「毎日が退屈でつまらない」
「もっと、人生楽しく生きたい!」
というのは、現代人によくある悩み。
では、毎日を楽しむには、どうすればいいのか?
当たり前ですが…
楽しいことをたくさんする
とっても簡単なことですが、でも、これが難しい!
めちゃくちゃ難しいんです!
なぜかといえば…
「楽しいことが見つからない」から
「とくにやりたい事もないし、没頭できる趣味もない。
『何か楽しいこと、ないかな?』といつも考えてるけど、ぜんぜん思いつかない」
結局、時間があればテレビを観たり、ゲームをやったり…。
時間を持てあましたら、イオンに行ってブラブラしたり…。
「そんな生活に不満があるわけじゃないけど、何となく悶々とした日々を送っている」という方も少なくないと思います。
毎日を楽しくするって、簡単そうで簡単ではないのですね。
でも、安心してください!
実は、「毎日を楽しむ」というのは、一つの「技術」です。
毎日を楽しむことは、料理や自転車と同じで、正しいやり方さえわかれば、誰でもマスターすることのできる技術なんです。
というわけで今回は、毎日を楽しむコツを厳選して3つお伝えさせていただきます。
「楽しい毎日」を続ければ、充実した一週間になり、充実した一年になり、最後は充実した人生になります。
また、自分が楽しく生きていれば、自然と周りの人を大切にできるし、みんなの幸せにもつながります。
毎日を楽しんで損をすることは、1つもありませんからね。
ぜひとも、「楽しむ技術」を身につけて、今よりもっとワクワクする毎日を満喫してくださいね!
毎日を楽しむコツ①
毎日を楽しむコツの1つ目は、こちら↓
とりあえず一回やってみる
楽しいことを見つける方法は、実は1つしかありません。
それは、「とりあえず一回やってみる」こと。
「気が進まなかったけど、友だちに誘われて大相撲を見にいったら、どっぷりハマっちゃった」とか、
「無理やりゴルフに連れてかれたのがきっかけで、ゴルフにハマっちゃった」というのは、よくある話。
自分にとって楽しいことは、意外なところに隠れていたりします。
それは、頭で考えても分からない。
実際に行動して経験して、なにが自分にとっての正解かがわかってくる。
●そば打ち体験をしたら、そば打ちにハマっちゃうかもしれません。
●スポーツジムの無料体験に行ったら、筋トレにハマっちゃうかもしれないし、水泳にハマっちゃうかもしれません。
●水耕栽培の野菜を育てたら、ガーデニングが趣味になっちゃうかもしれません。
●京都競馬場で一日遊んだら、競走馬にどっぷり惚れこんでしまうかもしれません。
ほかにも…
・アロマをはじめてみる
・釣り堀に行ってみる
・ヨガの体験に行ってみる
・株式投資をはじめてみる
・ぬか漬けに挑戦してみる
・ハリネズミカフェに行ってみる
・一人キャンプに行ってみる
今は便利な時代で、サーフィンやスキューバダイビングでさえ、意外と安い値段で一日体験できますからね。
いろんな事を、とりあえず一回やってみる。
すると、その中から、自分にピッタリくるものがきっと見つかるはずです。
もちろん、2個や3個体験したからって、かならず見つかるのもではありませんが…
10個も試せば、1つくらいは熱中できるものが見つかるはずです。
ということは…
20個試せば、2つは見つかる。
50個試せば、5つは見つかる。
ここまでくれば、もう多趣味の人。
「今夜は何をしよう!週末はどこへ行こう!」とワクワクが止まらない毎日になっているはずです。
このように、「とりあえず一回やってみる」というのが、楽しいことを見つける唯一の方法。
トランプの神経衰弱と同じで、いろんなカードをめくらなければ、ピッタリ合うものは分からない、ということですね。
「とりあえず一回やってみる」のコツ
ちなみに、「とりあえず一回やってみる」ときのコツは…
「楽しそう」「楽しくなさそう」という先入観を捨てること。
ぼく自身の話で恐縮ですが、あるとき本を読んでいたら、こんな文章を見つけました。
「観音参りは実際にやってみると、意外と楽しいものですよ」
「ホントかな?ぜんぜん楽しそうじゃないけど…」とは思ったのですが…
勧められたら、とりあえず一回やってみるというのが僕の主義。
妻を誘って、西国三十三所観音巡礼にさっそく行ってみました。
1番・2番・3番とお寺を順番に周っていくのですが、これがもうビックリするくらい楽しくない!おもしろみを感じない!
