今回はとっても大切な内容ですので、もったいぶらず「結論」から言います。
人生を激変させる、もっとも簡単な方法。
それは…
恥に強くなること
なぜなら、多くの場合、自分の行動を制限しているものは「恥をかきたくない」という気持ちだからです。
たとえば、「人の目が気になって、自分らしく生きられない」という方も少なくないと思いますが…
「恥をかきたくない」という気持ちが強ければ強いほど、人の目が気になるようになります。
![人の目が気になる](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image01.png)
それから、「コミュニケーションが苦手」「緊張しやすい」など…
これらも、「恥をかきたくない」から上手くやろうとして、逆に上手くいかなくなるのですね。
![緊張](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image02.png)
次に、「新しいことにチャレンジできない」。
「イメチェンしたいけど…」「テニススクールに行きたいけど…」「YouTubeを始めてみたいけど…」、だけど行動に移せない。
これらも、「恥をかきたくない」という気持ちが根っこにあるから、尻込みしてしまう。
![イメチェン](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image03.png)
そのほかにも…
・コンプレックスが気になる
・世間体が気になる
・自分の意見を言えない
・お願い事ができない
・人に相談できない
・質問できない
・新しい友だちを作れない
・告白できない
・素直に謝れない
・失敗が怖い
・叱られるのが怖い
・一人で焼肉屋に入れない
など、これらも全部、「恥をかきたくない」という気持ちがそもそもの原因。
お分かりいただけたと思いますが…
自分の行動を制限しているものは、「恥をかきたくない」という気持ち。
「恥をかきたくない」という不安によって、あらゆる行動が制限され、理想の人生を生きられない。
![恥に弱い人](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image04.png)
これでは、あまりにも勿体ないですよね。
恥に強いと、どうなる?
それとは反対に、恥に強いと、どうなるのか?
![恥に強い人](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image05.png)
他人の目があまり気にならないので、自信をもって、自分らしく生きていけます。
失敗を恐れないので、果敢にチャレンジしていけます。
臆することなくコミュニケーションをとれるので、人間関係が良好になります。
周りの人の協力も得られます。
その結果、自分がもっている無限の可能性を存分に活かしていける。
仕事も趣味も恋愛も、順調になります。
![人生が順調](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image06.png)
どうでしょう?
恥に強いか弱いかで、人生ぜんぜん違ってきますよね。
だから、人生を激変させる、もっとも簡単な方法は「恥に強くなる」こと。
恥をかける人になることなんです。
では、どうすれば恥に強くなれるのか?
というわけで、ここからが今回の本題。
恥に強くなる方法を5つご紹介させていただきます。
ほんの少し恥に強くなるだけでも、人生は大きく変わりますからね。
使えそうなものを見つけて、ぜひとも実践してみてくださいね。
恥に強くなる方法・5選
本題に入る前に…
どうしても知っておいてほしい予備知識があるので、まずはこちらからお話させてください。
海に暮らす「アメフラシ」をご存知でしょうか?
ナマコの親分みたいな生き物です。
![アメフラシ](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image07.png)
アメフラシを棒でつつくと、恐怖で体をギュッと縮めます。
![体を縮める](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image08.png)
ところが、何度もくり返し棒でつついていると、体を縮めなくなる。
なぜかというと…
「棒は安全だ」と理解できたから、棒が怖くなくなった。
![体を縮めない](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image09.png)
恥に強くなる原理も、これとまったく同じ。
脳が「恥は安全だ」と理解できれば、恥がそんなに怖くなくなります。
恥に強くなれるんです。
![恥に強くなる](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image10.png)
このことを頭に入れておけば、この先の話が10倍理解しやすくなると思いますよ。
恥に強くなる方法①
恥に強くなる方法、その1つ目は、こちら↓
「恥の感情」は原始時代のなごり
原始時代、人は集団でなければ、絶対に生きていけませんでした。
![原始時代](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image11.png)
「集団から仲間ハズレにされる」イコール「命を失う」だったのです。
そのため、「変な人と思われたら、終わりだ」「ダメな奴と思われたら、生きていけない」という感情が芽生えてきた。
これが、「恥」という感情。
![恥の芽生え](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image12.png)
遥か大昔は、自分の命を守るために、「恥」の感情が役立っていたのですね。
現代でも「恥の感情」は役に立つのか?
では、現代でも「恥の感情」は役に立つのか?
