不安は、強いストレスを伴い、
「心の病」
「免疫力の低下」
「内臓疾患」
の原因にもつながります。
不安は、百害あって一利なし。
少しでも早くすぐに解消した方がいい。
というわけで今回は「簡単に不安解消する方法」をご紹介させていただきます。
不安解消する方法
不安とは「未来に対する恐怖」。
実は、この「不安」という感情は人間にとって大切なもの。
- 不安があるからこそ、未来のために「農業」ができる
- 不安があるからこそ、「蓄える」ことができる
大昔の人間にとって「不安」はとても大切な機能だったのですね。
しかし、現代の日本で、飢え死にする人はほぼいません。
なので基本的に、不安は必要なし!
というか、むしろ「害」でしかありません。
セロトニンを分泌すれば不安が消える!
不安や心配の多い人というのは、
医学的に言うと…
「セロトニンが出づらい状態」になっている。
セロトニンとは、心を落ち着かせる神経伝達物質のひとつです。
代表的な抗うつ薬も「セロトニン量を無理やり上げる」ことが目的。
そのセロトニンを出す方法として、よく知られているのが…
- 朝日を浴びる
- 運動をする
- 規則正しい生活をする
これらはとても効果的なのですが、即効性がないのが欠点です。
「今、すごく不安だから、明日から朝日を浴びるぞー!」
なんて、思いませんからね!
では、
「今ある不安」を解消するには、どうしたら良いのでしょうか?
心に刺激があると、セロトニンが出てくる!
機能脳科学者でもある苫米地さんは、セロトニンについてこう語ります↓
セロトニンには、強い情動の後に分泌するという性質があります。
情動の種類は問いません。
喜怒哀楽その他なんでもいいのです。
とにかく強い感情が動けば、抑制物質としてセロトニンが出てくるようになっています。
心に刺激があると、興奮を抑えようとしてセロトニンが分泌される。
映画に感動して大泣きした後など、気分がスッキリしますよね。
あれも、セロトニンの仕業。
つまり、
「不安」を抱えているときは、心に強い刺激を与えてたらいい。
心への刺激が強ければ強いほど、セロトニンの分泌量が増加し、不安解消に効果があるということです。
では…
心に「強い刺激」を与えるには、どのような方法が最適なのでしょうか?
「恐怖」と「痛み」で、セロトニンを大量分泌!
心に強い刺激を与えるには「恐怖」と「痛み」が最適。
&
「恐怖」と「痛み」の後に、セロトニンが大量分泌され不安が解消されるそうです。
そのための健全な方法が、こちら。
- ホラー映画
- 足つぼマッサージ
苫米地さんは、こう言います↓
たとえばめちゃくちゃに怖いホラー映画を見るという手があります。
ここで起きる情動は、強い恐怖です。
ギャーッと叫んだりすればより効果的でしょう。(中略)
手軽にできるのは、足つぼマッサージ店に行くという方法です。
少し勇気を出して、施術者の人に「思いっ切りやってください」と頼みましょう。
おそらく痛みで絶叫することになるでしょうが、これも終わった後にはセロトニンが大量分泌されます。
いかがでしょう?簡単ですよね?
「えーっ 簡単じゃない!」
ですよね!
ぼくも、そう思ったんです…。
「不安だから、TSUTAYAにホラー映画を借りにいこう!」とか、
「心配だから、足つぼマッサージに行こう!」とか、現実的にはなかなかできませんよね。
そこで、何かいい方法はないかな?って一生懸命に考えたんです。
ありました!
セロトニンを分泌するいい方法が。
火をつけて待つだけで、セロトニンを分泌
セロトニンを分泌するいい方法、それは…
お灸をすえる
ぼく自身、健康のためにお灸をすえることがあります。
ときには「脂汗を流してうなる」ほど熱いこともあるんですけど、そんなときに限って「頭がスッキリ」。
あれは、セロトニンが分泌されてる証拠だったのですね。
苫米地さんの説明をきいて、やっとわかりました。
いかがでしょう?
不安になったら、お灸をすえる。
ついでに健康になるわけだから、一石二鳥ですよね!
もっとも手軽な方法はストレッチ
実は苫米地さん、不安を解消するもっと手軽な方法を教えてくれています↓
手軽に自宅でできる方法として、ストレッチがあります。
自分の身体の中で、特に硬い箇所を伸ばす種目をやればいいのです。
怪我をしては大変なので、「イタ気持ちいい」くらいにとどめておくこと。
これでも十分セロトニンは分泌されます。
ストレッチで「股割り」とかすると、痛いですよね。
あの痛みが、セロトニンの分泌につながり不安も抑えられるそうです。
不安になったら、ストレッチ!
是非一度お試しください。
【出典】
以上、「【不安解消する方法】セロトニンを分泌すれば不安が消える」でした。