「嫌われる行動」としてよく言われるのが…
・ワガママ
・悪口が多い
・自慢が多い
・怒りっぽい
・嘘つき
・ケチ
・不潔
この他にも…
・人の話を聞かない
・「でも」「だって」が多い
・愚痴が多い
・口が軽い
・人によって態度が変わる
・リアクションが薄い
・神経質
といったものがありますが、これらはもう当たり前すぎて、言うまでもないですよね。
今回の内容は、そうではなくて…
・悪いことをした覚えはないのに、なぜか嫌われる行動
良かれと思ってした行動が、実は周りに悪い印象を与えている…。
これって、自分では気づかない分、余計に怖いですよね
そこでで今回は、なぜか嫌われる行動を5つ、ランキング形式でご紹介します。
これを覚えておかないと、確実に人生で損をしますからね。
ぜひとも最後までご覧ください。
なぜか嫌われる行動・第5位
なぜか嫌われる行動の第5位は、こちら↓
ミーフォーマー
これは、SNSに関連する話ですが、SNS利用者は大きく2つのタイプに分けられます。
「インフォーマー」と「ミーフォーマー」
インフォーマーとは、有益な情報をシェアする人。
「この100均グッズ、凄い!」
「東海道線が遅延してますよ」
「この動画おもしろい!」
こんな風に、役立つ情報をシェアしてくれるのがインフォーマー。
インフォーマーは、友人が豊かで、満足度の高い関係を築く傾向があるということが分かっています。
一方、ミーフォーマーとは、自分の情報ばかり発信する人。
たとえば…
「彼と初の北海道!」
「やっぱシャトーブリアン最高!」
と、自分のキラキラした部分ばかりを投稿してしまうタイプです。
ミーフォーマーは、「はいはい、それは良かったですね」と嫉妬されたり、「どんだけ自己顕示欲が強いの!」と思われたりして、知らぬ間に嫌われてしまう。
もちろん、自分の情報を発信すること自体が悪いわけではありません。
「自分の情報ばっかり」というバランスの悪さがいけない。見ている人のストレスになるのです。
ちなみに、SNS利用者の約80%がミーフォーマー、もしくはミーフォーマー傾向にあるということが分かっています。
つまり、誰もが無意識にやってしまいがちな行動なので、ちょっと意識して、情報のバランスを取ったほうがいいですよ、ということですね。
なぜか嫌われる行動・第4位
なぜか嫌われる行動の第4位は、こちら↓
聞かれてもいないのにアドバイスする
みなさんも、こんな経験はありませんか?
突然、「ショートカットキーを覚えた方が効率いいよ!」とアドバイスされて、ムカッときた。
「もっと明るい服を着たほうがいいんじゃない?」と突然言われて、イラッとした。
なぜ、頼んでもいないアドバイスをされると、こんなに腹が立つのか?
