不満のない生活をしているのに…
・どこか満たされない
・なんとなくストレスが溜まっている
・やる気が出ない
・イライラしがち
・昼間も眠い
・頭がスッキリしない
![なんとなく満たされない](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2018/07/20180728dissatisfied.png)
これらは、「心が疲れていますよ」というサイン。
心がパンクする前に、癒してあげる必要があります。
そこで今回は、心を癒す方法を厳選して3つご紹介させていただきます。
車を快適に乗るには、定期的なメンテナンスが大事。
同じように、快適な毎日を送るには、心のケアが大切です。
心を癒す方法3選
心を「自分の会社の従業員」と思ってみて下さい
1つ目の方法は、心を「自分の会社の従業員」と思ってみて下さいという変なタイトルですが、簡単な話ですので少々お付き合いください。
「現代社会を生きる」というのは、想像以上に心に負担がかかっています。
会社員であれば、早朝から満員電車に揺られ、私語禁止でやらされ仕事をし、人間関係に気をつかい、再び満員電車で家に帰る。
![目まぐるしい毎日](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2018/07/20180728attendance.png)
主婦であれば、掃除に洗濯、食事の献立を考え、自分一人で子育てという生活の繰り返し。
![忙しい主婦](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2018/07/20180728housewife.png)
人類の長い歴史の中で、このような目まぐるしい生活が始まったのは、せいぜい100年くらい前。
それ以前の日本人では、きっと耐えられないことでしょう。
![囲炉裏](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2018/07/20180728hearth.png)
物質的にはたしかに豊かになりました。生命の危機もあまり感じません。
しかし、その代償として「心に猛烈な負担」がかかっているのです。
ところが私たち日本人は、心に負担がかかっていることに、なかなか気づけない。
なぜなら、生まれたときから「がんばるのが当たり前」になっているからです。
では、「がんばるのが当たり前」になると、どうなるのか?
心が、やる気を失います。
「こんなに頑張ってるのに、なんで褒めてくれないの」と。
![心](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2018/07/20180728heart1.png)
その現われが、むなしさ・モチベーションが上がらない・充実感を感じない・自信を失うなどの症状。
もっとひどいケースになると、「こんな私はダメだ」「私には辛抱が足りない」と自分を責めてしまう。
すると、心がすねて、ストライキを起こします。
「こんなに頑張ってるのに、私を責めるなんてひどい!」と。
![心](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2018/07/20180728heart2.png)
その現われが、うつ病を代表とする心の病なのです。
心だって褒めてもらいたい
ここで、ちょっと想像してみて下さい。
あなたが社長から、「君はよくがんばっているね」と認められたり、「君はわが社の宝だよ」と褒められたら。
![褒められる](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2018/07/20180728be-praised.png)
俄然、やる気が湧いてきますよね。
それは、心が喜んでいる証拠。
心だって褒めてほしいのです。
褒めてもらえるだけで、エネルギーが湧いてくるのです。
![心](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2018/07/20180728heart3.png)
ところが、残念なことに、大人になると褒めてもらえるケースはほとんどありません。
世の中全体が「がんばるのが当たり前」になっているからです。
だから、心がなえてしまう。
「精一杯がんばってるのに、なんで認めてくれてないの…」と。
![心](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2018/07/20180728heart2.png)
この状態を「無価値感」といいます。
無価値感から抜け出すために必要なのは、認められたり褒められたりすること。
では、どうしたらいいのか?
この方法しかありません。
自分が「社長」になる。
自分が社長で、心は優秀な従業員。
そう考えれば、褒め言葉やねぎらいの言葉が自然と出てくるはずです。
「いつも私を支えてくれてありがとう」
「何十年もがんばってきてくれたのに、感謝の言葉もなくてゴメンね」
「大変だとは思うけど、これからも一緒に頑張っていこうね」
「ところで、今日もよくがんばったね!」
毎日、自分で自分を褒めていると、徐々に気力がみなぎってきます。
・やる気がでてくる
・自信がついてくる
・充実感がわいてくる
疲れた心が癒され、無価値感が消えていくのです。
![心](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2018/07/20180728heart5.png)
心を癒す方法の1つ目は、「毎日、自分で自分を褒める」こと。
現代社会は、心に大きな負担がかかっています。
その頑張りを「当たり前」と思わず、十分に褒めてあげることが大切です。
「したいことをする時間」をもつ
突然ですが…
次の3つの中で、もっとも心が癒される時間はどれでしょうか?