というと、むしろその逆。
誰かに中傷されようが、ご近所さんにどう思われようが、そのことが人生に与える影響は、ほぼゼロ。
![影響ゼロ](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image13.png)
また、先ほどもお伝えしましたとおり、恥の感情が強いと、自分らしく生きられないし、やりたい事もできないし、コミュニケーションも上手くいかない。
![恥の感情が強い](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image14.png)
今の時代、恥の感情は、役立たないどころか、人生の足かせになってしまうのですね。
![人生の足かせ](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image15.png)
だから、「恥ずかしい」と感じたときには…
「原始時代の無駄な感情が出てきただけなんだ」「脳が大げさに反応しているだけなんだ」と考える。
![恥ずかしい](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image16.png)
それを続けていけば、恥の感情が、どんどん和らいでいくと思いますよ。
![恥ずかしさが和らぐ](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image17.png)
恥に強くなる方法②
恥に強くなる方法の2つ目は、こちら↓
恥ずかしがる姿は「好印象」
恥ずかしくて緊張したり、赤面したりする姿は、「できれば、人に見られたくない」と思うのが人情。
ですが、恥ずかしがる姿は、必ずしも不利なことではありません。
むしろ、周りの人から見たとき、好印象になります。
![恥ずかしがる姿は好印象](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image18.png)
心理学の研究でも…
わたしたちは恥ずかしがる人を見たとき、「この人は信用できる」「この人と友だちになりたい」と思う傾向があることが示されています。
なんだか分かる気がしますよね。
ぼくも、結婚式のスピーチとかで、恥ずかしそうにしながら一生懸命スピーチしている人を見ると…
「がんばれ!がんばれ!」と思ったり、ちょっと好きになっちゃったりしますからね。
![結婚式](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image19.png)
僕だけかもしれないですけど…。
とにもかくにも、恥ずかしがる姿は、相手に好印象を与えます。
このことを頭に入れておくだけでも、また1つ、恥の感情が和らぐと思いますよ。
恥に強くなる方法③
恥に強くなる方法の3つ目は、こちら↓
「恥」の感情を認める
これは簡単なことです。
たとえば、「部長に相談してみようかなぁ。どうしようかなぁ…」と迷ったときに…
「恥をかきたくないから、迷っちゃうんだ」と、恥の感情を素直に認める。
![恥を認める](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image20.png)
「プレゼンは緊張するから嫌だなぁ」と思ったときでも…
「恥をかきたくないから、緊張するんだ」と恥の感情を認める。
![恥をかきたくない](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image21.png)
「妻と仲直りしたいけど…」と思ったときでも…
「恥ずかしいから、素直に謝れないんだ」と恥の感情を認める。
![謝れない](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image22.png)
このように、恥の感情を認めることを「自己受容」というのですが…
自己受容することではじめて、「原始時代の無駄な感情が出てきただけなんだ」「恥ずかしがる姿は好印象だ」と考えることができますからね。
![最初の一歩](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image23.png)
恥の感情を認めることが、最初の第一歩になるわけです。
いったん、ここまでの話をまとめると…
①「恥ずかしいから、○○なんだ」と恥の感情を認める
②次に「原始時代の無駄な感情が出てきただけなんだ」「恥ずかしがる姿は、好印象だ」と考える
簡単ですよね。10秒でできます。
これを繰りかえすことで、恥の感情はどんどん薄らいでいくと思いますよ。
恥に強くなる方法④
恥に強くなる方法の4つ目は、こちら↓
「ちょっと緊張すること」をあえてやってみる
緊張には、恥ずかしさが付きもの。
ですので、「ちょっと緊張すること」をするのは、恥に強くなるための、もっとも効果的なトレーニングになります。
ただ、何に緊張するかは人それぞれなので、説明が難しいのですが…
たとえば、食堂で「ごちそうさま」と言ったことがないのなら、「ごちそうさま!」と元気な声で言ってみる。
![ごちそうさま](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image24.png)
これだけで、1つ恥に強くなります。
それが平気になったら…
「今日のオススメはなんですか?」とか、「美味しかったです。また来ますね!」と笑顔で言ってみる。
![おすすめは?](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image25.png)
これで、また1つ恥に強くなります。
このように、緊張することを積極的にやって、少しずつ体を慣らしていくことを「エクスポージャー」というのですが、ちょっと緊張することであれば、どんなことでもOKです。
・昔の友だちに連絡する
・高級ブランド店に入ってみる
・市民プールに行ってみる
・妻に感謝を伝える
・人に道を尋ねる
など、緊張することを積極的に行えば、みるみる恥に強くなります。
あと、「緊張すること」をするコツは、迷わないこと。
「やろうかなぁ、どうしようかなぁ」と迷ってしまうと、プレッシャーがどんどん膨らんでしまいますからね。
![プレッシャー](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image26.png)
迷わず、サッとやるのがコツです。
![ごちそうさま](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image24.png)
恥に強くなる方法⑤
恥に強くなる方法の5つ目は、こちら↓
「恥ずかしいこと」を人に話して笑い飛ばす
ちょっと想像してみてください。
今日は、職場の仲間と飲み会。
![飲み会](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image27.png)
ところが、こんな日に限って、靴下に大きな穴!
