「叱る=しつけ」じゃない◇叱らない上手な子育てのコツ

更新日:


心理カウンセラー・ラッキー

 

「叱る=しつけ」ではありません。

叱らなくたって、子どものしつけはできるもの。

 

最近の脳科学でも…

・叱られると脳が委縮する

・笑顔で教えられると記憶に残る

ということが明らかになってきました。

 

そこで今回は「叱らない上手な子育てのコツ」をお伝えいたします。

 

子どもの心と脳に、負担をかけない”上手なしつけ”。

それができれば、より健やかで自信のある子に育つと思いますよ。

 

スポンサーリンク

 

叱らなくても、しつけはできる

 

ちょっと想像してみてください。

 

あなたが、新しいところへ働きにいく。

そこで、叱ってばかりの主任に教育されたら…

叱る主任

 

イヤですよね!

「もっと言い方があるんじゃないの!」となるはずです。

 

子どものしつけだって、いっしょ。

叱らなくても、しつけはできるもの。

 

「叱らない子育て」と聞くと、放任主義を思い浮かべる人もいますが、そうではありません。

「叱らず、上手に子どもをしつけていく」ということ。

 

では、どうしたら上手なしつけができるのか?

やり方は、意外と簡単です。

 

 

叱らない上手なしつけ方

 

「そんなことしちゃダメでしょ!」

「ちゃんと片付けなさい!」

叱るお母さん

 

叱る目的は…

「悪いことをした」と、子どもに気づかせるため。

 

つまり、”反省をうながす”ことが目的です。

 

ということは…

子どもが自ら反省してくれるのなら、叱る必要はないですよね。

 

では、どうすれば、子どもが自ら反省してくれるのでしょうか?

 

 

お母さんの気持ちを、子どもに伝える

 

子どもの反省をうながす方法は…

お母さんの”本当の気持ち”を伝えること。

 

たとえば、子どもが道路に飛び出して、車に引かれそうになる。

飛び出し

そんなときは、「なにやってるの!」と頭にカッと血がのぼってしまいます。

 

その怒りの裏にある、お母さんの本当の気持ちとは…

「悲しい思いをしたくない」

 

怒りをグッとこらえて、”本当の気持ち”を子どもに伝えるのです。

 

「太郎ちゃんが車にぶつかったら、ママ悲しいよ。ケガをしたら、ママもつらいよ。もう絶対に飛び出さないでね。お願いだから」

 

すると、子どもは…

「なんだか悪いことをしちゃったな」と自ら反省してくれる。

反省する男の子

理屈で叱ったり、頭ごなしに怒鳴るよりも、「お母さんの本当の気持ち」を伝えたほうが、ずっと効くのです。

 

 

子どもは、親の悲しむ顔を見たくない

 

なぜ、お母さんの気持ちを伝えると、子どもは自ら反省してくれるのでしょうか?

 

それは…

子どもは、親の悲しむ顔を見たくないからです。

 

お母さんの「かなしい」「さみしい」「つらい」「心配したのよ」という言葉に、子どもは弱いもの。

これは本能だと思います。

 

子どもは、理屈で叱ってもすぐに忘れるもの。

情的に感じ取らせたほうが、子どもの心に残るものです。

 

他にも…

・子どもが部屋をメチャクチャにしたら、「お母さん悲しいわ」

・子どもの帰りが遅かったら、「お母さん心配だったのよ」

・子どもが悪いことをしたら、「お母さん、つらいわ」

 

そうやって、”やってはいけないこと”を教えていく。

 

反対に、子どもは、お母さんの喜ぶ顔が大好き。

ちゃんとお片付けができたり、お利口さんにできたときは、満面の笑みで「お母さん、うれしいわ♪」。

 

そうやって、”正しいこと”を教えていく。

 

これが、上手な子どものしつけ方。

怒鳴ったり叱ったりすることは、ほとんどなくなるはずです。

 

コツは、子どもと目線を合わせて伝えること。

お母さんがしゃがんで、子どもの肩をつかむと効果的です。

子どもを上手にしつけるママ

 

 

でも、やっぱりイライラする

 

とは言っても…

子どもが悪いことをすれば、頭に血がのぼってイラッとしますよね。

つい、声を荒げてしまいたくなります。

イライラするママ

 

でも、ちょっと待った!

イライラの原因は、もしかしたら”子ども以外”かもしれません。

 

・夫に不満がある

・自分の時間がない

・姑にイヤミを言われた

・忙しくて少し寝不足だ

・子供の成長が不安だ

・ホルモンバランスが悪い

 

自分がちょっと不機嫌なときに、子どもが引き金を引いた。

もし、そうであれば、子どもはたまったもんじゃありません。

 

大切なのは、お母さんの心に”余裕”をつくること。

心の余裕

風船だって、パンパンで余裕がないと、すぐに割れてしまいますからね。

 

というわけで、

「お母さんがご機嫌でいられるための考え方」を、次にご紹介させていただきます。

 

 

お母さんのご機嫌を保つ考え方

 

ママも休業時間をつくる

 

昔は大家族で、近所づきあいも親密だったから、たくさんの人が子育てに関わってくれました。

しかし現代では、核家族化がすすみ、お父さんの帰りも遅い。

 

そんな環境で、24時間子どもの世話をしていたら、精神的に参ってしまいます。

子育てママは、本当に大変ですよね。

 

そんな時期に、ぜひおすすめしたいのが…

ママの休業時間をつくること。

 

●パパに有給休暇をとってもらって、友達と遊びにいくのもいい

●田舎のお母さんにお願いして来てもらって、ショッピングにいくのもいい

●一時預かりしてくれる保育所にあずけて、美容院にいくのもアリだと思います

お出掛け

 

