使える脳科学!みるみるメンタルを強くする方法

心理カウンセラー・ラッキー
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この記事でお伝えしたいこと

  1. メンタルが弱い原因
  2. メンタルを強くする方法

 

メンタルを強くするには、「運動」「マインドフルネス」「腸の調子を整える」というのが定番の方法。

ですが、今回はあえて、「最新の脳科学」を活用したメンタルを強くする方法をご紹介させていただきます。

 

「自分はメンタルが弱いな」と感じている方には、きっと役立つ内容になると思いますよ。

 

 

最新の脳科学で、メンタルを強くする!

  • すぐに不安になる
  • いつまでもクヨクヨする
  • 心が傷付きやすい
  • あきらめが早い

 

メンタルが弱い人は、なぜ このような反応があらわれるのでしょうか?

メンタルが弱い人

 

メンタルが弱い人は…

ストレスを感じたときに、脳の中で いったい何が起きているのでしょうか?

脳

 

メンタルが弱い原因

人は、ストレスがかかったときに、下の2つのストレスホルモンが分泌されます。

  • コルチゾール
  • DHEA

 

ストレスホルモンとはいっても、決して悪者ではありません。

瞬間的に力を発揮するためのホルモンです。

ストレス

 

でも、メンタルが弱い人は、その2つのホルモンバランスが悪い

コルチゾール > DHEA

コルチゾールの割に、DHEAの分泌量が少ないのです。

 

DHEAの割合が少ないと…

  • 恐怖心が強い
  • 緊張で頭が真っ白になる
  • 些細なことで不安になる
  • ストレスを感じるとヤル気を失う

つまり、メンタルが弱くなってしまうのです。

緊張

 

それとは反対に、DHEAの割合が多い人もいます。

コルチゾール  DHEA

それが、メンタルの強い人。

メンタルが強い人

 

DHEAの割合が多いと…

  • ストレスがやる気の源になる
  • ストレスが適度な緊張感に変わる
  • ストレスが強いほど勇気が湧いてくる

 

DHEAの割合が多いと、ストレスが敵ではなく、自分の味方に変わるのです。

 

これを、分かりやすく言い換えると…

・コルチゾール=レモン

・DHEA=ハチミツ

 

「大量のレモン」に「少量のハチミツ」を混ぜても、すっぱくて飲めませんよね。

スッパイ

でも、たっぷりハチミツを混ぜれば、美味しいレモネードに変化します。

レモネード

そんなイメージです。

 

DHEAが多い人と、少ない人との違い

では、DHEAが多い人と、少ない人とでは、いったい何が違うのでしょうか?

緊張メンタルが強い人

 

それは、ストレスに対する考え方

●「ストレスは悪いもの」と考えている人
↓↓↓
DHEAの分泌量が少ない

●「ストレスは悪いものではない」と考えている人
↓↓↓
DHEAの分泌量が多い

 

考え方ひとつで、ホルモンバランスに変化が起こるのです。

ちょっとビックリですよね。

 

つまり、「ストレスは悪いものではない」と思うことができれば、DHEAが増える

メンタルを強くすることができるのです。

 

メンタルが強い人の考え方

ここで、1つ疑問。

「ストレスは悪いものではない」と感じている人が、この世の中にいるのでしょうか?

考える

 

それが、いるんです。

いっぱいいるんです。

 

わかりやすいのは、イチロー。

イチロー

 

たとえば、イチローのこちらの発言↓

「どうしたらいい?」が活力です。自信満々より不安の方がずっといいんです

不安があるから頑張れる、不安になるから今の自分がある、ということでしょうね。

 

大ブーイングに対して、こんなことも言っています↓

今日一番気持ち良かった瞬間ですね。あれは僕は嫌いじゃないんですね

それくらいの刺激があったほうが燃える、ということでしょう。

 

さらに、もう一つ↓

一番つらいのは無関心

「あいつ嫌いだな」というのは興味を引いている証で、「あいつ嫌い」と言われるのは結構好き

好きと嫌いは、コインの裏表。

「興味なし」と言われるより、嫌われるほうがよっぽどマシ、ということでしょうね。

 

このようにイチローは、「ストレスは決して悪いものではなく、むしろ味方だ」と思っている。

だから、DHEAが多くて メンタルが強い、というわけです。

 

イチローも昔はメンタルが弱かった

でも、これを聞いて…

「いやいや、イチローは生まれつきメンタルが強いんじゃないの?」と感じた方もみえると思います。

 

実は、そうではないんです。

 

