不安・心配・後悔・怒り…。
「とくに不幸というわけでもないのに、暗いことばかり考えてしまう」
そんなお悩みも少なくありません。
今回の1分ブログは『悩みが多い人』の特徴と改善方法。
猛スピードでお伝えいたします。
悩みが多い人の特徴
悩みが多い人の特徴は、単純に「考えすぎ」。
「考えすぎ」とは、どういう状態なのか?
左脳優位の状態です。
脳は、ざっくり分けると…
左脳が「考える脳」
右脳が「感じる脳」
言い方を変えると…
左脳は「過去と未来」
右脳は「今この瞬間」
悩みの多い人は「考える量」が多く、「感じる量」が少ない。
心が「今」にないのです。
「過去と未来」を行ったり来たりの、心がタイムマシーン。
そのため、不安・心配・後悔・怒りが絶えない。
考え疲れてグッタリしてしまう。
ちなみに、幼児は右脳優位なので、ほとんど悩みません。
悩み事の多い人は、左脳が器用になった証拠。
それは素晴らしいこと。
しかし、左右のバランスが悪い。
では、どうしたら改善できるのか?
右脳を鍛えたらいいのです。
「感じる心」を取り戻す
では、右脳を鍛えるには、どうしたらいいのか?
「感じる時間」を増やすのが一番です。
難しい話ではありません。
風を感じ、鳥の声を聞き、温泉に入り、美味しいものを食べる。
そんな休日がおすすめ。
平日なら…
音楽を聞いて感動する。
TSUTAYAで映画を借りてきて感激する。
「三度の食事ができてありがたい。家族が元気でありがたい」と感謝する。
感動・感激・感謝は、感じることの三感王。
「感」を増やせば右脳が鍛えられる。感性が磨かれる。
そして「今を感じる心」を取り戻せる。
「今」は英語で「プレゼント」。
「今を感じる」とは、神様からのプレゼントを受け取るということ。
「こんな所にタンポポが。どこから旅してきたのかな」
「綺麗な夕焼け♪絵の具では表現できない色だなぁ」
そんな気持ちが出てきたら、もうバッチリ。
感性が磨かれてきた証拠です。
「そんな時間はない」という忙しい方もいらっしゃるかもしれません。
でも大丈夫!
今、椅子に座ってこのブログを読んでいるのなら、お尻に強い圧力を感じているはず。
鼻の中を流れる空気も感じられるはずです。
食事もお風呂も、「感」はいっぱいあります。
感じようと思えば、いつでも感じられるもの。
感じて、心を「今」にもってくる。
極端な話ですが…
はらわたが煮えくり返っていても、ジェットコースターの急降下中には、人を憎めない。
心が「今」にあれば、「暗いことを考える」のは難しいのです。
ちなみに…
禅の修行の目標も「今ここ」。
右脳優位の状態にもっていくこと。
永平寺の厳しい修行も「今ここ」の感じる心でなければ、耐え抜けないそうです。
悩んでしまったときの対処法
いくら感性を磨いても、悩むときは悩みます。落ち込むときは落ち込みます。
そんなときの対処法を、最後にお伝えします。
悩んでしまったら、どうしたらいいのか?
動くのが一番です。
運動、掃除、買い物、散歩…何でもいい。
とにかく動く。
人間には「悩むと動きが止まる」という性質があります。
しかし、落ち込んだときほど、筋肉を動かしたほうがいい。
筋肉を動かしているときに、心は休みます。
すぐに立ち直る人は、「よく動く人」なのです。
今回の記事をまとめると…
「feel & move」になります。
以上、『悩みが多い人』の特徴と改善方法でした。