怒りっぽい性格になる原因◇イライラ癖を直していこう!

心理カウンセラー・ラッキー
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「最近イライラすることが多くなった」

「昔はもっとご機嫌だったのに…」

そんなことはありませんか?

すぐにイライラする人

 

怒りっぽい性格になってしまう原因はさまざま。

  • ストレス
  • ホルモンバランス
  • 精神的な病
  • 栄養
  • 生活習慣
  • 考え方のクセ

 

なかでも考え方のクセはとても厄介なもの。

 

知らぬ間に、身に付いてしまい…

「ストレス」

「ホルモンバランスの乱れ」

さらには「心の病」の原因にもなります。

怒りっぽい性格の女性

 

「怒りっぽい性格」を直したいのなら、考え方のクセを変えるのが一番の近道。

 

では一体、どのような状況で「考え方の悪いクセ」が身に付いてしまうのでしょうか?

それがわかると、解決策も見えてきます。

 

今回は「怒りっぽい性格になる原因」を10個ご紹介させていただきます。

 

怒りっぽい性格になる原因10こ

①短気な人から感染

②悪意で解釈するクセ

③強すぎる道徳心

④悪い情報を入れすぎ

⑤上方比較

⑥エンペラー症候群

⑦完璧主義

⑧自己主張していない

⑨誇れるものがない

➉退屈が多い

 

①短気な人から感染

「ナニやってんだよ!」

「ホント、めんどくせえなぁ!」

短気な人

 

このような言葉が口ぐせの、

「短気な人」や「文句の多い人」があなたの周りにもいませんか?

 

長時間一緒にいる人の性格は、感染することが明らかになっています。

イライラウイルス

心理学では、これを「モデリング」といいます。

 

たとえば…

「文句が多い友達」と一緒になって文句を言っていると、それがクセになり、やがて性格となってしまいます。

 

もしも、そのような友達がいるのなら、なるべく距離をとったほうがいい。

 

そして「ポジティブで笑顔の多い人」とのお付き合いを増やていくのが賢明です。

ポジティブで笑顔の多い人

 

また、旦那や上司など、どうしても距離をとるのが難しい場合は…

自分も一緒になって同調しないこと。

短気な人の集まり

 

「ホントそうですよね」などと、相手の考え方に共感しないことです。

 

「こんな人もいるんだな」と割り切って付き合えば、怒りっぽい性格の感染を防げます。

怒りっぽい性格の感染を防ぐ

 

②悪意で解釈するクセ

人の言動を「悪意」で解釈するクセがある人は、意外と多い。

 

「悪意で解釈する」とは、

たとえば、上司に叱られたときに…

「上司は、オレのことを嫌ってるに違いない」

「上司は、私だけをイジメてる!」

イライラグセのあるOL

と、思ってしまうことです。

 

悪意で解釈するクセがあると、しょっちゅうイライラしてしまいます↓

「その髪型 似合うよ」と褒められても…

「じゃあ、前の髪形は似合ってなかったの?」と思い、イラッとする。

怒りっぽい人

 

メールの返信が遅いだけで、

「私のことを嫌ってる証拠だ」と思い、イラッとする。

すぐイライラする主婦

「悪意の解釈」をすれば、どんな事でもイライラの原因になってしまいます

 

一方、善意で解釈する人は…

上司に怒鳴られても…

「これも上司の愛情だ」

「怒られるのは見込みがある証拠だ」

と考える。

善意で解釈するポジティブな人

 

メールの返信が遅くても、

「きっと何か事情があるんだろう」

と考える。

怒らない女子

 

「善意の解釈」を増やしていけば、心の平安を保つことができます。

 

もしも「悪意の解釈」をしている自分に気づいたら…

「あら、いけない!」と善意の解釈に切り替えることが大切です。

驚く人

 

③強すぎる道徳心

「マナーがなってない!」

「自転車は歩道を走るな!」

道徳心が強すぎるおじさん

 

このように道徳心が強すぎると…

「オレは守ってるのに、あの人は守ってない!」となり、イライラしてしまいます。

 

本来、道徳は「自分を律するもの」ですが…

道徳心が強すぎると、他人まで責めてしまう

 

つまり、

心が狭くなって、逆に道徳的でなくなってしまうのです。

 

道徳心は、自分に対してつかうもの。

 

他人に対しては…

「こんな人もいるんだな」

「まだ人間ができていないんだな」

と割り切ってしまえば、広い心でいられるし、イライラしなくて済みます。

 

④悪い情報を入れすぎ

テレビの報道番組は…

「事件・事故・政治不信など、ネガティブな情報が80%以上」なのだそうです。

テレビの報道番組

 

そのような情報は、刺激的で退屈しません。

しかし、心は不機嫌になり「文句」が口癖になってしまう。

 

それだけではありません。

 

