「自分がやりたいことが見つからない」
「本当にやりたいことは何だろう?」
「サラリーマンで一生を終えていいのだろうか?」
自分の将来に「漠然とした不安」を抱えている方も少なくないと思います。
そんな人のための「本当にやりたいことを見つける3つの質問」をご紹介させていただきます。
本当にやりたいことを見つける質問3つ
では早速、質問をご紹介していきます。
紙に書きながら考えると、思考を整理しやすいと思いますよ。
質問①
自分のお葬式で どう思ってもらいたいですか?
1つ目の質問は、
自分のお葬式の参列者に『どんな人だった』と思ってもらいたいのか?
というもの。
少し暗い質問ですが…
これを考えると、あなたの「理想的な生きかた」が見えてきます。
人は、遅かれ早かれ必ず他界します。
そのお葬式には、家族・親戚・友人・知人・ご近所さんなどが参列することでしょう。
自分がこの世を去ったあと、その人たちにどう思われたいですか?
「平凡だけど、幸せな人生を送った人」と思われるだけで満足なのか。
もしくは、
「一代で会社を築き上げ、ボランティアにも力を注いだ立派な人」
「義理人情に厚く、多くの人から慕われた人」
と思われたい人もいることでしょう。
この気持ちが、「損得勘定なしの、純粋な欲求」。
自分が本当にやりといことのヒントになります。
今の生活を繰り返して、そこに到達できるのなら、現状を変える必要はないでしょう。
もし、そうでないのなら…
なにかしら行動を変えていかないと、結果を変えることはできません。
お葬式でどう思ってもらいたいかを考えると…
人生の方向性が見えてきて、今取り組むべきことのヒントも得られるはずです。
質問②
あと5年の寿命なら どんな生活をしたいですか?
これまた暗い質問で、ごめんなさい。
二つ目は、「あと五年で人生が終わるとしたら…」というもの。
なぜ5年なのかというと…
1年という短い期間にすれば、
「仕事をやめて、ずっと旅行」
「お世話になった人に あいさつ回り」
というような 短絡的な答えになってしまうからです。
逆に、
一生という長い期間にすると、
「あれも、これも」と選択肢がいくつも出てきてしまいます。
人生で「やりたい事のすべて」をする時間はありません。
5年という期限で真剣に考えると、「本当にやりたいこと」を絞り込むことができます。
もしも、陶芸をやりたいのなら…
それに関わる仕事を探すのもいいし、一生続ける趣味にしてしまってもいい。
もしも「イタリアで暮らしたい!」と思うのなら…
イタリアに在住できる仕事を探すのもいいし、
今日から本気で、イタリアで暮らすための貯金を始めてもいいわけです。
「ずっと釣りをしていたい」のなら、漁師になるという手もあります。
人生があと5年だとしたら、あなたはどんな生活をしたいですか?
そこに「本当にやりたいこと」のヒントが見るかるはずです。
質問③
幼少期に大好きだったことは?
あなたは子供のころ、
どんなことが大好きで、いつもどんな遊びをしていましたか?
「人と話すのが好きだった」
「一人、積み木で遊んでた」
「講演で遊ぶのが好きだった」
など、いろいろな人がいると思います。
子どものころに、自然とやっていて楽しかったことは…
間違いなくあなたの才能であり、本当に好きなことです。
楽しかったことを書き出していくと、
「自分の得意なこと」
「心から楽しめること」
が見えてくる。
そして、その共通点を探していくと「本当にやりたいこと」も見えてきます。
たとえば、
「笑わせることが好きだった」
「マジックが好きだった」
というのであれば…
人を楽しませることが好きなので、客商売が向いているかもしれません。
「ゲームが好きだった」
「けん玉が好きだった」
というのであれば…
1人で黙々とやる仕事が向いているかもしれません。
このようにして絞り込んいくと「本当にやりたいこと」の答えが見えてきます。
あなたが幼少期に大好きだったことを、もう一度思い返してみましょう。
情報収取も大切です!
もしも「本当にやりたいこと」が見つかっても…
「さっそく転職するぞ」「今すぐ!起業するぞ」と、勢いにまかせて決断を早まってはいけません。
まずは、十分な情報収集が大切です。
たとえば「通訳者」や「弁護士」。
資格としては、とても素晴らしく魅力的なものです。
しかし、十分な働き口があるのか?といえば、現実は厳しいものです。
やりたいことを始めても、「こんなはずじゃなかった」では困ります。
情報収集をしっかりと済ませ、それから現実の行動に移していくのが理想です。
本当にやりたいこと・まとめ
「自分の人生、このままで良いのだろうか?」
と人生に迷ったときは、自分に「3つの質問」をしてみる。
3つの質問
① 自分のお葬式で、どう思ってもらいたいですか?
② あと5年の寿命なら、どんな生活をしたいですか?
③ 幼少期に大好きだったことは?
これらの質問に答えることで…
- 理想の人生像
- 本当にやりたいこと
- 心から楽しめること
などが見えてきて「自分が何をしたいのか」を認識することができます。
紙とペンを用意して、ぜひ一度お試しください。
以上、『本当にやりたいことを見つける3つの質問』でした。