「許せない人を許す」ということは案外難しいものです。
今回は「人を許すちょっとしたコツ」についてお話しさせていただいたきます。
人を許す方法
「あの人を許せない!」というのは、苦しい。

「あの人を許す」というのは、もっと苦しい。

お医者さまでも、この苦しみは治せません。

「じゃあ、どうすりゃいいの!」

実は……
株式投資の世界に「許すテクニック」があるのです!
「許すテクニック」とは?
株式投資の世界に、
「損切り(そんぎり)」というものがあります。
『あるていど損した株は手放す。どんな理由があろうとも!』
それが損切り。

「買値より10%下がったら、問答無用で売る」みたいなことです。
損切りすることで「大損」を防げます。
気分もスッキリします。
ぐっすり眠れるようにもなります。

「損切り」イコール「許し」
心の世界にも「損切り」があります。
「許す」ことです。
相手を許すと、「なんだか損した気分」になりそうです。

でも、よ~く考えてみてください。
「眠れないほど腹が立つ!」としても…
相手はスヤスヤ寝ています。

「イライラして食べ物がノドを通らない」としても…
相手はムシャムシャ食べています。

許せなくて損をするのは…
結局「自分だけ」。
「許せない」というのは…
きらいな人を、ずーっとオンブしているような状態です。

さっさと下ろさないと、自分が「大損する」のです。

だから、「許す」のはできるだけ早いほうがいい。
しかし、「許す」のは難しい!

一体、どうすれば人を許せるのか?
許す方法は存在するのか?
人を許すコツ
では、どうすれば「人を許せる」のでしょうか?
ここまで読んだ皆さまは、もうおわかりですよね!

Yes!
損切りするのです。
「損を覚悟」するのです。
「これだけ損しちゃったけど、もういいや!」
と、きっぱり手放すのです。

「損したまんま、エイッと手放す」
それが「許す」ということ。
「許す」の定義。
「元を取ろう」と思ったら、永久に許せません。
赤字だからこそ「閉店ガラガラ」するのです。

株式でもギャンブルでも…
「損を取り戻したい!」としがみつくから大損してしまう。

「許せない」のも、それと同じこと。
損は早めに手放すことが、大損しない秘訣。
「これだけ損しちゃったけど、もういいや!」という決断が大切です。
不幸な人は、人を許せない人が多いんです
(斎藤一人)
以上、『「人を許す」ちょっとしたコツ』でした。
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