好きな人と付き合えないのはツラいけど、
嫌な人と付き合うのは、もっとツラい!
・職場のイヤな人
・近所の苦手な人
・意地悪な友人
そんな人のせいで、「しょっちゅうムカムカしている」という方も少なくないと思います。
そこで今回は、イヤな人との上手な付き合い方を7つご紹介させていただきます。
イヤな人との付き合い方・7つの秘訣
最初にお伝えしておきたいことが1つあります。
それは…
他人は変えられないということ。
「あいつが悪い!」からといって、正論で相手を言い負かしても無駄。
相手は絶対に変わりません。
むしろ、逆恨みされるのがオチです。
大切なのは、相手を変えることではなく、自分を変えること。
その環境で自分がどう生きていくのかが重要です。
それを踏まえて、7つの秘訣を見ていきましょう。
「こんな人もいる」と現実を受け入れたほうが気楽
「なんて人だ!信じられない!」
そんなときこそ、逆に信じたほうがラクになるものです。
「こんな人もいるんだ」
「こんな考え方もあるんだ」
「世の中には、たくさんの例外がある」という事実を、ありのままに受け入れる。
この方法を、仏教では「あきらめる」といいます。
その意味は、「諦める」ということではなく、「明ら見る」。
「現実を明らかに見たほうが、気が楽ですよ」という教えです。
ありのままの現実を受け入れたとき、心に余裕が生まれます。
POINT「こんな人もいるんだ」と、ありのままの現実を受け入れよう
イヤな人とは距離を置き、気が合う人をとことん大切にする
「自分が過ごしやすい環境」をつくるために必要なことは、2つ。
●イヤな人とは距離を置く
●気が合う人を大切にする
公園で犬のフンを見つけたときに、「おまえ汚いぞ!なに考えてんだ!」と文句を言っても、何も変わりませんよね。
自分にできる事は、フンを踏まないように離れて遊ぶことです。
それと同じで、イヤな人を何とかしようと努力しても、その人を変えることはできません。
大切なのは、イヤな人とは距離を置くこと。
「朝の挨拶だけはしておこう」などと線引きをして、それなりの付き合い方をするということです。
そして、もう一つ大切なことは…
気が合う人を大切にすること。
大切にした人は、自分の味方になってくれます。
そして、味方の多い人は、不思議と他の人からも大切に扱われます。
つまり、味方を増やすと、イヤな人の「自分に対する態度」まで変わってくるのです。
POINTイヤな人とは距離を置き、気が合う人を大切にしよう
相手より一段上に立って、あわれみの気持ちで見てみる
「ひどい性格だなあ。きっと、みんなにも嫌われてるんだろうなぁ。かわいそうに…」
「この性格で生きていくのは大変だろうなぁ。それに比べて、私は幸せだ」
たとえイヤな人であっても、「あわれみの気持ち」で見てあげると、それほど腹は立たないもの。
あわれみの気持ちというのは、相手の為というより、むしろ自分の為になるのです。
また、一段上からイヤな人を見てみると、すごくいい勉強になります。
「こういうことを言うから、嫌われちゃうんだあ」
「こうすると、人にイヤがられるんだあ」
「私は絶対にしないぞ!」
もしかしたら、イヤな人というのは、「人生の正しい歩きかたを教えてくれる人」なのかもしれませんね。
POINTあわれみの気持ちで、イヤな人を見てみよう
イヤな人のことを考えて、人生の時間を無駄にしない
「あの人のせいで、今日は一日中ムカムカしてた」
そんな日もあると思います。
これって、もったいないですよね!
人生、わずか3万日。
その中の大切な一日を、「イヤな人を背負って生きる」なんて馬鹿らしいですよね。
自分の命の「3万分の1」を、イヤな人に捧げるようなものです。
それを避けるには、頭の切り替えが大事。
頭を切り替えるには、「好きなことを考える」のが一番です。
・ゴルフが好きなら、ゴルフのことを考えると頭を切り替えられる
・アイドルが好きなら、アイドルのことを考えると頭を切り替えられる
・田中さんが好きなら、田中さんのことを考えると頭を切り替えられる
・旅行が好きなら、次の旅行の計画を考えると頭を切り替えられる
考える内容は、自分の意志で切り替えることができます。
好きなことを考えれば、イヤな人が頭から消えて、幸せな気分になれるでしょう。
POINT好きなことを考えて、頭の中からイヤな人を追い出そう
嫌がらせや陰口を言われたら、どうする?
・嫌がらせをする会社の先輩
・コソコソと陰口をいう知人
そんな「もの凄くイヤな人」の対処法は、2つ。
1つ目は、
「それ、やめてください」とハッキリ言う
そのときに、「おまえが悪いんだろ!」と反論してきたら…
「だれでも欠点はあるよ。そう言ってるあなただって完璧じゃないでしょ」と言い返せば、相手は何も言えなくなります。
嫌がらせをする人は、「言い返せない人」をターゲットにしがち。
「私を怒らせると面倒なことになる」と分からせることが大切です。
2つ目の対処法は、
相手はしても、自分はしない
周りの人たちは、見ていないようで、ちゃんと見ているもの。
「あの人、ちょっと変よね。陰険なところがあるわよね」と、相手はジリジリ追い込まれていきます。
一方、こちらは…
「それに引きかえ、○○さんはいつも明るくて良い人よね」と高評価してもらえます。
何を言われようが、明るく元気に淡々と生きる。
その姿が、周りの人たちの心を打ちます。
POINT嫌がらせや陰口の対処法
①「それ、やめてください」とハッキリ言う
②相手はしても、自分はしない
「天の神様が見てくれている」と思う
「あの人の行いも、私の行いも、天の神様がちゃんと見てくれている」
そう考えるだけで、ずんぶん心が軽くなります。
たとえば…
「小さなことで怒鳴った部長はマイナス3ポイント。それでも明るく仕事をこなす私はプラス5ポイント」
「乱暴な運転をしているあの人はマイナス5ポイント。安全運転を心掛けている私はプラス7ポイント」
そして、「そろそろ神様ポイントカードが一杯になるから、きっといい事が起こるぞ」と思っていれば、ちょっとワクワクできます。
これは、単なる「気休め」に過ぎないのかもしれません。
だけど、たしかに気は休まります。
「天の神様よ。私の生き様をしっかり見ていてくださいよ!」
そう思いながら生きていけたら、「あの人がどうのこうの」という悩みも消えて無くなるかもしれませんね。
POINT神様ポイントを貯めて、幸運をゲットしよう
許せない人を、ちょっとだけ好きになる方法
「許せない人」というのは、何をやってもイヤな人。
・顔を見るだけで、腹が立つ
・同じ電車に乗るだけで、腹が立つ
・立派なことをすれば、ますます腹が立つ
でも、許せなくて損をするのは、自分だけ。
精神衛生上、良くありません。
許せるものなら、許したほうがいいですよね。
そこで、「許せない人を、ちょっとだけ好きになる方法」をご紹介させていただきます。
①今までの付き合いの中で、「感謝できること」はなかったか探してみる
②「あの人のことは嫌いだけど、○○については感謝している」と思う
この②を、ときどき思い出す。
それを一年も続けていれば、憎しみが少しは消えているはずです。
憎しみが減ってラクになるのは、自分。
試してみて損はないと思いますよ。
POINT許せない人の「感謝できる部分」を探して、ときどき思い出す
☆☆☆
以上、イヤな人との付き合い方・7つの秘訣でした。
自分にピッタリな方法をみつけて、ぜひ一度試してみてくださいね。
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