悪口を言う人の心理と結末
あなたの周りにも「悪口ばかり言う人」がいると思います。
なぜ、その人は悪口ばかりなのでしょうか?
今回は『陰口、悪口を言う人の心理と結末』についてお話させていただきます。
悪口の『錯覚』と『不信感』
なぜ悪口を言うのか?というと…
自分に「劣等感」があるから。
他人を引きずり下ろすことで、自分の劣等感を忘れられるからです。
心理学では、これを「引き下げの心理」といいます。
だから、他人の悪口を話していると少し楽しいし、
![悪口ばかりの人](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2014/11/20141104waruguti.jpg)
一時的に、優越感や一体感がうまれたような錯覚もおこります。
![優越感や一体感がうまれる悪口の心理](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2014/11/20141104kaiwa.jpg)
しかし同時に、心の奥底では…
相手の二面性に対して、不信感も生まれてしまう。
「もしかしたら、よそでは、わたしの悪口も言ってるんじゃないかしら?」
「この人の前では、うっかりミスもできないわ」
と。
![わたしの悪口も言ってる?](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2014/11/20141104fuan.jpg)
悪口を言うことで、結局は自分が嫌われてしまうし、
そんな人間関係は、すぐに壊れてしまいます。
![悪口ばかり言う人の結末](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2014/11/20141114togireru1.jpg)
悪口の危険性と常習性
悪口は、危険な娯楽でもあります。
人は、直接ほめられるよりも、
「あの人が、あなたのことほめてたわよ!」と間接的にほめられたほうが、ずっと嬉しいものです。
![褒められて喜ぶ女性](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2014/11/20141110mama1.jpg)
逆に、
「あの人が、あなたの悪口 言ってたわよ!」と聞けば、もう怒り心頭ですよね。
![悪口に怒り心頭](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2014/11/20141104okoru.jpg)
本人のいないところで悪口を言うことは、たいへん危険なこと。
![悪口の危険性](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2014/11/20141104kiken.jpg)
「絶対に内緒よ!」は、
「話す価値があるわよ!」と言っているのと同じ。
知らぬ間に、広まってしまいます。
![知らぬ間に広まる悪口](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2014/11/20141104hamon.jpg)
しかも、伝言ゲームのように…
本人に伝わるときには、「もっとひどい悪口」に変化している場合が多いもの。
もしも、言葉に「色」がついていて、悪口の悪影響を目で確認することができたなら…
怖くなって、悪口は言えなくなるはずです。
「悪口」の怖さは、それだけではありません。
悪口には「やめられない」という常習性があります。
他人のあら探しは、
すぐに習慣になってしまい、絶えず標的となる人を探し回るようになる。
![他人のあら探し](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2014/11/20141104sagasu.jpg)
朝から晩まで、ひっきりなしに、
良いとか悪いとか、評価するのがクセになってしまうのです。
![他人を評価するクセ](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2014/11/20141104maru.jpg)
![他人を批判するクセ](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2014/11/20141104batu.jpg)
あなたの周りにもいますよね。
あれって悪いクセなんですね。
悪口を言うことからくる「一時的な優越感や一体感」という快感がやめられない。
これが、悪口の常習性です。
そして、その人たちの結末は…
皆から嫌われる
なぜなら、悪口の多い人は信用ならないし、
悪口は独り歩きして、いつかは本人の耳にも届いてしまうからです。
「あいつは悪い!」と、人差し指を相手に向ければ…
![悪口の三倍返し](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2014/11/20141104yubi.jpg)
中指・薬指・小指は自分に向いてしまう。
このように、
他人を非難すれば、やがて「三倍返し」で自分に返ってくるのです。
かわいそうですが、他人のクセを治してあげることはできません。
それよりも、自分が悪口をいわないように気を付けることの方が肝心です。
悪を探すのではなく、美徳を見つけていく
他人の欠点をさがして悪口を言うのは、誰にだってできます。
![他人の欠点を探す人](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2014/11/20141104baka.jpg)
それよりも…
他人の欠点を見るのはやめ、長所を見る。
![長所を見る](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2014/11/20141128ha-to.jpg)
心の悪を探すのではなく、美徳を見つけていく。
![美徳を見つけていく](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2014/11/20141104ha-to.jpg)
そうすることで、自分自身も気分がいいし、
![気分がいい](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2014/11/20141110mama2.jpg)
悪口を話すより何倍も、素敵な人間関係を築けるはずです。
![素敵な人間関係](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2014/11/20141114moriagari.jpg)
悪口を言う暇があったら、まず他人をほめる。
![他人をほめる](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2014/11/20141114jyosikai.jpg)
それは、必ず自分にも返ってきます。
「あの人が、あなたのことほめてたわよ!」と。
貴方がたとえ氷のように潔癖で雪のように潔白であろうとも、世の悪口はまぬがれまい
(シェイクスピア)
以上、『【悪口ばかり言う人】陰口、悪口を言う人の心理と結末』でした。