世の中には、「気楽に生きているにもかかわらず、人生がうまくいっている人」もいれば、
反対に、「悩み事が多くて、人生がなかなか上手くいかない人」もいます。
両者の違いは、どこにあるのか?
性格?才能?自信?運勢?
そうではありません。
両者の違いは、境界線が見えているかどうか。
何の境界線かというと…
「自分で変えられるコト」と「自分で変えられないコト」の境界線です。
たとえば、病院の待ち時間で…
境界線が見えていない人は、「どうなってるんだ!いつまで待たせるんだ!」とイライラします。
ひどいと、受付の人に文句を言います。
「変えられないコト」にエネルギーを注いでしまうんですね。
一方、境界線が見えている人は、「イライラしても文句を言っても、何も変わらない」と分かっているかので、静かに本を読んだり、週末の計画を立てたりします。
「明日は遊園地で彼女と初デート。でも、天気予報は曇り時々雨」。
こんなときでも、境界線が見えていない人は、「明日大丈夫かな?」と天気予報を何度も繰りかえし確認します。
「明日天気にな~れ♪」と靴を飛ばします。
一方、境界線が見えている人は、「願ったところで天気は変わらない」と分かっているから、「雨のためのプランB」を考えます。
ワクワクしながらネットで調べます。
で、当日が雨だったとしても、素敵なデートを楽しめます。
彼女も、「私のために、ここまで考えてくれてたんだ♡」と感激します。
このように、境界線が見えている人は、「自分で変えられないコト」を一切しない。
「変えられるコト」に、すべてのエネルギーを注ぐ。
いわゆる「選択と集中」ができている。
だから、余計なことで気を揉むことなく、気楽に生きていける。
だけでなく、人生がより良い方向へ進んでいくわけです。
境界線が見えるようになるには?
では、境界線が見えるようになるには、どうしたらいいのか?
これは、もうシンプルな話で…
「自分で変えられないコト」をやめる
やめてしまえば、残るのは「自分で変えられるコト」だけになりますからね。
エネルギーを無駄に消耗しないで済みます。
では、具体的に何をやめたらいいのか?というのが、今回の本題。
というわけで今回は、気楽に生きるために「やめるべきこと」を4つご紹介させていただきます。
この動画を見終わる頃には、境界線がクリアに見えてきて、気楽に、そして清々しく生きていけると思いますよ。
気楽に生きるために「やめるべきこと」①
気楽に生きるために「やめるべきこと」、その1つ目は、こちら↓
後悔を、やめる
後悔には1円の価値もありません。
「あのとき、あんなことを言わなきゃよかった」と過去の自分を責めれば、何となく懺悔した気持ちになりますが、現状は何も変わらない。
変わらないどころか、貴重な時間を奪い、心に傷がつき、自信まで失ってしまう最悪の行為です。
完璧な人はいません。
誰にでも過ちはあります。
そして、過去は変えられません。
大切なのは「今」です。
後悔ではなく、「今自分ができること」をする。
たとえば、「口が滑って、相手を怒らせちゃった」というのなら、まずは相手に謝って、「もう、あんなことは言わないぞ」と心に決める。
これで、人として1つ成長できます。
それだけで充分です。後悔は必要ありません。
プレゼンでミスをして、「もっと練習しておけばよかった」と後悔する必要はありません。
「次からはもっと練習しよう」と心に決める。
これだけで充分です。
ミスや過ちをおかしたときは、後悔するのではなく、「今自分ができること」をする。
これを自分の習慣にすれば、無駄に心をすり減らすことがなくなる、だけでなく、未来がより良いものに変わっていくと思いますよ。
気楽に生きるために「やめるべきこと」②
気楽に生きるために「やめるべきこと」の2つ目は、こちら↓
心配を、やめる
心配とは、脳内で「幻の恐怖」をつくり出し、それによって自分自身を苦しめる無益な行為。
「心配したおかげで問題が解決しました」ということは、絶対にありません。
心配すればするほど、幻の恐怖は大きくなります。
心配は、時間とエネルギーの無駄になるだけでなく、心の平和を奪いシワが増えます。
多大なストレスがかかり寿命が縮みます。親が泣きます。
良いことは1つもありません。
心配している暇があったら、「今自分ができること」をする。
たとえば、「地震が怖い」というのなら、避難袋を用意して、避難場所を家族と決めておく。
やることをやったら、そこから先は神の領域。なるようにしかならない。
とはいっても、「私、心配性で、心配したくないのに心配してしまうんです」という方もみえると思います。
そんな方におすすめの方法があって…
それは「未来を希望で埋める」こと。
「今年中にあの資格を取るぞ」