ちょっと無理してでも、気分転換とストレス解消の時間をつくる。

 

そのことに、後ろめたい気持ちをもつ必要はありません。

ママのストレス解消が、子どもの健やかな成長につながるのですから。

 

 

平均値と比べなければ、ストレスがグッと減る

 

「2歳なのに全然しゃべらない」

「5歳なのにオムツがとれない」

 

育児書に書いてあることと比較して、子供の成長が不安になる。

それが、大きなストレスになっているママも少なくありません。

 

しかし、子供の成長には、想像以上に大きな個人差があります。

 

我が家でも、長女は小学5年生までオムツが取れませんでした。

でも、今ではごく普通に社会人をしています。

 

下の子は、小学4年生の双子の男の子ですが…

次男のほうは、3歳近くまで一切しゃべらなかったけど、今ではうるさいくらいにしゃべります。

オムツが取れたのも、つい最近。

 

ちなみに、双子は、いまだにミルクを飲んでいます。

4年生なのに、牛乳よりも、赤ちゃん用のミルクが大好き。

 

それで、誰かが困ったのかというと、誰も困らない。

むしろ、毎日びっくりするほど健康的です。

 

子供の成長は、平均値どおりにはいきません。

大きな個人差があって当然。

 

でも、20歳になれば、みんな同じようなものです。

 

幼少期に大切なのは…

目に見える成長よりも、目に見えない”心”の成長。

 

そして、子どもの心の栄養源は、「お母さんの笑顔」です。

 

お母さんの不安な気持ちは子どもに感染し、子どもまで不安になり自信を失います。

一方、お母さんがいつも笑顔なら、子どもの心に「安心感・自信・生きる喜び」が芽生えます。

 

平均値と比較しても、ストレスになるだけ。

「20歳になれば、みな同じ」と肝に銘じて、安心して子育てしてくださいね。

 

 

子どものワガママはどうする?

 

「幼稚園に行きたくない!」

「お習い事に行きたくない!」

ほとんどの子が、一度はそういうことを言って、親を困らせます。

 

そんなときは、すぐに先生に相談してみること。

 

行きたくないのには、かならず原因があります。

友達や先生との関係だったり、できないことが苦痛だったり。

 

それを改善できるのは、先生だけ。

先生に相談すれば、子どものストレスが溜まらない工夫をしてくれるはずです。

 

 

2歳児のイヤイヤ期はどうする?

 

二歳児のイヤイヤ期は、第一次反抗期。

びっくりするほど手を焼きます。

第一次反抗期

 

でも、反抗期は無駄にある訳ではありません。

子どもが、”自分の殻をやぶる”ために、いろいろ学んでいるのです。

 

イヤイヤ期は、長くても半年から一年弱。

 

「ああ、この子は今、学習しているんだ」

「私も、こうやって成長してきたんだ」

そう考えて、長い目で見てあげてください。

 

 

つい、怒鳴ってしまったら…

 

お母さんだって、一人の人間。

つい感情的になって、激しく怒鳴ってしまうこともあるでしょう。

 

そんなときは、素直に謝ることが大事。

「さっきはごめんね」と、ギュッと抱きしめてあげることです。

子どもを抱きしめる

 

素直に「ごめんね」と言える親に育てられれば、子どもも素直に「ごめんね」と言えるようになるもの。

 

子どものためにも、自分のストレスを溜めないためにも、怒鳴ってしまったときは素直に謝ることが大切です。

 

 

将来を大切にするより、今を大切にしよう!

 

最後にお伝えしたいことは…

「今を楽しむ」ということ。

 

将来のために、お習い事や塾に通わせるのもいいと思います。

しかし、あまり躍起になり過ぎると、親子ともどもストレスをためてしまいます。

習い事

 

弊害は、それだけではありません。

 

「将来は、将来が」が口癖の親に育てられると…

”一生が、将来の準備”になる危険もあります。

 

中学になったら、高校受験のため

↓↓↓

高校に入ったら、大学受験のため

↓↓↓

大学に入ったら、就職のため

↓↓↓

就職したら、出世のため

↓↓↓

出世したら、老後のため

 

これでは、「準備だらけ」の人生。

戦後から代々続く、日本人の悪いクセです。

 

大切なのは、将来よりも、今。

 

子どもの頭に英語を叩きこむよりも、笑顔で一緒に食事をすることのほうが、遥かに大切です。

子どものスケジュールをびっちり埋めるよりも、時間の余裕をつくって一緒に公園で遊ぶことのほうが、遥かに大切です。

 

「今」の積みかさねが、人生。

そして、今この瞬間を楽しめるのは、今だけです。

 

将来の心配をすると、「今」の大切さを忘れてしまいがち。

ときには将来のことを忘れて、”今この瞬間を輝かせる努力”も大切だと思います。

 

 

まとめ

 

長くなってしまいましたので、最後に整理しておきます。

 

●「叱る=しつけ」ではない

お母さんの本当の気持ちを伝えれば、子どもは「良い・悪い」を理解できる

 

●イライラの原因は、”子ども以外”かも

・ママの休業時間をつくる

・平均値と比べない

・「行きたくない」は先生に相談

・イヤイヤ期は、大切な成長期

・怒鳴ってしまったら、素直に謝る

・今を輝かせる

 

 

☆☆☆

以上、「叱る=しつけ」じゃない◇叱らない上手な子育てのコツでした。

●こんな記事もありますよ

 著者:心理カウンセラー・ラッキー 

スポンサーリンク

☆ラッキーのTwitter☆


(ツキを呼ぶ名言・更新情報など、つぶやいています)

フェイスブック はじめました

 

-子育て

Copyright© 【しあわせ心理学】パンダの温度 , 2018 All Rights Reserved.