大相撲の元横綱・曙さんが有馬温泉に旅行に行ったときのこと…

シクシク泣いている高校生を見つけました。

高校生

 

「どうしたんだ?」と声をかけると…

「僕のミスで野球の試合に負けた~」と。

泣く高校生

 

そこで曙さんは、「泣くだけ泣いて明日からまた頑張れよ」と励まして、高校生と別れたそうです。

 

それから5年後…

その高校生が、あのイチローと判ったのです。

高校生のイチロー

 

イチローも、高校生の頃までは、人一倍落ち込みやすくて、クヨクヨするタイプだったのですね。

 

でも、「ストレスは悪いものではない」と考え方を改めた。

その結果、DHEAが増えてメンタルが強くなった、といえるのです。

 

どうしたら「ストレスは悪いものではない」と思える?

では、「ストレスは悪いものではない」と思うには、どうしたら良いのでしょうか?

 

なかなか難しそうですよね。

でも、いい方法があるんです!

 

それは…

ストレスを感じたときに、「悪くないよね」「嫌いじゃないよ」と言っちゃう。

発言

心を変えるには、「言葉から変える」のが一番ですからね。

 

たとえば、「頑固な部長でイヤになっちゃう!」とストレスを感じたときに…

頑固な人

「頑固な人も嫌いじゃないよ」「頑固も悪くないよね」と言っちゃう。

発言

もちろん、心の中のつぶやきでもOKです。

 

すると不思議なもので、「頑固のいい面」が見えてくる

「頑固な人は、イザというときに頼りになるよね」

「ナヨナヨしてる上司よりは、よっぽどマシだよ」

 

色々と「いい面」が見えてくると、本当に「頑固な人も嫌いじゃない」と思えてくるものです。

もちろん、時間はかかりますけどね。

 

この変化を、心理学では「予測の自己実現」といいます。

 

他にも、たとえば「プレゼンなんてもうイヤ!緊張するし、準備も大変だし」と思っても…

プレゼン

「プレゼンも悪くないよね。嫌いじゃないよ」と言っちゃう。言っちゃうんです。

発言

 

すると不思議なもので、プレゼンのいい面も見えてくる。

「たまには、これくらいの緊張感があったほうが気合が入るよ」

「準備は大変だけど、いい勉強になるし、人前で話す練習にもなるしね」

 

このように、「悪くないよね」「嫌いじゃないよ」という言葉をつかって、ストレスのいい面を見つけていく。

すると、だんだん「ストレスは悪いものではない」と思えてくる。

 

ストレスに対する考え方が変われば、自動的にDHEAの分泌量が増加する。

ストレスが力になる。ストレスが自分の味方になる。

 

つまり、メンタルが強くなるというわけです。

メンタルの強い人

 

ぼくも、こんな事がありました

このブログを始めて約5年になるんですけど…

みなさまから温かいお便りをいただいたり、たまにはお叱りのお便りもいただいたり。本当にありがたいことだと思っています。

 

ところが、稀にですが「あきらかに悪意のあるコメント」も来るんです。

嫌がらせみたいな。

 

そんなときは「何でいちいち、こんなこと書くの?」と腹が立ったり、何度も思い返しては凹んだり。

大きなストレスだったんです。

ストレス

 

そこでね、やってみたんです!

「こういうの、嫌いじゃないよ」って。

発言

 

「これも多くの人に読んでもらっている証拠だ」

「人気が出てきた証拠かもね」

そんな、自分に都合のいいことを考えながら。

 

そうしたら、不思議なもので、だんだんだんだん気にならなくなってきたんです。

悪意のあるコメントがきても、そんなにストレスを感じない。

 

むしろ、刺激になるというか、やる気になるというか。

きっと、ストレスに対する考え方が変わって、DHEAが増えたのでしょうね。

レモネード

 

まとめ

なぜ人は、ストレスやプレッシャーを感じるのか?

それは、メンタルを弱くするためではなく、メンタルを強くするため。

やる気になる

「ストレスを感じる」というのは、神様が付けてくれた大切なシステムなのです。

 

そのシステムが正常に働くように…

ぜひ、今回ご紹介した方法をつかって、DHEAの分泌量を増やし、ストレスを力に変えていってくださいね。

 

きっと、楽しい努力になると思いますよ。

 

 

☆☆☆

以上、使える脳科学!みるみるメンタルを強くする方法でした。

 

●こんな記事もありますよ

たった3分で!ストレスに強くなる方法

著者:心理カウンセラー・ラッキー

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