずつ減り、子育てがどんどん楽になるわけです。

 

これとは反対に、「だらしないのはダメなこと。勉強が嫌いなのはいけないこと」なんて思っていると、心穏やかではいられなくなります。

「もう!出したら出しっぱなし!さっさと宿題終わらさせなさい!ホント、ダメな子ね」

 

怖いのはここからで…

ダメ出しばかりされると、子どもは「自分はダメな人間だ」というセルフイメージができてきます。

すると、本当にダメな人間に育っていくんです。

 

これをゴーレム効果というのですが、子どもの人生が下り坂になるだけでなく、お母さんの苦労もますます増えてしまう、ということですね。

 

くり返しますが、子どもがだらしないのは普通です。勉強が嫌いなのも普通です。

この普通のことを「普通」と思うのか、「ダメだ」と思うのかで、その先の人生まったく違ってくるわけです。

 

これは、子どもだけでなく、旦那さんでも同じ。

「休みの日はゴロゴロゴロゴロして!掃除もできないじゃない!500円あげるから、どっか行ってきて!」

 

そんなストレスを抱えている奥様も少なくないと思いますが、

世の男性が、休みの日に家でゴロゴロするのは普通です。みんな一緒です。

 

「それって普通なんだ」

そう思っていれば、それほどストレスにはならないし、ちょっとしたことで褒めてあげられます。

 

「太郎ちゃんの散歩に行ってくれるんだ。助かるわ」

「買い物、付き合ってくれるんだ。うれしいわ♪」

 

すると、「強化の原理」で旦那さんに良い行動が増えてくる。

だんだん理想の旦那に近づいていく、というわけです。

 

「それって普通なんだ」は自分に対しても使える

「それって普通なんだ」は、家族だけでなく、自分に対しても使えます。

 

たとえば、「片づけは苦手だし、三日坊主だし。ホント私って、ダメね」

 

こんな感じで劣等感を抱いている方もみえるかもしれませんが…

人間、片づけが苦手なのは普通です。

三日坊主も普通です。

 

「あっ、それって普通なんだ。みんな一緒なんだ」

 

そう思えれば、自分を責めることがなくなり、心安らかに生きていけます。

自信も失わずに済みます。

 

「でも、『それが普通』なんて思っていたら、怠け者になっちゃうんじゃないの?」

そんな疑問もあるかもしれませんが、真実はその逆。

 

人間の変化は、「現状の肯定」からしかありえないのです。

 

「三日坊主で、ダメな私」と自分を否定している人は、そもそも「ダイエットのためにジョギングを始めよう!」なんて思いません。

自信がないので、「どうせ、やっても続かない」と考えます。

 

一念発起してジョギングを始めたとしても…

3日目くらいに苦しみがやってくると、「ほら、やっぱり私には無理だ」とすぐにあきらめてしまいます。

ますます自信を失っていきます。

 

それとは反対に、「三日坊主って、普通なんだ。みんな一緒なんだ」と自分を肯定できている人は…

自信を失わないので、「でも、出来ればこんなふうになりたいな」と希望を持てます。

 

「ダイエットのためにジョギングでも始めてみようかな」という気持ちになれます。

 

実際にジョギングを始めて、3日目に苦しみがやってきても…

「これって普通なんだ」と思えるから、「キツイけど、とりあえず2週間は続けてみよう」と踏ん張ることができます。

 

で、少しでも結果が出れば、それが自信につながり、もっとがんばれる自分になっていくというわけです。

 

お分かり頂けたと思いますが…

人間の変化は、「現状の肯定」からしかありえない。

 

そして、現状を肯定するための言葉が、「それって普通なんだ」なんですね。

 

「それって普通なんだ」は生活のあらゆる場面で使える

「それって普通なんだ」は、この他にも、生活のあらゆる場面で使えます。

 

「部長は怒りん坊で、もう嫌になっちゃう」というのもあると思いますが…

部長がすぐに怒るのは、普通です。

上司は「怒るのが仕事」みたいな面もありますからね。

 

「部長が怒るのは普通のことなんだ」

そう思えれば、過剰反応しなくて済みます。

 

怒られている最中も冷静でいられるし、職場の居心地も良くなるのではないでしょうか。

 

渋滞のなか、イライラして車線変更を繰りかえす車がいると、こっちまで嫌な気分になってしまいます。

 

そんなとき、「渋滞でイライラするのは、普通だよね」と思えたら、どうでしょう?

