【子供の心の育て方】家庭の教育は「本当の自信」をつけさせること

心理カウンセラー・ラッキー
YouTube Twitter Facebook

子供の心の育て方

自分に自信のない子どもは、

  • 引きこもり
  • 不良
  • 自傷行為
  • 体中にピアス

という行為に走りがち。

 

一方、

自分に自信のある子どもは、胸を張って社会に出ていけます。

自分に自信のある子ども

 

親の役目でもっとも重要なのは、子どもに「本当の自信」を与えること。

 

今回は、子育て中の親御さんにとって、とても重要なお話をさせていただきます。ぜひ最後までお読みください。

 

子供の心に一番必要なものは「本当の自信」

子どもの心の教育を間違えると…

その子は「一生 自信のない生活を送る」ことになります。

自信がない人

 

家庭教育で、最も重要なのは…

「立派な人になるために成績を上げる」ことではなく、

「本当の自信」を与えてあげること。

 

自己肯定感を上げることです。

 

「本当の自信」とは、運動神経がいいとか、学力優秀ではありません。

 

本当の自信とは…

「無条件で親から愛されている」と信じ切れること。

親から存在価値を認められる子供

親から「存在価値」を認められると、本当の自信が身につきます。

 

「僕は、生きているだけで価値があるんだ」ということを心の底に持っている人は、「他人の評価」を恐れません。

周りに流されず、堂々と人生をを歩んでいくことができます。

 

有名人を挙げると、

  • 野球のイチロー
  • 元サッカーの中田英寿
  • ソフトバンクの孫正義

などでしょうか。

 

逆に、

存在価値を認められずに育つと「本当の自信」を失います。

自信を失った子供の心

 

その結果「他人との比較」から自信を得ようとする。

  • 成績が良いから、人として価値がある
  • 見た目がいいから、人として価値がある
  • お金持ちだから、人として価値がある

 

このような「価値観」が心の奥底に根付いてしまい、次第に「他人の評価」を恐れるようになるのです。

 

「自分がどう思うか」を考える前に、

「他人がどう思うか」を考えるようになってしまう。

 

つまり、「他人の目」が行動の基準になってしまうのです。

心理学では、これを「過剰適応」といいます。

 

また、些細なことで自信を失い、自分で自分を責めるようにもなる。

なかには、「引きこもり」「不良」「自傷」「体中にピアス」という行為にまで走ってしまう人もいます。

 

他人との比較で「子どもの価値」を決める親が増えている

残念なことに、今の世の中は…

「目に見える結果」を出した人だけが、高い評価を受ける傾向があります。

 

大人ですら、地位・お金・見た目・成績などで人を判断してしまいがち。

 

しかし、人はそれぞれ「優れた個性」を持っています。

 

マツタケは、たしかに値段が高い。

しかし、シイタケ・ダイコン・ピーマン・オクラだって、マツタケには負けない素晴らしい部分をたくさん持っています。

野菜

 

親が「地位・お金・見た目・成績」などという表面上だけの評価に振り回されてしまうと…

子どもまでもが、自分らしさを失い「自分の存在価値」を忘れてしまうのです。

人格がゆがむ家庭教育

 

我が子の存在価値を忘れかけていませんか

病気で子どもを亡くした親は…

「入院しててもいいから、生きていて欲しかった」と涙を流します。

 

親が子どもに対して、もっとも強く求めているものとは…

生きていてくれること。

 

まったく当然なことですが、

忙しい生活をしていると、つい忘れてしまっている親御さんもいるのではないでしょうか。

 

生まれてくる前は「五体満足なら、それだけでいい!」

そう思っていましたよね。

 

その気持ちを、どうか今一度、思い返してみてください。

赤ちゃんの誕生

 

「本当の自信」を奪う褒めかた

褒めかたを間違ってしまうと、

子どもは「本当の自信」を失ってしまいます。

 

「本当の自信」を奪う、最悪のパターンはこれ↓

成績が良いときは褒めて

成績が悪いときはガッカリする

 

こういうことを繰り返すと、

子どもは…

  • 成績の良い自分は、愛されるんだ
  • 成績の悪い自分は、愛されないんだ

と信じてしまう。

 

「無条件で親から愛されている」ことを、信じられなくなってしまうのです。

 

「本当の自信」を与えるには

子どもに本当の自信を与えるには…

「良いときも悪いときも、あなたは素晴らしい存在なんだ」

「生きているだけで嬉しいよ」

ということを常に教えてあげることです。

 

そのための簡単な方法は…

ダメだったときに励ます

  • 成績が良かったら、褒める
  • 成績が悪かったら、励ます

 

「励」という字は、「一万ノ力」と書きます。

つまり、「励まし」は「一万のチカラ増し」。

 

駄目だったときはガッカリしたりせず、精一杯励ましてあげてください。

 

「○○ちゃんなら次は大丈夫だよ!」

という感じで。

 

できれば、そのときに抱きしめてあげましょう。

子供を抱きしめる家庭教育

そういう事を重ねることで…

子どもは「無条件で親から愛されている」と確信できるようになり、それが「本当の自信」につながります。

 

「甘い!」

「そんなんじゃあ、勉強しなくなるんじゃない?」

そんなご意見も聞こえてきそうですが…

その言葉は、子どもの「人生」より「成績」の方が大切な親の口から出てくる言葉です。

 

おすすめ!こんな方法もありますよ

「あなたは素晴らしい存在なのよ」と、子どもに愛情を伝えるユニークな方法があります。

 

それは…

毎日8秒間ギューと抱きしめる

 

朝の出発時などに、

「1.2.3.4.5.6.7.8」と数えながら、ギューって抱きしめてあげる。

子供に愛情を伝える親

 

これは有名な方法ですが、なぜ8秒間なのかは分かりません。

でもこれ、ホントに効果があるんです!

 

半年も続けていると、子どもが驚くほど変わります。

健やかで自信のある、優しい子に変わっていきます。

 

その驚きの効果は、我が家でも経験済み。

 

最初は照れくさいですが、ぜひ一度試してみてください。

おすすめです。

 

家庭教育まとめ

今回の記事は、

「子育ての常識が、何かおかしな方向へ向かっているのではないか?」

という気持ちがあって書こうと思いました。

 

子どもの人格は、

「生まれつき」よりも「親の影響」の方が大きいと言われています。

 

親のちょっとした言動と心構えで「子どもの心の成長」が大きく変わってくるのです。

 

子どもの存在を認め、

ときには励まし、

ときには抱きしめ、

親の無条件の愛をたっぷりと子どもに伝えてあげてください。

 

 

 

以上、【子供の心の育て方】家庭の教育は「本当の自信」をつけさせることでした。

著者:心理カウンセラー・ラッキー

★YouTube 始めました★

きっと役立つ知恵をお届けします

☆ラッキーのTwitter☆


★読むだけでみるみる幸運になる「ラッキー語録」も、TwitterとFacebookで無料公開中!