「些細なことで落ち込んでしまう」
「すぐに自分を責めてしまう」
『落ち込む』のは本当にツラいもの。
大量のエネルギーを消費してしまい、やる気・体力まで奪われてしまいます。
そこで今回は『落ち込みやすい性格を改善する3つの方法』についてお話させていただきます。
落ち込みやすい性格の改善方法
「落ち込みやすい性格」を改善するための方法は、たくさん存在します。
- ポジティブ思考(都合よく考える)
- 未来志向(過去を振り返らない)
- 人と比較しない
- 自分を客観視する
- 自分で自分を褒める
- 腹式呼吸
- 感謝を増やす
- 心理療法
などなど
しかーし!
これらは大変効果が高いのですが、欠点もあります。
それは…、
長続きしない。
「よし!今日からポジティブに考えるぞ」と意気込んでも、
その5秒後には「ホントにできるのかなぁ?」とネガティブに戻ってしまう。
長年続けてきた『考え方』を変えるのは、案外難しい。
というわけで、もっと簡単な方法をご紹介します。
『落ち込みやすい性格』を改善する3つの方法
『落ち込みやすい性格』を改善する3つの方法、
それは…
- 笑顔
- 姿勢
- 運動
たった、これだけ。
これ、バカにできないんです!
それぞれの素晴らしい効果をご紹介させていただきます。
笑顔の効果
表情が『呼吸』に与える影響をご存知ですか?
試しに、鼻からスーッと息を吸ってみてください。
鼻の中を流れていく『空気』を感じることができますよね。
次に『しかめっ面』で鼻から吸ってみてください。
少し吸いずらいですよね。
そして今度は『笑顔』で息を吸ってみてください。
『笑顔』のときが、いちばんスムーズに吸えると思います。
心に余裕をつくるのに最も効果的なのは…
深い呼吸
お坊さんの座禅やヨガなども、深い呼吸で心を整えていきます。
その『深い呼吸』を簡単に実現してくれるのが、
『笑顔』なのです。
笑顔には、さらに嬉しい効果もあります。
たとえ作り笑いであっても…
ストレスを軽減させたり、
心拍数を落ち着かせたり、
心を穏やかにする「神経伝達物質」も分泌されます。
また、ある心理学実験では…
「1分間笑うと、気分が20%以上も向上する」ことがわかりました。
陽気な人は、
「ポジティブだから、いつも笑顔」ではなく…
「いつも笑顔だから、ポジティブでいられる」のです。
正しい姿勢の効果
落ち込みやすい人の多くが、猫背です。
姿勢の悪い人は、肺が圧迫され呼吸が浅くなります。
反対に、姿勢のいい人は…
呼吸・血流・神経伝達が良くなり、その結果 気分もよくなります。
「落ち込んでいる人たち」を対象にした、こんな心理実験もあります↓
Aグループには、
「ポジティブに考えるようにしてください」とお願いした。
Bグループには、
「姿勢よく生活してください」とお願いした。
その結果…
「姿勢を良くする」グループのほうが、大幅に自信を改善させていました。
人は落ち込んだとき、猫背になったり、肩を落としたりしがち。
しかし、そんな時こそ『姿勢を正す』ことが肝心なのです。
運動の効果
運動習慣のある人は、前向きで積極的。
少々のことでは落ち込んだりしません。
反対に、
運動習慣のない人は、抑うつ的で悲観的と言われています。
コロンビア大学の調査では…
45歳以上で「運動不足の人」は、運動する人の7.4倍も鬱になりやすいことが分かりました。
さらに55歳以上の女性に限ってみると、15.7倍も鬱になりやすかったのです。
落ち込みに効く最高の良薬は、運動。
運動不足になると…
筋力が低下するのと同時に「心の力」も急激に低下してしまいます。
心の安定をたもつには、とにもかくにも「まず運動」です。
落ち込みやすい性格改善まとめ
- いつも笑顔
- 姿勢を正す
- 運動習慣を持つ
この3つを実践できれば「落ち込み」をかなり減らせるはず。
落ち込むことは、エネルギーの無駄遣い。
病気の原因にもなるし、得することは何一つありません。
3つのことを日々実践し『落ち込まない心』を維持していきたいものです。
以上、『落ち込みやすい性格を改善する3つの方法』でした。