その理由は、自分の自己肯定感が下がるからです。
アドバイスする側は、相手の為と思って言っているかもしれませんが…
言われた側にしてみれば、「ダメ出しされた」とか、「上から物を言われた」と感じてしまい、自己肯定感が下がってしまう。
でも、アドバイスしてもらった以上、反論するわけにもいかず、苦笑いをして怒りをこらえるしかない。
これでまた、自己肯定感が下がる。
そして、ここが重要ですが、「人は、自分の自己肯定感を下げる人を嫌いになる」という法則があります。
この法則通り、アドバイスする人は嫌われてしまう、というわけです。
「聞かれてもいないのにアドバイスする」ことは、相手の自己肯定感を下げる、やってはいけない行為なんですね。
アドバイスを求める人は、好かれる
ちなみにですが、アドバイスを求める人は、好かれます。
なぜなら、頼られた人は自己肯定感が高まり、相手を好きになるからです。
先ほどの逆ですね。
ですので…
・聞かれてもいないのにアドバイスはしない
・積極的にアドバイスを求める
この2つを心掛ければ、無駄に嫌われることがなくなる、だけでなく、多くの人から好かれ、楽しい人間関係を築いていけると思いますよ。
なぜか嫌われる行動・第3位
なぜか嫌われる行動の第3位は、こちら↓
批判が多い
たとえば…
「あの番組つまらない」
「あそこの店員、最低!」
「あのお笑い芸人、面白くない」
など、批判ばかりする人、みなさんの周りにもいるのではないでしょうか。
本人は、「正直な意見を言っているだけ」かもしれませんが、周りの人からは嫌われることが多い。
なぜなら、安心感がないからです。
「もしかしたら、自分も陰で悪口を言われてるかもしれない」
「この人の前では、ヘタなことは言えない。弱みを見せられない」
と感じてしまい、無意識にその人を避けるようになってしまうんです。
人は、「この人の前だと、素の自分でいられる」と感じる相手を好きになります。
逆に、「この人には、自分をさらけ出せない」と感じる相手を避けるようになります。
この法則通り、批判の多い人は、周りの人から嫌われてしまうのですね。
心理学の実験でも…
「このパソコンは使いやすい」と褒めてから授業をした講師は、好印象度が、11点満点中6.75。
「このパソコンは使いづらい」と批判してから授業をしたときは、好印象度が3.53。
たった一言、パソコンを批判しただけで、ここまで印象がガタ落ちしてしまうのです。
「褒める3:批判1」ならOK
とはいっても、絶対に批判してはいけない、という話ではありません。
「褒める3に対して、批判1」
これくらいのバランスなら、逆に「正直な人だ」と思ってもらえますからね。
物事のマイナス面だけでなく、プラス面にも目を向ける癖をつけると、自然にバランスが取れて、正直に発言しても嫌われることがなくなると思いますよ。
なぜか嫌われる行動・第2位
なぜか嫌われる行動の第2位は、こちら↓
怒りを溜めこむ
みなさん、こんな経験ありませんか?
上司にイヤミを言われて、イラッとしたけど、苦笑いしてやり過ごした。
お客さんに理不尽なことを言われて、ムカッとしたけど、笑顔で対応した。
実は、このときに感じた怒り、自分はすっかり忘れたつもりでも、心は忘れていない。
怒りのガスは、残っているのです。
すると、同僚に対して、「そんなことは自分でやれよ!」と冷たい態度を取ってしまったり、
奥さんに、「買っといてくれって頼んだだろ!」と強い口調で言ってしまったり、
子どもに、「なんで片づけができないんだ!」と怒鳴ってしまったり、
怒りのガスが、別の場所で爆発してしまう。
これを「社会的感染」と言ったりしますが、怒りを溜めこむ人は、普段はいい人でも、ときどき嫌な人になってしまう。
だから嫌われる。
新聞を見ていると、「あんないい人が、こんな事件を起こすなんて!」という記事をときどき見かけますが、これもたいてい「怒りを溜め込みすぎた結果」なんですね。
怒りを溜め込まない方法
では、どうしたら、怒りを溜め込まずにいられるのか?
