



人間関係はややこしいですよね。
・意地悪な人
・自分勝手な人
・偉そうな人
・無愛想な人
・嘘をつく人
・人を見下す人
・人を責める人
・話の通じない人
社会で生きている以上、「困った人たち」からは逃げられない。
毎日のように遭遇します。
だからこそ人は、イライラしたりモヤモヤしたり、人間関係で悩むわけですが…

でも世の中には、人間関係でほとんど悩まない人もいます。

では、人間関係で悩む人と悩まない人は、何が違うのか?
その答えは「考え方」。
実は、人間関係で悩まない人たちには、「共通する考え方」があるんです。
そこで今回は、人間関係で悩まない人の考え方を5つご紹介させていただきます。
これを知れば、余計なストレスがなくなり、明るく・たくましく・しなやかに現代を生き抜くことができると思いますよ。
人間関係で悩まない人の考え方①
人間関係で悩まない人の考え方、その1つ目はこちら↓
《超危険人物》罪悪感を植え付けてくる人とは、絶対に関わらない
世の中には、絶対に関わってはいけない「超危険人物」がいます。
それが、罪悪感を植え付けて、相手をコントロールしようとする人。

そういう人の決まり文句は、こんな感じ。
「ガッカリした」
「失望した」
「そんな人だとは思わなかった」
「友達だろ」
「冷たいな」
「なんで、やってくれないの?」
「こないだ奢ってやっただろ」
そして、そういう人の腹の中は…
「おまえが俺の思い通りにならなくて、ムカつく」です。

こういう人の言葉を真に受けて…
「わかったよ」と一度でも言いなりになってしまうと、そこが地獄の一丁目。

相手のワガママは、エスカレートしていきます。
なので、もしも罪悪感を植え付けてくる人に遭遇したら…
「その手は桑名の焼き蛤」で、「イヤ!イヤなものはイヤ!」ときっぱり断る。

すると相手も、「こいつはコントロールできないな」とあきらめるはずです。

罪悪感を植え付けて、相手をコントロールしようとする人は、言い方は悪いですが、仲間の顔した吸血鬼みたいなもの。

だから、絶対に関わらない。
これが鉄則です。
人間関係で悩まない人の考え方②
人間関係で悩まない人の考え方、その2つ目はこちら↓
「嫌われないのは不可能」と割り切るだけで、人間関係は楽になる
「誰からも嫌われたくない」
「みんなから好かれたい」
そう思ってしまうのは人間の性ですが、これは絶対に不可能です。

「ネガティブな人が嫌い」という人もいれば、「ポジディブな人が嫌い」という人もいます。
「自信がない人が嫌い」という人もいれば、「自信がある人が嫌い」という人もいます。
「不真面目な人が嫌い」という人もいれば、「まじめな人が嫌い」という人もいます。
中には、「親切な人が嫌い」という人もいるし、「なんとなくあいつが嫌い」という人もいる。
「誰からも嫌われない」というのは、完全な無理ゲーなんですね。
それでも、「嫌われたくないから」と思って、相手に合わせて「偽りの自分」を演じていたら、ものすごく疲れるし、自尊心も低下します。

また、相手に合わせる人は、意地悪な人やズルい人に都合よく扱われがち。

さらに、常に「偽りの自分」でいると…
周りの人たちから「あの人、何を考えているのか分からない。本音が見えない。悪い人じゃないんだけどね」となり、結局みんなから嫌われてしまう。

このように、嫌われない努力をすればするほど、息苦しくてミジメな人生になってしまうんです。
そうならないためにも、「嫌われないのは不可能だ」と、なるべく早く割り切ったほうがいい。

そして、ここが大切ですが…
ありのままの自分で、思いやりをもって人と接する
「それでも嫌われるのなら仕方ない」と、清々しい気持ちをもって生きていく。

これだけで、人間関係は一気に楽になるし、結果的にたくさんの人から好かれます。

「でも~、人に嫌われたら、やっぱり落ち込みそう…」

たしかに、嫌われるのは気分が悪い。
でも、落ち込む必要はありません。
ピーマンは、多くの子どもから嫌われています。
でも、ピーマンに欠陥も罪もありません。

人間も同じ。
誰かに嫌われたからといって、自分に欠陥も罪もない。

むしろ、嫌われるのは、ちゃんと個性を出せている証拠。
誇らしいことです。

大切なことなので、もう一度言いますね。
「嫌われないのは不可能だ」と割り切ったうえで
↓↓↓
ありのままの自分で、思いやりをもって人と接する
↓↓↓
で、「それでも嫌われるのなら仕方ない」と考える
この考え方を採用することで、今よりもっと自由に、堂々とたくましく生きていけると思いますよ。
人間関係で悩まない人の考え方③
人間関係で悩まない人の考え方、その3つ目はこちら↓
「嫌いな人」ではなく、「どうでもいい人」と考える
人間関係で悩む人の特徴は…
「嫌いな人」のことばかり考える
「なによ!あの言い草!腹が立つ!許せない!」と。

でも、どれだけ嫌な人のことを考えても、残業手当は出ないし、ストレスと時間の無駄になるだけ。
また、どんなに人を憎んでも、本当に傷つくのは、「相手」ではなく「自分自身」。
こんなにバカバカしいことはないですよね。
だから、嫌いな人のことは、とっとと忘れた方がいい!
「でも~、忘れたくても忘れられない。頭が勝手に考えちゃうもん!」