![靴下に穴](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image28.png)
それを、バレないように隠していたけど、食事中ずーっとソワソワして落ち着かない。
やることなすこと、すべてが恥ずかしい。
![ソワソワ](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image29.png)
そうなんです!
人は、恥ずかしいことを1つ隠しているだけで、すべてが恥ずかしくなるんです。
それとは逆に…
「あちぁ!こんな日に限って、靴下に穴が開いてるよ。参ったなぁ」と、周りの人を笑わせたら、どうでしょう?
![周りを笑わせる](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image30.png)
そのときは恥ずかしいかもしれないけど、そのあとは堂々としていられます。
![堂々](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image31.png)
人生も、これと同じ。
過去に起きた恥ずかしいこと、失敗したこと、みじめに感じたこと、コンプレックスを感じていることなど…
それらを自分の中に隠していると、どうしても自信がもてません。
![自信がもてない](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image32.png)
それよりも、「恥ずかしいこと」は人に話して、笑い飛ばしたほうがいい!
「おれ5年生まで、おねしょしてたんだ」
「俺なんか、飲みすぎると今でもやらかすよ」
![失敗談](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image33.png)
「このまえ部長に1時間も怒鳴られてさ…。自己新記録だよ」
「やったな!」
![笑い話](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image34b.png)
大きな恥を人前にさらすことで、小さな恥が気にならなくなります。怖いものがなくなります。
また、過去が浄化され、自由に生きていけます。
「自信」という字も、「自分」を「人」に「言う」と書きますが…
自分のすべてを人に話すことで、堂々と生きられるのですね。
![自信](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image35.png)
ちなみに、笑い飛ばすときのコツは…
「笑われた」ではなく、「笑わせた」と思うこと。
「笑われた」と思うと、恥をかくことが怖くなります。
「笑わせた」と思うと、恥をかくことが、ちょっぴり楽しくなります。
「笑われた」と「笑わせた」。
たった1文字の違いですが、心に与える影響は真逆なんですね。
まとめ
恥に強くなるには…
「恥ずかしいから、○○なんだ」と恥の感情を素直に認めて、
「原始時代の無駄な感情が出てきただけなんだ」「恥ずかしがる姿は、好印象だ」と考える。
あとは、「ちょっと緊張すること」を積極的にやってみる。
「恥ずかしいこと」を人に話して笑い飛ばす。
これらを続ければ、脳が「恥は安全だ」と理解し、どんどんどんどん恥に強くなる。
![恥に強くなる](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image10.png)
恥に強くなれば、自信が高まり、自分らしく生きられます。果敢にチャレンジできます。
人間関係も良好になり、周りの人の協力も得られます。
結果、自分がもっている無限の可能性を存分に活かしていけます。
![無限の可能性](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image36.png)
人生が、とても楽しいものになります。
最後に、「恥」に関する本を3冊ご紹介させてください。
![恥(シェイム)](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image37.png)
恥の感情が強くて、生きづらさを感じている方におすすめ。
![いくつになっても恥をかける人になる](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image38.png)
恥を乗りこえて、果敢にチャレンジしていきたい方におすすめ。
![自分の中に毒を持て](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/10/20221002image39.png)
鋼のようなタフなメンタル、図太い神経を手に入れたい方におすすめ。
上から、初級コース・中級コース・上級コースという感じですね。
どれも、読みやすい本ばかりです。
「もっと恥に強くなりたい!」「自分を変えていきたい!」という方は、ぜひ手に取って読んでみてくださいね。
以上、絶対、人生激変する!たった1つのことでした。
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