この記事でお伝えしたいこと
- 仮眠の効果
- 正しい仮眠のとり方
- 昼寝のコツ
強い睡魔に襲われる時間帯は、AM2~3時とPM2~4時。
昼食後に眠たくなるのは、ごくごく当たり前のこと。
ですが、眠気を我慢しながら仕事するのは、猛烈なストレスになりますよね。
仕事もはかどらないし…。
そのストレスを解消してくれるのが「仮眠」。
これしかないんです。
アメリカ・NASAの研究者は、こう言っています。
「26分の仮眠によって、仕事効率が34%アップ。社員の能力をほんの26分間で34%も向上させる経営戦略が他にありますか!」
日本の厚生労働省も、こう言っています。
「午後の早い時刻に30分以内の短い昼寝をすることが、眠気による作業能率の改善に効果的です」
国も、「昼寝をしましょう!」と正式にすすめているのです。
ほかにも…
Google・アップル・マイクロソフトなど世界の大企業も、仮眠室や睡眠マシンを導入して、積極的に昼寝を勧めています。
では、仮眠にはどんな効果があるのか?というと…
- ストレス解消効果
- 午後の眠気が解消される
- 脳がリセットされ集中力がアップする
心臓病予防・糖尿病予防・認知症予防など、さまざまな病気な予防になることもわかっています。
わずかな時間、仮眠をするだけでメリットが一杯!
ホント、寝なきゃ損なんです。
ただ、昼寝には「正しいやり方」があって、やり方を間違えると逆効果になるだけではなく、健康を害することもあります。
というわけで今回は、「効果のたかい昼寝の仕方」をご紹介していきます。
効果のたかい昼寝の仕方
適切な仮眠時間は?
仮眠の時間は、どれくらいがベストなのか?
たくさんの研究がありますが、15~30分が理想的な仮眠時間。
もう少し具体的にいうと…
寝付いてから15分。
寝付くまでには個人差がありますからね。
すぐに眠れる人は15分でOKですし、寝付きの悪い人は30分くらいの昼寝時間を確保する必要があるということです。
ちなみに僕は、寝付きが悪いほうなので、タイマーを30分にセットしています。
寝すぎると、どうなるのか?
「30分なんて物足りない。もうすこし長く寝ていたい!」というのが人情ですが、長い昼寝はNG。
30分を超えると、効果がだんだん落ちてしまいます。
さらに1時間を超えると、健康にも悪影響がでてきます。
たとえば…
●頭がボーっとしてやる気が出ない
●夜の睡眠の質が悪くなり、不眠の症状がでてくる
●糖尿病やアルツハイマー病など、病気のリスクが高くなる
ちなみに僕の場合は、長い昼寝をすると頭が痛くなってしまいます。
そんな、なんやかんやの理由で、仮眠時間は15~30分がベストというわけです。
寝る姿勢は?
寝る姿勢は、なんでもOK!
横になって寝てもいいし、背もたれを倒して寝てもいいし、机にうつぶせになって寝てもいい。
寝れるのであれば、何でもオッケーです。
昼寝の3つのコツ
最後に、「昼寝のコツ」を3つお伝えいたします。
コツ①同じ時間、同じ場所、同じ姿勢で寝る
今日から昼寝をはじめて、「ぐっすり眠れました!」という人はまずいないと思います。
最初はみんな、うまく寝られない。
ところが、毎日同じ時間、同じ場所、同じ姿勢で寝ると、脳がそれを覚える。
習慣になるということですね。
昼寝が習慣になれば、いつも同じ時間に眠たくなる。寝付くまでの時間を短縮できる。
上手に昼寝をできるようになるというわけです。
コツ②寝る前にコーヒーを飲む
昼寝の前にコーヒーや緑茶などを飲むと、ちょうど30分後くらいにカフェインが効いてきます。
つまり、目覚めが良くなる。
また、イギリスのラフバラー大学の研究によると…
「コーヒーを飲んで15~20分の仮眠をとると、頭の回転がもっとも高まる」という結果もでています。
寝る前にコーヒーを飲んでおけば、最高の昼寝ができるというわけです。
コツ③昼寝は3時までに
昼寝は、早ければ早いほどいい。
3時以降に昼寝をすると、夜の睡眠に悪影響がでて、不眠の原因になります。
理想的なのは、昼食後にコーヒーで一服して、それから仮眠をとる。
トータルで約1時間。これがベストだと思いますよ。
最後にもう1つ。昼寝でよくある質問。
Q:「目をつぶっているだけでも効果はありますか?」
A:効果はあります!
人間の脳は、目からの情報を処理するのに90%の力を使っています。
ですので、目をつぶるだけで「脳の休息」になる。
また、目を閉じた瞬間からでてくる「アルファ波」によって、リラクゼーション効果もあります。
ただ、午後の眠気を飛ばす効果はないんです。残念ですけど。
いずれにしても、起きているよりはずっとマシということですね。
まとめ
お昼ごはんを食べたら、コーヒーやお茶で一服して、その後15~30分の昼寝をする。
すると、午後からもイキイキ働けるだけではなくて、ストレス解消や健康増進にも役立つ。
世界の最先端をいく一流企業が、続々と昼寝を取り入れている理由も…
「昼寝しなきゃ損」ということが科学的に証明されてきたからだと思います。
ぜひ皆さんも、昼寝を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
バイタリティが溢れてきて、午後のストレスの少なさにビックリすると思いますよ。
☆☆☆
以上、【昼寝のススメ】効果のたかい仮眠の仕方は?でした。
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