でも、不思議なんですけど…
15番くらいに来たときに、だんだん楽しくなってきた。
自分でも「何が楽しいのだかサッパリわからない」のですが、でもとにかく楽しい。
今までに感じたことのない面白さがあるんです。
で、33か所全部まわり終えたときには、夫婦二人して観音参りにどっぷりハマっちゃいました。
それから約8年、今では東北から九州まで、延べ5000か所以上のお寺を巡っています。
やめられない趣味の1つになっています。
このように、最初に感じる「楽しそう・楽しくなさそう」という先入観は、まったく当てになりませんからね。
そういう先入観は捨てて、どんな事でもとりあえず一回やってみるというのが、楽しいことを見つけるコツ。
いっそのこと「いろんな体験をする」こと自体を、趣味にしてしまっても良いかもしれませんね。
毎日を楽しむコツ②
毎日を楽しむコツの2つ目は、こちら↓
なんでも面白がる
これは心理学でよく言われることですが…
●たいていの物事は「面白がろう」と思えば、おもしろくなる
●「面白がろう」と思わなければ、おもしろくなくなる
つまり、楽しさは「思い込み次第」。
それを分かりやすく表現したお話があるので、ひとつご紹介させてください。
トム・ソーヤの「ごきげんなペンキ塗り」というお話。
ある日、トムはいたずらの罰として、長い壁のペンキ塗りを言いつけられます。
最初はブツブツ文句を言いながらペンキを塗っていたのですが、ずる賢いトムは、ピンとアイディアを思い付きます。
「そうだ、楽しそうにペンキを塗ろう!」
口笛を吹きながら、楽しそうに作業をしていると、友だちがやって来ました。
「トム、ご機嫌だな。なにか良いことでもあったのか?」
「何もないよ。ただ、このペンキ塗りが楽しいのさ」
「ペンキ塗りって、そんなに楽しかったっけ?俺にもやらせてくれよ」
「ダメだよ。これは俺の仕事だから」
「俺もやりたい!」
「僕にもやらせてくれよ!」
次から次へと、友だちが集まってきました。
「仕方ないな。そこまで言うなら、みんなで楽しくペンキを塗ろうぜ!」
ということで、あっという間にすべて塗り終えたとさ。
というお話。
お分かりいただけたと思いますが…
「面白がろう」という気持ちさえあれば、たいていのことは楽しくなるものなんですね。
キャンプにいくと、なかなか火がつかないし、コップは1個しかない。
エアコンも布団もない。
何かと不便なわけですが…
その不便を面白がるから、おもしろい。
不便を面白がれない人は、キャンプも楽しめない。
道の駅に立ち寄ったときでも、「面白がろう」という気持ちのある人は…
「コウロギチップスを買って、車の中でワイワイやろう!」
「大きい梅干しをかって罰ゲームに使おう」
というように、楽しいアイディアをいろいろ思いつく。
「面白がろう」という気持ちのない人は…
お手洗いで用を済ませて、自動販売機でジュースを買ったら、とっとと帰ってしまう。
だから、つまらない。
すぐに怒鳴る部長がいるのなら、「今日、部長が何回怒鳴るか」で同僚とジュースを賭けるとか。
そうやって面白がっちゃえば、部長の怒鳴りですら楽しくなる。
「あと一回怒鳴れば、私の勝ちだ!」というように。
「うちのおじいちゃん、ももひき一枚で買い物に行くから、恥ずかしくて困っちゃう」というときでも…
「うちのおじいちゃん、ももひき一枚でスーパーに行くのよ。おもしろいでしょ」と面白がっちゃえば、もうそれは楽しい出来事に変わる。
たとえ貧乏生活であっても、面白がろうと思えば、おもしろいんです。
「面白がりの達人」といえば、みなさんごぞんじ所ジョージさん。
「すんごいですね~」「くだらねえな~」と言いながら、どんな事でも面白がっています。