 

渋滞の中でも、落ち着いて運転している人は、「二重マル◎」になります。

 

合流する車に、「どうぞ」と道を譲っている人は、「花マル」になります。

 

「渋滞でイライラするのは、普通」と思うだけで、視点が変わって、周りが良い人だらけになるんです。

これだけでも、気分が良いですよね。

 

悩みの1つや2つ、あるのが普通

あと最後に、こんな事はないでしょうか?

「お金の不安はあるし、アレルギーで鼻がムズムズするし、子どもは反抗期だし。なんで、私の人生うまくいかないの!」

 

こんな感じで、自分の人生を呪いたくなるときもあるかもしれませんが…

人間生きていれば、悩みの1つや2つ抱えているのが普通です。

 

お金の不安があるのは、普通です。

健康の不安があるのも、普通です。

人間関係の悩みがあるのも、普通です。

仕事が大変なのも、普通です。

 

「一点の曇りもない幸せ」というものは、ありません。

 

どんなにお金持ちになっても、タンスの角で小指をぶつけるし、人から嫌われることだってあるし、頭痛に悩まされるときもある。

 

あるていど歳をとれば、持病の1つや2つ、抱えているのが普通です。

 

ぼくも、小さな持病があって、これが悪化してくると…

「もう、長くは生きられないんじゃないかな」と不安になるときもあります。

 

そんなときこそ、「これって普通なんだ。みんな同じような悩みを抱えながら生きているんだ」と考える。

 

すると、気持ちがグッと楽になり、心は落ち着きを取り戻します。

不安なまま安心して生きていけます。

 

また、「みんな、それぞれの悩みを抱えながら、笑顔でがんばっているんだ」と思うと、おだやかで優しい気持ちになれます。

 

心身にぬくもりが広がり、「自分もがんばろう!」と新たな元気も湧いてきます。

 

心理学のある研究によると…

「誰の人生にもツラいことはあるんだ。それが普通なんだ」と思える人は、

・幸せを感じやすい
・ストレスに強い
・人との「かかわり」も深くなる

その結果、人生満足度が大幅に高まるということも分かっています。

 

「それって普通なんだ」には、こんな効果もあるんですね。

 

長い話になってしまいましたが…

普通のことに対して、「普通なんだ」と思うのか、「ダメなことだ」と思うのかで、人生の快適さがぜんぜん違ってくるということをお分かり頂けたのではないでしょうか。

 

まとめ

ご紹介しました通り、「それって普通なんだ」の波及効果は、とっても幅広い。

なので、最後に簡単にまとめさせていただきます。

 

①他人に対して「それって普通なんだ」と思えれば、ストレスが減るだけでなく、小さなことで褒めてあげられます。

すると、強化の原理で、相手はより良い方向へ変わっていきます。

 

②自分に対して「それって普通なんだ」と思えれば、自分を肯定できるので、自信を失わない。

より良い未来へ向かって努力する、希望とやる気が湧いてきます。

 

③「悩みの1つや2つあるのは、普通なんだ」と思えれば、自分が安心できるだけでなく、周りの人にも優しくなれます。

また、幸せを感じやすくなり、ストレスにも強くなれます。

 

④「部長は怒るのが普通なんだ」とか、「渋滞でイライラするのは普通だよね」と思えれば、ストレスが減るだけでなく、「周りは、良い人だらけ」になります。

 

普通のことを、あらためて「普通なんだ」と考えるだけで、これだけたくさんの効果があるわけですから、やらないなんて勿体ないですよね。

 

「それって普通なんだ」は、ストレスの多い現代社会を生きぬく賢い知恵。

これを使いこなせば、重たい気分から解放されて、もっと軽快に、もっと自分らしく、自由な心でイキイキと生きていけると思いますよ。

 

 

以上、【こう考えればOK!】人生もっと楽になる!驚きの考え方でした。

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著者:心理カウンセラー・ラッキー

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