前向きになる方法
「何であんなことを言ってしまったんだろう…」
「もっと、ちゃんと確認すればよかった」
失恋したときや、仕事でミスをしてしまったときなどは、誰でも深く落ち込むものです。
そんなとき、
『いつまでもクヨクヨ悩んでしまう人』もいれば、
『すぐに立ち直れる人』もいる。
その違いは、一体なんでしょうか?
今回は『気持ちが前向きになる方法』についてお伝えいたします。
すぐに立ち直る人と、くよくよする人の違い
立ち直りの早い人は、プラス思考です。
「これがダメなら、また次」と、気持ちが未来に向いています。
一方、いつまでもクヨクヨ悩んでしまう人は…
過去の出来事に、何度も気持ちをフォーカスしてしまうという特徴があります。
たしかに、失恋や仕事での失敗は、深く落ち込むもの。
何度も何度も、イヤな出来事を思い返してしまいます。
しかし、過去を振り返れば振り返るほど、どんどん気持ちが落ち込んでいくという悪循環を起こしてしまう。
そして、心に深い傷を残してしまうのです。
くよくよと悩む人は、過去を振り返らないことが肝心。
つまり『気持ちを未来に向ける』ことです。
では、どうすれば気持ちを未来に向けることができるのでしょうか?
科学者に学ぶ未来志向
科学者は、気持ちの切り替えがとても上手い。
彼らは、何日・何週間と準備をしておこなった実験が、幾度も失敗します。
それでも、ほとんど落ち込むことはありません。
なぜなら、
失敗したらすぐに次の対策を考えるので、くよくよしている暇がないのです。
実験⇒失敗⇒対策⇒実験⇒失敗⇒対策⇒
つまり、『対策』を考えると、気持ちが未来に向く。
前向きになるための鍵は『対策』なのです。
気持ちが落ち着いたら、対策を考えよう!
ある程度、気持ちが落ち着いてきたら、
くよくよする前に、すぐに『次の対策』を考える。
そうすることで…
心にあるネガティブなエネルギーを、一瞬にしてプラスに切りかえることができます。
たとえば…
●好きな人に告白してフラても
告白⇒失敗⇒対策⇒告白⇒失敗⇒対策…
このサイクルを繰り返せばいいのです。
そうすれば、くよくよする暇もなくなるし
自分が成長ていくので、次の出逢いが待ち遠しくなります。
そしていつかは、素敵な人とお付き合いできるようになるでしょう。
●仕事でミスをした場合でも…
「ちゃんと確認すればよかった」と悔やむのではなく、
「これからは最終確認をしよう」とか
「同僚にも確認してもらおう」とか
対策を練ることができます。
対策を練っているときは、気持ちが前向きになり、くよくよ落ち込んでいる暇がなくなる。
そして、対策が増えることで、自分自身の成長にもつながります。
前向きになると、人生成功する
失敗を、単なる『損失』と考えるのは、大きな間違いです。
失敗と対策を繰り返すことで、成功も増えていきます。
●発明家エジソンも、電球を作るのに1万回以上の失敗を繰り返しました。
しかし、彼はこう言っています。
「失敗だって??これは、うまくいかないということを確認した成功だよ」
●ケンタッキーフライドチキンの創業者カーネル・サンダースも…
フランチャイズを作ろうとしたとき、初めての契約を結ぶまでに1009回も断られたそうです。
その後、あっという間に巨大フランチャイズチェーンに成長しました。
●映画俳優シルベスター・スタローンも…
自分が出演したいがためにロッキーの脚本を書き、売りに出かけました。
そのときも、1000回以上断られたそうです。
しかし今では、世界に名をはせる大スターです。
彼らが大成功をおさめた理由も、失敗するたびに対策を練ったからです。
失敗は、成功の前提条件。
失敗や失恋をするからこそ、次の対策を練ることができ、輝かしい未来へとつながるのです。
まとめ
落ち込んでしまっても『次の対策を練る』ことで気持ちが前向きになります。
気持ちを未来に向ければポジティブになり、『悲しいこと』『つらいこと』が心から勝手に逃げていくものです。
「失恋したら、即合コン」
「失敗は、成功の前提条件」
そんな心構えで生きていれば…
「よーし、次の対策を考えよう」という前向きな気持ちが、自然と湧いてくるものです。
困るということは、次の新しい世界を発見する扉である。
(トーマス・エジソン)
以上、『【くよくよしない!】前向きになる方法』でした。