心が折れそうなときの対処法
お金・仕事・人間関係・恋愛…
生活をしていれば、嫌でもストレスがたまります。
小さなストレスなら、ストレス解消して立ち直ればいいのですが…
「もう心が折れそう…」
と思うほど心が弱ってしまったときは、そうはいきません。
「笑えるはずのところでも、笑えない」
「人に励まされても、やる気が出ない」
「愚痴を吐き出しても、イライラする」
そんな症状は、心の黄信号。
ストレスが心をむしばんでいます。
こうなると、単なるストレス解消ではどうしようもありません。
今回は「もう心が折れそう…」というときの原因と対処法をお伝えします。
心がつらくて当然の現代社会
『嫌な上司の言いなりになること』が好きな人は、1人もいません。
『病気になること』が好きな人も、1人もいません。
『借金』が好きな人も、1人もいません。
『勉強』が好きな人も、あまりいないと思います。
生きること、
生活すること、
そこには、どうしても苦労や困難が伴う。
それでも…
人は生きていかなければならない。
だから、
誰もが自分にムチを打ちながら、毎日を過ごしています。
それが、ごく普通の日本人。
ストレスが溜まって当然です。
心を病むパターン
調子のいいときは、これで問題はありません。
ところが長い人生、悪いことが重なるときもあります。
それでもみんな、がんばり屋さん。
「もう限界」と思っても、さらに頑張ってしまう。
すると心は疲れ果て、やがて病んでしまいます。
日本人は、
一所懸命=正しい
と思いがちです。
しかし、
自分の限界を超えるほど頑張ることは、決して正しい選択とはいえません。
自分の頑張りで、自分自身が潰れてしまったら本末転倒。
限界を超えても許されるのは…
ワカメちゃんのスカートの短さだけです。
「もう心が折れそう…」の対処法
先にも述べましたが、
小さなストレスなら、ストレス解消すればいい。
しかし、
「もう心が折れそう…」と思うほど心が疲れたときには、
単なるストレス解消では、対処できません。
そんな場合、どうすれば良いのでしょうか?
それは…
『なにもしないこと』です。
何の努力もせず、数日間 心のままに生きる。
「もう心が折れそう…」と思ったときには…
『思い切って何の努力もせず、のんびりと人生を楽しむ』という選択も、正しい選択です。
『なにもしない』とは、
「責任を負わない時間を過ごす」
「責任から、心を解放してあげる」
ということです。
●何もせずボーっと過ごすのもいいでしょう。
●気ままに旅をするのもいいでしょう。
『心のままに生きられる時間(時期)』を意識してつくるのです。
『なにもしないこと』は、疲れきった心にとって、たいへん良い薬になります。
自分のペースで過ごし、心に負担をかけない時間を確保しましょう。
罪悪感を持たないで!
『なにもしないこと』に罪悪感を持たないでください。
会社に長期休暇をもらったり…
家族に仕事を任せたり…
人に迷惑をかけてしまうかもしれません。
また、人生をいったん立ち止まることに「焦り」を感じるかもしれません。
しかし、
今が、あなたにとって大切な時期!
最善の選択をしているわけですから…
『なにもしないこと』に
自信を持ってください!
まとめ
人は切羽つまると、
『なにもしない』という選択肢を忘れがちです。
たとえば…
学校でイジメられて「死にたいほど学校に行きたくない」のなら、
学校に行かないことも、正しい選択のひとつ。
『なにもしない』という選択肢を忘れてしまうから、取り返しのつかないところまで行ってしまうのです。
真面目で責任感が強い人ほど、そういった傾向があります。
心の病気は怖いもので、ひとたび病んでしまうと治すことがとても難しい。
いくら頑張っても、自分自身が潰れてしまったら元も子もありません。
自分を守ってあげられるのは、最終的に自分しかいません。
どうか、自分自身を大切にしてあげてください。
以上、『【もう心が折れそう…】心がつらいときに『なにもしない』という選択』でした。