「危険・事故・不調」などのマイナス言葉を見るだけで、コルチゾールが増加することも判明しています。

コルチゾールとは、ストレスホルモン。

イライラだけでなく、老化・肥満・鬱の原因にもなります。

テレビを観てイライラする人

 

テレビに向かって文句を言っていたら

少しは気分が良いかもしれませんが、「怒りグセ」が身に付いてしまうし、体にも悪い。

 

カラダに取り入れる「栄養」に気を使うのと同じように、

心に取り入れる「情報の質と量」を吟味することも大切です。

 

⑤上方比較が多い

不満が多い人は「上方比較」が多い。

 

「お隣の旦那さんは立派なのに、うちの亭主ときたら!」

イライラする主婦

このように、上の人間と比較することを「上方比較」といいます。

 

反対に、下の人間と比較するのが「下方比較」

 

「うちの旦那は安月給で頑固者だ」と思っても…

「うちの旦那は女遊びをしない」

「うちの旦那はギャンブルをしない」

「うちの旦那はカラダが丈夫」

というように下方比較を増やしていくことで、不満をグッと減らせます。

 

同じ状況でも…

上方比較ならイライラ

下方比較なら幸せ♪

になります。

 

⑥エンペラー症候群

今ここを読んでいる皆様は、向上心があると思いますので「エンペラー症候群」の人はいないと思います。

でも、いちおう書いておきますね。

 

「甘やかされて育てられたり、チヤホヤされ過ぎたりすると、ワガママになってしまい、思い通りにならないとすぐにキレてしまう」

これを、ある心理学者によると「エンペラー症候群」というそうです。

甘やかされて育てられた子供

 

エンペラー症候群の人は、自分の実力以上にプライドが高い。

「上手くいかないのは他人の責任」と思い、すぐに腹を立ててしまいます。

 

たとえば、

就職試験で不合格になったときに…

「相手に見る目がない」

「試験のやり方が悪い!」

と腹を立て、自分を振り返ることがありません。

 

一方、自分の実力を把握できている人は…

「どうしたら合格がもらえるだろう?」と考え、向上していきます。

 

「自分の身の丈を知る」ことで、イライラが減り、実力アップにもつながります。

 

⑦完璧主義

車を洗車するときに、

「これでもか!」というぐらいピカピカにすると、雨が降るだけで腹が立ってしまう。

車を洗車する

 

一方、

そこそこで洗車を終わらせる人は、雨が降っても平気でいられます。

 

仕事も同じで、

完璧主義が過ぎると…

周りの人を「足手まとい」に感じたり、自分の「運の悪さ」を呪ったり…。

完璧主義でイライラする人

 

精神的な余裕がなくなって、ちょっとしたことでイライラしてしまいます

 

そんな気持ちでは、いい仕事もできませんよね。

 

仕事や掃除をシッカリとこなすことは大切ですが、あまりストイックにならないことも肝心です。

 

⑧自己主張していない

ズバズバと言う人は「怒りっぽい」というイメージがありますが、

実は、その逆。

 

「いつも、いい人」のほうが、

ストレスを溜め込んで、イライラしている場合が多いものです。

 

  • はっきりとモノを言わない
  • 相手の行動に合わせる

このような行動が多い人は「すこし図々しいぐらい」にすると丁度いい。

 

自己主張を増やすと、ストレスが減少し、無駄なイライラも減らせます

 

⑨誇れるものがない

子どもを対象にしたある調査によると…

「自尊心が低い子どもほど、攻撃的で非行に走りやすい」のだそうです。

イライラする非行少年たち

 

人間の防衛本能だと思いますが、

「人に誇れるもの」を持っていないと、キレやすくなってしまうのです。

 

「金持ち喧嘩せず」という言葉どおり…

人に誇れるものを持っていると「心に余裕」が出てきて、ちょっとしたことでは腹が立ちません。

 

仕事でも、勉強でも、スポーツでも、何でもいいのですが…

「これだけは誰にも負けない」という特技を持つことで、イライラを減らせるはずです。

 

➉退屈が多い

病院では、待ち時間の苦情がグッと減ったそうです。

病院でイライラする人

 

その理由は「スマホ」があるから。

 

人間は、退屈するとイライラする動物

なので、退屈しない工夫が大切です。

 

たとえば週末に、

何の計画も立てずにダラダラと過ごしていたら、それだけでイライラの原因になってしまいます。

週末にダラダラ過ごす人

 

何があったわけでもなくイライラするのなら、

「最近ラクしすぎていないかな?」と自分を振り返ってみることも必要です。

 


 

以上が、「怒りっぽい性格になる10の原因」でした。

 

もしも、自分に当てはまるものが見つかったら、少しだけ意識して生活してみてくださいね。

きっと、イライラすることが減ってくると思いますよ。

 

 

著者:心理カウンセラー・ラッキー

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