自信を高める方法は、主に2つ。
●幼少期にたっぷり愛情を注いでもらう
●自分で自信を高める
嬉しいことに、大人になってからでも、自分のチカラで自信を高めることができます。
だけど、心理療法的な方法だとちょっと面倒です。
そこで今回は、今すぐ簡単にできる”自信を高める方法”を30個まとめてみました。
やることは、行動や考え方をちょっと変えるだけ。
「これならできそう」というものを見つけて、ぜひ今日から実践してみてくださいね。
自信を高める方法30選
01.自己開示する
効果 ★★★★★
人は、隠し事やコンプレックスを抱えていると、自信を失うだけでなく、話し声まで小さくなります。
それを防いでくれるのが「自己開示」。
自己開示とは、自分の弱点やコンプレックスを人に話してしまうことです。
「最近、髪が薄くなってきたよ」
「俺、人前で話すと声が震えちゃうんだ」
「実は○○フェチなんだ」
不思議なもので、弱点を暴露すると心がフッと軽くなり、気持ちがスッキリします。
それと同時に、自信が高まり、声の音量まで大きくなるものです。
02.「いい人と思われたい」という思いを捨てる
効果 ★★★★☆
「いい人と思われたい」というのは、誰もがもっている願望。
でも、この願望は早めに捨ててしまった方がいい。
なぜなら、「いい人と思われたい」という気持ちが強いと、自意識過剰になるから。
意識が「自分」に向いてしまい、「髪型は崩れてないかな」「面白いことを言わなくちゃ」とあれこれ気になって、自信を失ってしまいます。
「いい人」や「おしゃれ」でいるのは素晴らしいことですが、現実以上に「いい人と思われたい」という願望は自分を苦しめるだけ。
「笑いたければ、どうぞ笑ってください」くらいの気持ちでいれば、心が軽くなり、同時に自信も高まってくるものです。
03.「憧れの人ならどうするか」をつねに考える
効果 ★★★★☆
「憧れの人なら、どんな歩き方や座り方をするだろうか?」
「憧れの人なら、どんな表情で話をするだろうか?」
「憧れの人なら、この場面でどうするだろうか?」
このように、憧れの人をそっくりそのまま真似ることを「モデリング」といいます。
モデリングは、自信を高めるもっとも簡単な方法。
憧れの人は、スポーツ選手・ミュージシャン・歴史上の人物・近所のラーメン屋の親父、誰でも構いません。
長期間のモデリングが必要ですが、行動を真似するだけで、考え方まで似てくるから不思議です。
04.長期的な視野で物事をみる
効果 ★★★★☆
「失敗したらどうしよう」
「受験に落ちたらどうしよう」
「彼女にフラれたらどうしよう」
このように、自信を失ってしまうことは誰にでもあります。
そんなときは、「人生80年」という長期的な視野で物事をみてみる。
すると、目のまえの問題が小さく感じるものです。
「失敗しても、必ず人生の糧になるさ」
「受験に落ちても、1年くらいはすぐに取り戻せる」
「彼女にフラれたって、もっと素敵な女性に出会えるさ」
「人生」という長期的な視点をもっている人は、心に余裕が生まれ自信が高まります。
「悪口を言われた」「恥をかいた」「怒られた」など人生に影響を与えないことは、ほとんど気にならなくなるものです。
05.もっと親切なことをする
効果 ★★★★☆
「ありがとう!助かりました」
「君のおかげだよ。感謝してるよ」
人から感謝された量に比例して、自信は高まります。
そのために出来ることは、とにかくたくさん人に親切にすること。
「困った人がいたら俺の出番だ!」という気持ちでいたら、毎日のようにチャンスが見つかるはずです。
06.だらしない生活をしない
効果 ★★★☆☆
散らかった部屋で暮らしていたり、遅刻ばかりしていたり…。
だらしない生活を送っていると、やがて「自分はダメな人間だ」という自己暗示にかかってしまいます。
反対に、自分でも誇らしく思えるような私生活を送っていると、「自分は優れた人間だ」と思えてきて自信が高まります。
07.オシャレをする
効果 ★★★☆☆
ナポレオンが「人はその制服どおりの人間になる」と言ったように、人間の性格は服装に左右されます。
・だらしない恰好をしていると自信を失う
・パリッとオシャレに決めていれば自信が高まってくる
それだけでなく、オシャレにしていると、周りの見る目や接し方まで変わってきます。
一瞬で自信を高めたかったら、オシャレをするのが一番の近道です。
08.赤い服を着る
効果 ★★☆☆☆
赤い服を着ると、やる気の源「アドレナリン」が分泌される。
つまり、エネルギッシュになり自信が高まります。
また、赤は強そうに見える色なので、「人から丁寧に扱われる」とも言われています。
09.運動習慣は必須!