そんな所さんだからこそ、見ているこちらまで、楽しくなってくるのでしょうね。
「なんでも面白がる」というのは、毎日を楽しくする最大の秘訣です。
「面白がろう」という気持ちさえ忘れなければ、たちどころに毎日が楽しくなってくると思いますよ。
毎日を楽しむコツ③
毎日を楽しむコツの3つ目は、こちら↓
ウィッシュリストを書く
ウィッシュリストとは、「やりたいことリスト」。
ノートを一冊用意して、人生でやりたいことを全部書く。
・家族でハワイ旅行
・40歳までに貯金1000万円
・部屋のリフォーム
・Appleウォッチがほしい
・リッツカールトンに泊まりたい
・本場の讃岐うどんを食べてみたい
・憧れの吉田くんともっとお話ししたい
どんな事でもいいから、人生でやりたいことをどんどん書いていく。
やりたいことを書くのに、誰の許可もいらないし、書くだけタダですからね。
100個でも1000個でも好きなだけ書いていく。不届きふらちなことも書いていく。
これが、ウィッシュリスト。
ウィッシュリストで願いが叶う
ウィッシュリストを書いている人のほとんどは、口をそろえて、こう言います。
「気がつくと、やりたいことの70%くらいは実現していた」
ぼくも10年くらい前からウィッシュリストを書いているので、よく分かるのですが…
●3年くらい前に書いたことは、60%くらい達成しています
●5年くらい前に書いたことは、90%くらい達成しています
とても不思議なことですが…
「なぜ書くだけで願いが叶うのか?」というと、ツァイガルニック効果。
人の脳には、「未完了のことは忘れない」という性質があります。
これをツァイガルニック効果というのですが…
たとえば、「フェリーで北海道旅行」とウィッシュリストに書く。
書いた本人は、そのことをすっかり忘れていても、脳は決して忘れていない。
それを解決するために、ずーっと考え続けてくれる。
すると、電車の中刷り広告などが、勝手に目に飛び込んでくる。
『豪華フェリーで北海道の旅』
「よし、夏休みはこれで決まりだ!」となる。
で、年末にウィッシュリストを読み返してみると…
「『フェリーで北海道旅行』って書いてるじゃん!願いが叶ってるじゃん!」ということになるわけです。
ウィッシュリストの もう一つの使い方
ウィッシュリストには、もう1つの使い方があります。
たとえば、「今度の連休は、どこへ行こう?」と迷ったときに…
ウィッシュリストを開けば、「奥飛騨クマ牧場にいって、富山のブラックラーメンを食べたら、黒部ダムに行こう」というように、すぐに行き先を決められる。
だけでなく、同時に願いもかなっていく。
で、そうこうしているうちに、気がつけば90%くらいの願いを達成できているはずです。
人生でやりたいことの90%を実現できるなんて、これほど楽しい人生はないですからね。
「ノートに書いたことのほとんどは、実現するんだ」という気持ちでウィッシュリストを書けば、その作業自体も1つの楽しみになると思いますよ。
まとめ
「もっと毎日を楽しみたいけど、楽しいことが見つからない」というのは、現代人によくある悩み。
それを解決する方法は、今回ご紹介しました、この3つ↓
①どんなことも、とりあえず一回やってみる
②なんでも面白がる
③ウィッシュリストを書く
この3つを実践すれば、確実に毎日が楽しくなります。人生が充実します。
たった1回きりの人生、つまらない日々を送っていたら、ホントもったいないですからね。
ぜひ、この3つを実践して、子どものときのようなワクワクする毎日を取り戻してくださいね。
以上、イキイキ!ワクワク!毎日を楽しむコツ・3選でした。
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