ボイントは、「怒りをその都度吐き出す」こと。
たとえば、理不尽なことを言われたら、心の中で「あっかんべー」をしてもいいし、
一人になってから、「ふざけるな!いい加減にしろ!」とブツブツ暴言を吐いてもいい。
とにかく、怒りのガスを、心の外に出して燃やし尽くす。
これが、怒りを溜めない秘訣。
これを心掛けるだけで、毎日をもっとご機嫌で過ごせるようになり、周りとの関係も驚くほど良くなるかもしれませんよ。
なぜか嫌われる行動・第1位
なぜか嫌われる行動の第1位は、こちら↓
感謝の言葉が少ない
・感謝の言葉が多い人は、相当好かれます
・感謝の言葉が少ない人は、結構嫌われます
その差は、天国と地獄。想像以上にデカいです。
この大きな違いをお伝えしたくて、簡単なお話をつくってみました。
すぐに終わるので、少々お付き合いください。
「感謝の多いA課長と感謝の少ないZ課長」、というお話です。
A課長は、資料をまとめてくれた部下に「綺麗なレイアウトだね。ありがとう!助かるよ」と感謝します。
飲みに行っても、「無欠勤でがんばってくれて、ありがとう」と、みんなをねぎらいます。
お店を出たあとも、「今夜は楽しかったよ!ありがとう」と感謝します。
いつもこんな感じだから、A課長は部下から慕われ、部下も「明日からもっとがんばろう!」という気持ちになります。
一方、感謝の少ないZ課長は、部下が資料をまとめてくれたら、「そこに置いといて。あと、これやっといて」と言います。
飲みに行っても、ねぎらいの言葉はありません。
店を出たあとも、「俺がおごったんだから、感謝されて当然」という態度です。
それから数日後。
二人がエレベーターで一緒になったとき、Z課長はこう言います。
「お前は部下に恵まれてるよな。よく働いてくれるし、慕ってくれる。それに引きかえ、俺の部下と言ったら…」
と、愚痴をこぼしたとさ、というお話。
もうお分かりだと思いますが、悪いのは部下ではなく、「自分の感謝の無さ」なんですね。
・「感謝する」とは、相手のがんばりを認めること
・「感謝しない」とは、相手のがんばりを認めないこと
Z課長の部下にしてみれば、「自分を認めてくれない人なんて、大っ嫌い!」「こんな人のために、一所懸命がんばれるか!」ということですね。
これは職場だけでなく、家庭でも同じ。
「いつもありがとう」と感謝する旦那さんと、「飯はまだか?」と感謝のない旦那さん。
どちらが好かれ、どちらが嫌われるかは、考えるまでもないですよね。
感謝の少ない人は、なぜ感謝が少ないのか?
ここが重要なポイントですが…
感謝の少ない人は、なぜ感謝が少ないのか?
それは、なんでも「当たり前だ」と考えるからです。
・お金をもらってるんだから、一生懸命働くのが当たり前
・プロだから、上手くできて当たり前
・主婦だから、しっかり家事をこなすのが当たり前
・店員は、愛想がいいのが当たり前
でも、これらは全然「当たり前」じゃないんですね。
人間誰でも…
・体調の悪い日がある
・どうしてもやる気が出ないときもある
・夜中に子どもの発熱で、寝不足のときもある
・親が入院して、バタバタしているときもある
それでも毎日、満員電車にのって、愛想を振りまきながら8時間働く。
これって、凄いことですよね。
夫婦でも同じで…
世界に70億人以上いる人の中から、自分一人を選び、人生のすべてを賭けてくれた。
さらに、早朝からお弁当をつくったり、体調のすぐれない日も掃除をしてくれたり。
これも、凄いことですよね。
このような現実を、なんとなくでも頭でイメージできれば、自然と感謝の言葉が増えます。
先ほどのA課長のように、「いつもありがとう!」と言いたくなります。
そして、みんなから好かれます。
「ありがとう」と言われて、気分を悪くする人は一人もいませんからね。
ぜひとも、「ありがとう」を2倍・3倍と増やして、最高の人間関係を築いていってくださいね。
まとめ
今回ご紹介しました、なぜか嫌われる行動は、この5つ。
⑤ミーフォーマー(SNSで自分のことばかり発信する)
④聞かれてもいないのにアドバイスする
③批判が多い
②怒りを溜め込む
①感謝の言葉が少ない
どれも、無意識についやってしまいがちなことばかりですからね。
もしも、「あっ!わたし、これやっちゃってる」というのがありましたら、すぐに取り除いてみてくださいね。
自分を取り巻くムードが、大きく変わってくると思いますよ。
以上、なぜか嫌われる行動・5選でした。
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