効果 ★★★★☆
自信を高めるのに必要なセロトニンやテストステロンは、適度な運動によってバランスよく分泌されます。
これらのバランスが崩れてしまえば、どうあがいても自信は持てません。
「自信を高めるのに運動習慣は必須」と言っても過言ではないでしょう。
週に3日、一回40分程度の運動がおすすめです。
10.腸の調子を整える
効果 ★★★★☆
自信がある人のことを「腹がすわっている」といい、自信がない人のことを「ケツの穴が小さい」といいます。
どういうことかと言うと、戦国時代などは、落ちている大便の具合で「敵の強さ」を予想していたそうです。
「いい大便が落ちてるから豪傑がいるぞ」「下痢や便秘ばかりだから相手はビビってるぞ」と。
「腸の調子」と「心の強さ」には密接な関係があります。
「善玉菌の量=自信の高さ」みたいな感じです。
食物繊維と運動を増やして、腸の調子を整える。
それだけで、自動的に自信は高まってくるものです。
11.神仏やご先祖様に手を合わせる習慣
効果 ★★★☆☆
古今東西、宗教のない地域はありません。
なぜかというと、人の心は想像以上にもろくて弱いからです。
神仏やご先祖様に「いつもありがとうございます」と手を合わせる。
そんな習慣をもっていると、「自分は守られている」という感覚を持つことができます。
「イザとなったら助けてくださる」という気持ちになり、自信を失わずに済むものです。
12.ガムをかむ
効果 ★★★☆☆
ガムをかむと、ちょっとだけ「気持ちが大きくなる」ような感覚がありますよね。
ガムの効果は、それだけではないんです。
虫歯予防にもなるし、アゴを鍛えることもできる。
つまり、噛む力が強くなるのです。
「噛む強さ」と「心の強さ」は比例します。
嚙み合わせが悪くてしっかり噛めないことが原因で、鬱になる人もいるほどです。
自信を高めるためには、腸の調子と同じくらい、アゴの調子も大切です。
13.大きい声でゆったりしゃべる
効果 ★★★☆☆
不思議なもので、小さい声で早口でしゃべると、だんだんソワソワしてきて自信がなくなります。
反対に、大きな声でゆったりしゃべると、なぜか自信が湧いてきます。
たとえ自信がなくても、ライオンのように大きい声でゆったりしゃべる。
それだけで、だんだん自信が高まってくるものです。
14.セルフトーク1(強気の言葉)
効果 ★★★★☆
セルフトークとは、心の中の声。
心の中で「弱気の言葉」を使っていると自信がなくなり、「強気の言葉」を使っていると自信が高まってきます。
「緊張してきた」
↓ ↓ ↓
「ワクワクしてきた」
「めんどくさい」
↓ ↓ ↓
「一丁やるか!」
「疲れたなぁ」
↓ ↓ ↓
「まだまだいける」
セルフトークを気をつけて見張り、「弱気の言葉」を「強気の言葉」に切り替える。
すると、性格が変わったかのように自信が高まってくるものです。
15.セルフトーク2(楽天的な言葉)
効果 ★★★☆☆
「強気の言葉」と同様に、「楽天的な言葉」も自信を高めるのに大切なセルフトーク。
「嫌われちゃったかなぁ」
↓ ↓ ↓
「まあ、いっか」
「最悪」
↓ ↓ ↓
「こんなときもあるさ」
「悪口を言われた」
↓ ↓ ↓
「知ったこっちゃない」
楽天的な言葉をつかって「小さな事にこだわらない習慣」を身に付けることで、強い心が手に入ります。
16.アファメーション
効果 ★★☆☆☆
困ったことに「本番前」や「告白したいとき」など、自信がほしいときに限って、自信がなくなるものです。
そうなときに役立つのが、アファメーション。
アファメーションとは、「言葉を繰り返して自己暗示かける」というもの。
「できる!絶対できる!」と10分も繰り返していれば、本当にそんな気になってきます。
「強気!強気!強気!」と繰り返していれば、本当に強気になっていきます。
瞬間的に自信を高めたいときは、アファメーションが有効です。
17.リフレーミング
効果 ★★★☆☆
「自分のことがあまり好きではない」という人は、どうしても自信を持てません。
そんな方におすすめなのが、リフレーミング。