①「しなければならないこと」をしている時間
②「したいこと」をしている時間
③ボケーとしている時間
③は、意外な落とし穴。
最近の研究では「ボケーとしているときほど脳が忙しく働いている」ということが分かってきました。
「休日に家で一日中ボケーとしていたのに、ぜんぜん疲れが取れなかった」という経験もあるのではないでしょうか。
![だらける](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2018/07/20180728lazy.png)
というわけで、正解は②「したいこと」をしている時間。
したいことをしているときに、心は癒されます。
ところが、一日を振りかえってみると、どうでしょう?
・早く起きなければならない
・朝の支度をしなければならない
・7時半の電車に乗らなければならない
・真面目に仕事しなければならない
・まっすぐ帰らなければならない
・歯医者に行かなければならない
・家族サービスをしなければならない
・早く寝なければならない
現代人は「しなければならないこと」がテンコ盛り。
ボケーとする時間は多少あるにしても、「したいこと」をする時間がほとんどない。
これでは、心が壊れてしまいます。
心は「バネ」と同じで、ピンと張ったままにしておくと、やがて壊れてしまうもの。
![バネ](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2018/07/20180728spring.png)
こまめに「したいこと」をして、心を癒してあげる必要があるのです。
平日にも楽しみをつくる
こまめに「したいことをする」のが、心に疲れをためない秘訣。
とは言っても、平日は忙しいですよね。
でも、ちょっとのスキマ時間でできることは、探せば意外とあるものです。
たとえば…
・アロマやハーブティーで癒される
・カメラをもって、街を散策してみる
・旅行のパンフレットをもらってきて楽しむ
・お洒落な小物を探しにショッピング
・TSUTAYAで映画を借りてくる
・夜のドライブ
・オイルマッサージ
・プラネタリウム
他にも、
甘いものが好きなら、お昼にコンビニスイーツを食べて、全種類制覇を目指すとか、
ラーメンが好きなら、仕事帰りにいろんなラーメン屋に立ち寄って、美味しい店を探すとか。
どれも些細なことですが、「したいことをする時間」を増やせば、心に張りが出てくるものです。
![張りが出てくる](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2018/07/20180728spring2.png)
ちなみに僕の場合は…
・ほぼ毎朝、熱田神宮にお参り
・月に10回くらい喫茶店でモーニング
・週に2・3回の日帰り温泉
知人に「おまえ、暇だな」と言われることもありますが、怠けているわけではないんです。
忙しいけど、「心のケア」のためにやっているんです。
「したいことをする」ことは、「心を大切にする」のと同義。
「平日からこんな事をしていて、いいのだろうか?」という罪悪感は不要です。
感情を開放して、心を癒す
心を癒す方法の3つ目は、「感情を開放する」こと。
心に溜まったゴミを、体外へ排出してスッキリすることです。
![心のゴミ](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2018/07/20180728refuse.jpg)
生活をしていると、腹の立つことや気に入らないことが、しょっちゅう起きますよね。
「部長のあの言い方はひどい!」
「あのお客さんの態度はありえない!」
だけど、ぐっと我慢して、感情にフタをする。
![怒り](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2018/07/20180728anger.png)
その出来事はいつか忘れてしまうけど、「負の感情」はちゃんと心の中に残っています。
それが、心のゴミ。
心のゴミが溜まってくると、「なんとなくストレスが溜まっている」という状態になる。
もっとひどくなると、自律神経や皮膚に悪影響を及ぼしてしまいます。
感情を開放する方法
心に溜めた感情は、こまめに開放してあげることが大事。
そのための方法を3つご紹介させていただきます。
①人に話す
これがもっとも手軽な方法。
自分の気持ちをわかってもらえるだけで、心がスッキリします。
ただ、愚痴が多すぎると、相手に嫌われることもあるので要注意。
②紙に書いてグチャグチャにして捨てる
心の中のモヤモヤした気体を、固体に変化させる。
それが、紙に書くという作業。
ちょっと面倒かもしれませんが、これはカウンセリングなどでも使われる実践的な方法です。
③映画やカラオケ
映画で感動したり涙を流したりすると、心がパカーンと開きます。それだけで、心がスッキリ洗い流されるものです。
また、カラオケは、自分の気持ちを「歌詞」が代弁してくれます。大きい声を出すことも、感情の開放につながります。
心を癒す方法・まとめ
今回ご紹介しました方法をまとめると…
●「自分の心」のがんばりを褒めて、無価値感から抜け出す
●「したいことをする時間」を増やして、心を休ませる
●心に溜まった感情をこまめに開放する
この3つを実践できれば、今まで以上に快適で充実した毎日が手に入ると思います。
きっと楽しい努力になると思いますよ。
☆☆☆
以上、心を癒す方法|快適な毎日を手に入れる3つの習慣でした。
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