「副業でガッツリ稼ぐぞ」
「今年こそはハワイに行くぞ」
「夏までに彼氏をつくるぞ」
「今夜はラーメン二郎のマシマシとやらを食べにいくぞ」
何でもいいのですが、未来が希望で埋まっていると、心配の入る余地がなくなります。
心配事が頭に浮かびにくくなるんです。
ですので、心配性の方はもっともっと欲張りになって、「未来はこうするぞ」と希望を抱いてみてください。
それだけで、心配事が減り、毎日の生活も充実してくると思いますよ。
気楽に生きるために「やめるべきこと」③
気楽に生きるために「やめるべきこと」の3つ目は、こちら↓
他人の評価を気にするのを、やめる
「嫌われてないかな?」
「ダメなやつだと思われてないかな?」
「みんなから、どう思われてるのだろう?」
他人からの悪い評価を恐れて生きる。
これほど馬鹿らしいことはありません。
なぜなら、他人の評価は人それぞれだからです。
「不真面目な人が嫌い」という人もいれば、「真面目なやつが嫌い」という人もいます。
「自信のない人が嫌い」という人もいれば、「自信のあるやつが嫌い」という人もいます。
「陰キャが嫌い」という人もいれば、「陽キャが嫌い」という人もいます。
「笑顔が好き」という人もいれば、「ニコニコしてるやつは嫌い」という人もいます。
他人の評価は、相手によってコロコロ変わります。
自分がどんなに立派になろうが、どんなに有名なろうが、どんなにお洒落をしようが、それを嫌いケチをつける人が必ず現れる。
どんなに頑張っても、他人の評価はコントロールできない。
そんな他人の評価をモノサシにしていたら、一生かかっても自信は持てません。自分らしく生きていけません。
大切なのは、他人の評価ではなく、自分の評価です。
「人を大切にできているだろうか?」
「自分に恥じるようなことをしていないだろうか?」
「清潔感を保てているだろうか?」
「半年前の自分より成長しているだろうか?」
自分の評価をモノサシにして生きていると、だんだんだんだん自信がついてきます。
自信がつけば、他人の評価は気にならなくなります。
自分らしく生きていけます。
他人の評価を気にするのをやめて、自分の評価を気にして生きる。
これを続ければ、毎日をすがすがしく、そして堂々と生きていけると思いますよ。
気楽に生きるために「やめるべきこと」④
気楽に生きるために「やめるべきこと」の4つ目は、こちら↓
他力本願を、やめる
「会社が悪い」
「部長が悪い」
「親が悪い」
「政治が悪い」
「給料が安い」
「税金が高い」
うまくいかない理由を、自分以外のせいにするのは簡単だし、実際にそうかもしれません。
でも、どれだけ一生懸命訴えても、外部要因はコントロールできない。
時間とエネルギーの無駄遣いになるだけで、生活は一向に良くならない。
だけでなく、常に被害者として生きていかなければならない。
これでは、生きづらくなるのは当然ですよね。
会社も、社会も、他人も、天気も、コントロールできません。
コントロールできるのは、「自分以外の何か」ではなく、「自分の行動のみ」です。
「今の会社が気に入らない」というのなら、転職や独立の計画を具体的に考えてみるのもいいし、そのために資格を取るのでもいい。
「給料が安い」と思うのなら、副業・節約・投資術などを研究して、実際にやってみるのもいい。
外部要因に期待するのをやめて、自分の行動で人生を切り開いていく。
そのときにはじめて、「自分の人生を、自分でコントロールしている」という感覚になります。
「人生は、自分の手で切り開いていくんだ!」と覚悟を決めれば、その瞬間から本当の自由を手にすることができると思いますよ。
まとめ
何をしないのかを決めるのは、何をするかを決めるのと同じくらい大事だ
これは、スティーブ・ジョブズの言葉です。
「無駄な努力はやめて、実る努力をしようぜ」ということでしょうね。
今回の内容も、これと同じで…
「自分で変えられないコト」にエネルギーを注ぐのをやめて、「自分で変えられるコト」にエネルギーを注ぎましょう、というお話。
では、具体的に何をやめるのか?というのが、この4つ。
①後悔を、やめる
②心配を、やめる
③他人の評価を気にするのを、やめる
④他力本願を、やめる
この4つは、心身を消耗するだけの無益な努力。
これらをキッパリやめて、その代わりに「今自分ができるコト」にエネルギーを注ぐ。
これが、「気楽に生きているにもかかわらず、人生がうまくいっている人」の生き方。
ぜひみなさんも、この4つをキッパリやめて、気楽で充実した毎日をゲットしてくださいね。
以上、気楽に生きるために「今すぐやめるべき」こと・4選でした。
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