自分の「嫌いな部分」に、違う意味づけをすることです。
「怒りっぽい自分」
↓ ↓ ↓
「熱い自分」
「臆病な自分」
↓ ↓ ↓
「慎重な自分」
「無口な自分」
↓ ↓ ↓
「口が硬い自分」
「頑固な自分」
↓ ↓ ↓
「芯のある自分」
「飽きっぽい自分」
↓ ↓ ↓
「好奇心旺盛な自分」
「そこが俺の長所」と思って、プライドをもって生きていくと、やがて「最高の長所」に変わっていく。
自分のことを好きになって、自信が高まってくるはずです。
18.短所はそのままで、長所を伸ばす
効果 ★★★☆☆
欧米は長所を伸ばす教育ですが、日本は短所を直す教育。
その結果、日本人は世界でも群を抜いて「自信のない国民」と言われています。
短所をがんばって直しても、せいぜい「普通」になる程度。
これでは、自信が高まるはずがありません。
それよりも、長所を伸ばすことに力を入れる。
たとえば、コミュニケーションが苦手なら、仕事の技術を磨く。
すると、「あの人は天才肌だ。俺たちとは脳の構造が違う」と評価されることでしょう。
反対に、仕事は苦手だけどコミュニケーションは好きというのなら、会話力を磨く。
すると、「あの人は営業の天才だ。とにかく人の心をつかむのが上手い」と評価されることでしょう。
長所を伸ばすと、「他の人ができないこと」を出来るようになります。
周りから高く評価され、大きな自信につながります。
19.もっと人を褒める
効果 ★★★☆☆
自信を高める最高の方法は、「人からたくさん褒められる」こと。
しかし、大人になると、なかなか人から褒めてもらえません。
でも、「人からたくさん褒めてもらえる方法」が1つだけあるんです。
それは、たくさん人を褒めること。
「よく人を褒める人は、あまり褒めない人より2倍褒められやすい」
(※日経ビジネスアソシエのデータ)
つまり、他人を褒めれば褒めるほど、自分が褒めてもらえる量がふえ、自信が高まるということ。
「他人を褒めれば、自分の自信が高まる」という因果関係があるのです。
20.自分で自分を褒める
効果 ★★★★☆
現代社会のような目まぐるし生活が始まったのは、戦後になってから。
もっとゆったり暮らしていた100年以上前の人たちなら、きっと耐えられないことでしょう。
現代を生きるというのは、それだけで大変なこと。
そんな社会を生き抜いている自分を褒めてあげましょう。
「今日もよくがんばった!凄いよ」
「上手くいかないこともあるけど、それでもよく頑張ってるよ」
毎日自分を褒めていると、だんだん自信が高まってきます。
とてもシンプルな方法ですが、とても効果の高い方法です。
21.積極的に人と話す
効果 ★★★★★
ぼくはよくハイキングに行くのですが、人が少ないときは、すれ違う人に声をかけます。
「こんにちは!」
「頂上はもう少しですよ」
「どちらからみえたのですか?」
すると、不思議なもので、みるみる自信が湧いてきます。
どういうことかと言うと…
たくさんの人と話すことで「人間慣れ」してきて、自信が高まってくるのです。
学校でも、そうでしたよね。
・クラスのみんなと話ができる人は、自信がある
・クラスの一部の人としか話をしない人は、いまいち自信がない
積極的に人と話すことで、人間慣れしてきて、自信が高まってくるのです。
22.暗いテレビをみない
効果 ★★★★★
事件・事故・病気など、暗いテレビをたくさん見ると、潜在意識に「恐怖」が植え付けられる。
すると、得体の知れない恐怖感が出てきて、オドオドした性格になってしまいます。
オバケの番組をみるとトイレが怖くなるのと同じで、暗いニュースをみると「社会」が怖くなるのです。
自信を高く保つには、暗いテレビを極力みないこと。
これは、ものすごく重要です。
23.陰口や世間話をひかえる
効果 ★★★☆☆
陰口や世間話の多い人は、やがて「私もどこかで言われてるんじゃないかしら」と疑心暗鬼になります。
だんだん世間の目が気になってきて、「うっかりミスもできないわ」「欠点を隠さなければ」と神経質になってしまうのです。