ですよね!
でも安心してください。いい方法があるんです!
それが、「嫌いな人」ではなく、「どうでもいい人」と考えること。
人間の脳は面白くて、「嫌い!」と思うと、そっちに意識が向いてしまう。

ところが、「どうでもいい」と考えると、意識がそれるんです。

トランプでも、「どうでもいいカード」を捨てたら、そのカードのことは、もう考えないですよね。
人間関係も、これと同じことです。

たとえば、イヤミな人に遭遇したら、「この人 大嫌い!」ではなくて、「この人は どうでもいい人だ」と考える。

「営業の飯塚さん、知ってる?」と聞かれたら、「あの人 嫌い」ではなくて、「ああ、どうでもいい人ね」と答える。

このように、「どうでもいい人」と考えると、その人のことを思い出す回数が大幅に減少します。
また、再びイヤミを言われたとしても、「どうでもいい人の言うことだから、どうでもいいや」と軽い気持ちで受け流せます。
「どうでもいい人」と考えることで、「本当にどうでもいい存在」になっていくのですね。
そして、1年後には…
「営業の飯塚さん、知ってる?」
「ああ、そんな人もいたわね」

となるわけです。
最初にも言いましたが、嫌いな人のことを考えるのは、人生で最もムダな時間。
ですので、相手のことを「どうでもいい人」と考えて、自分の頭から、その人を追い出しちゃってくださいね。
人間関係で悩まない人の考え方④
人間関係で悩まない人の考え方、その4つ目はこちら↓
「付き合う人」を自分で選ぶ
冷たい言い方になってしまいますが、「付き合う人間」は自分で選んだ方がいいんです。
人間関係は「弁当箱」みたいなもので…
深く付き合える人は、家族も含めて、多くても30人程度。

もしも、この中に、「面倒な同僚」「ワガママな友人」「悪口の多いママ友」などがいたら、どうでしょうか?
ストレスが溜まるし、いつかトラブルが起きるのは、目に見えてますよね。
なので、このような「困った人」とは、そーっと距離を置く。
で、残った周りの人たちを、とことん大切にする。
周りの人を大切にすると、仲間が増えます。

仲間が増えると、イヤな人から攻撃されにくくなります。
たとえ攻撃されたとしても、仲間がいれば百人力。強気でいられます。

そして何より、気のあう仲間と楽しい毎日を過ごせます。

「イヤな人とうまく付き合おう」なんて考える必要はないのですね。
それは、「銀杏が苦手な人が、無理して銀杏を食べようとする」のと同じで、苦労ばかりでメリットゼロです。

ですので、イヤな人とは、そーっと距離を置く。
そして、周りの人をとことん大切にする。
この2つを続けていれば、自分にとって最高の人間関係ができてくると思いますよ。
人間関係で悩まない人の考え方⑤
人間関係で悩まない人の考え方、その5つ目はこちら↓
たっぷりと睡眠を取る
「睡眠と人間関係、何の関係があるの?」と思ってしまいますが、これが大アリで…
まずは、睡眠不足の人は、「イヤな顔つき」になる。
睡眠不足の人の顔は、「なんとなく、あの人イヤ」「そばにいたくない」というイヤな顔つきになることが分かっています。

次に、睡眠不足の人は、他人の言動をネガティブにとらえる。
たとえば、同僚たちが話しているのを見て、「私の悪口でも言ってるのかしら」と疑ったり、

「今日はがんばったね!」と褒められたら、「いつも頑張ってますけど」とひねくれた考え方をしてしまったり。

その結果、人間嫌いになることが分かっています。
その他にも、睡眠不足だと…
どうしても神経がピリピリするので、些細なことでイライラしたり、すぐに落ち込んだり、人を恨んだりします。
また、疲れやすいので、心が狭くなり、人に優しくできない。
など、睡眠不足の人は、「人に嫌われる要素」がすべて揃ってしまう。
一方、たっぷりと睡眠が取れている人は…
自律神経とホルモンバランスが整うので、ご機嫌でいられるし、人にも優しくできます。
すると、ご機嫌な人や優しい人が、次々と引き寄せられてきます。
自然と豊かな人間関係ができてきます。

お分かりいただけたと思いますが、人間関係の問題の50%以上は、たっぷり眠れば解決するものなんですね。
まとめ
職場・友人・知人・親戚・ママ友・ご近所さん・SNS…
どこへ行っても、「イヤな人」や「困った人」は現れます。

だからといって、その人たちに消えてもらう訳にもいかないし、性格を変えてもらう訳にもいかない。
できることは、自分の考え方を変えることです。
ということで、今回ご紹介しました「人間関係で悩まない人の考え方」は、この5つ。
①罪悪感を植え付けてくる人とは、絶対に関わらない
②「嫌われないのは不可能」と割り切る
③「嫌いな人」ではなく、「どうでもいい人」と考える
④「付き合う人」を自分で選ぶ
⑤たっぷりと睡眠を取る
そして、ありのままの自分で、思いやりをもって人と接する。
人間関係は、財産です。
自分を本当に幸せにしてくれるのは、周りの人の優しさや温かさです。
また、どん底の自分を救ってくれるのも、周りの人の優しさや温かさです。
ですので、イヤな人のことは、これらの考え方でとっとと解消して、気心の知れた大切な人たちと、楽しい時間を過ごしてくださいね。

以上、【ストレスゼロ】人間関係で悩まない人の考え方・5選でした。
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