褒め上手になる方法
今回は『簡単な練習で ほめ上手になれる方法』をご紹介させていただきます。
この練習をすると『子どもの褒め方』が身につくだけでなく、
- 愚痴や文句が減る
- 人間関係がうまくいく
- ポジティブになれる
などの、嬉しい特典もいっぱい付いてきます。
それでは『21日後に ほめ上手になれる方法』についてお話させていただきます。
ほめる所が見つからない
「子どもは、ほめて育てることが大切」
というのは、もう常識。
![子供を褒める母親](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2015/04/20150424homeru.jpg)
最近の脳科学でも、
「ほめられたときに分泌される脳内物質が、頭の回転を速くする」
ということも判ってきました。
しかし、
「子どもを上手くほめられない…」
「ほめる所が見つからない…」
と悩むお母さんも少なくありません。
![子供の褒め方がわからない母親](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2015/04/20150424nayamu.jpg)
それもそのはず。
人は誰でも、
『他人の短所を見つける』のは得意ですが、
『長所を見つける』のは苦手なのです。
つまり、人をほめる事は…
『左手で箸を持つ』のと同じぐらい難しいのです。
![左手で箸を持つ](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2015/04/20140424hasi.jpg)
練習が必要なのです。
1日10秒、21日で腕が上がる
今回ご紹介する練習法は、とても簡単。
1日10秒、それを21日以上続けるだけ。
なぜ21日かというと…
たいていのことは、21日間続けると『習慣』になるからです。
![21日間](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2015/04/20150424himekuri.jpg)
まず約1週間で、考え方のコツがつかめます。
つまり『人の長所』が見えてきます。
![人の長所を見る](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2015/04/20150424musimegane.jpg)
そして、
21日で考え方のクセが変わります。
意識しなくても『人の長所』を見れるようになってきます。
さて、その方法とは…。
ほめことばカレンダーとは
ご紹介する方法は、『ほめことばカレンダー(ほめカレ)』と呼ばれています。
毎日1つずつ『褒め言葉』をカレンダーに書き込むだけです。
(具体的な方法は、後ほど)
![褒め言葉カレンダー](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2015/04/20150424karenda.jpg)
僕はこの方法を、ある有名セミナー講師の方に教わったのですが、
調べてみると…
30年ほど前から、学習塾のKUMON(公文)が『お母さんへの宿題』という形で活用しているそうです。
KUMONが30年間も活用している!
うん、説得力ありますね。
具体的な方法
①用意する物
『マス目が大きめのカレンダー』と『ペン』。
![褒め言葉カレンダー](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2015/04/20150424karenda.jpg)
百均のもので、十分です。
無地のカレンダーは、インターネットから無料で印刷することもできます。
↓↓(※別ページで開きます)
http://www.arachne.jp/calendar/(ウェブスタジオアラクネ)
②ほめる相手を決める
ほめる相手は、子どもが一番ですが、
夫婦・家族・ペットなどでも構いません。
![褒める相手](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2015/04/20150424kazoku.jpg)
③書き方
いよいよ、書き方ですが…
特に決まりはありません。
何でもいいので、
気付いた『良いところ』を毎日カレンダーに書き込むだけ。
「~~を上手にできた」
もしくは、
「~~しなかった」
もう、何でもいいので思いついたことを書く。
例えば…
「ピーマンを食べた」
「早起きできた」
という立派なものから、
「集中してゲームをした」
「兄弟げんかをしなかった」
「手を洗った」
「ただいま、を言えた」
というような、当たり前のことまで。
![手を洗う子供](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2015/04/20150424tearai.jpg)
どんなに些細なことでもいいので、毎日書くだけです。
「こんな くだらないこと、書いていいのかしら?」
![疑問に思うお母さん](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2015/04/20150424hatena.jpg)
と思うこともありますが…
実は、そこが重要!
![重要!](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2015/04/20150424yubi.jpg)
それが『人の長所を見る訓練』になります。
『当たり前』にできるって、本当は凄いことなのですから。
ときどき成果を試す
ほめことばカレンダーを続けていると、
『人の長所』を見つけるのが徐々にうまくなっていきます。
![褒め方が上手くなる](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2015/04/20150424udemae.jpg)
たまには、その成果を確認してみましょう。
おススメなのが、
「今から人の長所を5つ見つけるぞゲーム!」
通勤の電車の中、
テレビを見ている時など、
![電車で人の長所を5つ見つけるぞゲーム](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2015/04/20150424tukin.jpg)
「あの人は手がきれい」
「この人はボキャブラリーが豊富」
「このCMはよくできている」
というように『長所』を探してみる。
そうすることで…
自分の腕が上がったことを確認できるし、
それ自体が『人をほめる練習』にもなります。
実際にほめことばカレンダーをやってみて…
以前、僕と妻は数か月間、ほめことばカレンダーを続けていました。
それで、どうだったかというと…
始めて1週間ぐらいは、変な反発心がありました。
『当たり前なことを褒める』ことに抵抗があったのです。
![子供の褒め方を考える](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2015/04/20150424fuman.jpg)
ところが、10日ほどで、
「あ~、こういうことね!」と、
『褒め方のコツ』『頭の使い方』がわかるようになりました。
![褒め方のコツをつかんだ人](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2015/04/20150424denki.jpg)
そして、
1ヵ月も続けていると視点が変わり、『人の長所』が勝手に心に飛び込んでくるようになりました。
「視点が変わる」といった感じです。
視点が変わってくると…
ストレスが減り、幸せな生活を送れるようになります。
![幸せな生活](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2015/04/20150424siawase.jpg)
何ひとつ、現状を変えなくても…
『当たり前』が『幸せ』に変わるからです。
![幸せを感じている](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2015/04/20150424kansya.jpg)
そのおかげで…
家族の笑顔が増え、
子どもは健やかに育ち、
他人への愚痴や文句が減り、
ストレスの少ない毎日を送っています。
また、
いつも褒められている子供たちも、とてもほめ上手になりました。
逆に、親をほめてくれるのでとても嬉しいです。
ほめことばカレンダーは、
ただ単に『ほめ上手になれる』だけでなく、計り知れないほどの波及効果があると思います。
まとめ
ほめことばカレンダーを続けると、視点が変わります。
あらゆる事柄の『長所』が見えてきます。
単に『ほめ上手になれる』だけでなく、自分自身も幸せにすることができます。
『1日10秒』の努力で起こる変化は、きわめて劇的のものになるでしょう。
以上、『【子供の褒め方がわからない…】21日後に ほめ上手になれる方法』でした。