自分の弱点を隠して、うわっつらだけで人付き合いしていれば、当然自信を失ってしまいます。
そうならないためにも、陰口や世間話は極力控えた方が無難です。
24.「うまい・へた」よりも「楽しむ」ことを優先する
効果 ★★★☆☆
・カラオケで、「本当は歌いたいけど、下手だから歌わない」
・スキーに誘われたけど、「恥をかきたくないから行かない」
「うまい・へた」を意識する人は、自信を失います。
一方、「楽しむ」ことに重点を置く人は、”自信”という概念が消えて無くなります。
「楽しむ」ことを優先して、「うまい・へた」を意識から追い出すことで、自信を失わずに済むはずです。
25.注文は10秒以内
効果 ★★☆☆☆
「あれこれ悩まず、スパッと決める」
決断力が上がると、自信も高まります。
決断力を上げる手っ取り早い方法は、「飲食店での注文を10秒以内に決める」こと。
「そんなことしたら、あとで後悔しない?」と思ってしまいますが、あれこれ迷ったときのほうが後悔は大きくなるものです。
「スパッと決めたほうが後悔しないんだ」と気づくことで、決断力が上がり自信も高まります。
26.暇なときは鼻歌を歌う
効果 ★★★☆☆
脳は、暇になると暗いことを考えるようにできています。
不安や心配事の多くも、脳が暇なときに考える「悪い妄想」です。
それを簡単に食い止めることができるのが、鼻歌。
一度、鼻歌を歌いながら、胸を張って散歩してみてください。
暗い気持ちが洗い流され、自信が高まってくる感覚をつかめると思いますよ。
27.肉を食べる
効果 ★★☆☆☆
肉食動物は強気で、草食動物は弱気。
人間はその間の「雑食性」。
自分で調整することが可能です。
「最近なんだか自信がないなぁ」というときは、意識して肉を増やす。
すると、エネルギーが湧いてきて、同時に自信も高まります。
プロ野球のピッチャーで「当番前夜は肉を食べる」という人も多いそうです。
28.なんでもいいから、とにかく成長する
効果 ★★★★☆
プロ野球選手なのに、自信がない人もいます。
少年野球なのに、自信がある子もいます。
何が違うのでしょうか?
それは、「成長しているかどうか」の違いです。
人の心は、「成長しているとき」に自信が高まります。
植物と同じで、成長が止まるとしおれてしまうのです。
自信を高めるには、なんでもいいから、とにかく成長すること。
仕事・趣味・資格取得・体を鍛える…なんでもOK。
「成長している自分」を実感できれば、自然と自信は高まってくるものです。
29.いさぎよく、あきらめる
効果 ★★★☆☆
自信のある人は、「いさぎよい」ところがあります。
では、「いさぎよさ」とは何かというと、「あきらめるチカラ」です。
・部長に怒鳴られないことをあきらめる
・クレームが来ないことをあきらめる
・陰口を言われないことをあきらめる
・残業から逃れることをあきらめる
・仕事で汗だくにならないことをあきらめる
・歯医者で痛くないことをあきらめる
逃れられないことは、キッパリとあきらめる。
あきらめた瞬間に「やるぞ!」という覚悟がでてきて、それが自信につながります。
30.100%自己責任で考える
効果 ★★★★☆
・「行楽地はいつも渋滞してるから腹が立つ」じゃなくて、「渋滞するような時間に出てきた自分が悪い」
・「妻は文句ばっかりで困る」じゃなくて、「妻一人すら満足させられない自分が悪い」
このように「100%自己責任」で考えると、脳がアイディアを考えはじめます。
「もっと早く家を出よう」とか、「妻に感謝の言葉をかけてみよう」とか。
それが、依存しない生き方。
自分の力で「人生をコントロール」している感覚になり、自信が高まります。
たった1%でも「相手が悪い」「状況が悪い」という気持ちがあると、脳はアイディアを考えなくなります。
「100%」という部分が、脳をうまく操る秘訣です。
☆☆☆
以上、自信を高める方法でした。
「これならできそう」というものを見つけて、ぜひ実践してみてくださいね。
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