そもそもですが、「メンタルが弱い」とは、どういうことか?
![メンタルが弱い](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image01.png)
・不安になりやすい
・すぐに落ち込む
・いつまでもクヨクヨ悩む
・自信がない
・人の目が気になる
・すぐに緊張する
・疲れやすい
・何ごとも長続きしない
など。
この状態で、毎日を楽しく生きていくなんて、とても無理ですよね。
これでは人生がもったいない。水の出しっぱなしより、もったいない。
![水の出しっぱなし](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image02.png)
「それなら、わたし大丈夫。まあまあメンタルは強いほうだし…」
![メンタルが強い](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image03.png)
そう思われた方もみえるかもしれませんが、安心はできないんです!
というのは、たとえ今はメンタルが強くても、ある習慣を続けていると、どんどんメンタルが弱くなる。
そんなNG習慣があるんです。
![NG習慣](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image04.png)
というわけで今回は…
メンタルが弱くなるNG習慣を厳選して3つお伝えさせていただきます。
メンタルが弱くて得することなんて、1つもありませんからね。
知らぬ間にやっちゃっているものがないか、ぜひとも確認してみてくださいね。
メンタルが弱くなるNG習慣①
メンタルが弱くなるNG習慣、その1つ目はこちら↓
食事がNG
食事とメンタルは関係があるのか?というと、これが大アリ!
食事が悪いと、どんどん心が弱くなります。
では、NGな食事とは、どのようなものか?
代表的なのは、この5つ。
・脂っこいものの摂りすぎ
・糖分の摂りすぎ
・加工食品の食べ過ぎ
・アルコールの飲みすぎ
・カロリーの摂りすぎ
これはもちろん「食べちゃいけない」という話ではなくて、摂りすぎがいけない。
なぜ、いけないのか?というと…
体中に炎症ができるからです。
転んですりむいたときに、赤くなるのが炎症ですが…
この5つの悪い食習慣で、体の中に炎症ができてしまいます。
![炎症](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image05.png)
炎症が増えてくると、体がダルくなり、何をするのも面倒くさくなる。
![だるい](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image06.png)
だけでなく、炎症は脳の中にもできるので、脳のシステムが正常に機能しなくなります。
![脳の炎症](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image07.png)
すると…
・考えかたが悲観的になる
・不安になりやすい
・自信がなくなる
・感情コントロールが難しくなる
その結果、ストレスの多い毎日になってしまう。
で、怖いのはここからで…
日々のストレスが多いと、ストレスホルモンであるコルチゾールの濃度が上がりっぱなしになります。
![コルチゾール濃度](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image08.png)
すると、コルチゾールの毒性で、ますます炎症が増える。
だけでなく、脳の「海馬」という部分が縮んで、ますますストレスに弱くなります。
その結果、炎症が増えてしまう。
さらに、コルチゾール濃度が高いと、食欲が増し、高カロリーのものが食べたくなるので、これまた炎症が増えてしまう。
このように、食事による炎症からはじまって、それが長引くと地獄の炎症スパイラルにおちいってしまい、どんどんどんどんメンタルが弱くなってしまう。
これでは、メンタルの下りエスカレーターですよね。
![メンタルの下りエスカレーター](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image09.png)
だから、「5つの悪い食習慣」は、やめた方がいいし、
![悪い食習慣](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image10.png)
もしも、もうすでに炎症ができていそうなら、早く消した方がいい。
![炎症ができていそう](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image11.png)
炎症を消す食べ物はあるのか?
では、炎症を消す食べ物はあるのか?というと、これがあるんです!
代表的なものは…
・野菜と果物
・クルミやアーモンドなどのナッツ類
・青魚の脂
ある研究によると、
「炎症を消す食べ物をふやし、炎症ができる食べ物をグッと減らす」という食事を3週間続けてもらったところ…
![研究1](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image12.png)
「メンタルが弱っているから、病院に行った方がいいんじゃない?」というレベルの人たちが、「特に問題なし」というレベルにまで改善したそうです。
![メンタル改善](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image13.png)
また、別の研究では、
うつ症状に悩む人たちに、この食事を3カ月間続けてもらったところ…
![研究2](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image14.png)
鬱と不安のスコアが45%も改善したそうです。
この2つの研究だけをみても、「心の健康にとって、炎症を減らす食事がいかに大切か」がわかりますよね。
ちなみにですが…
鬱の原因は、主に「セロトニン不足」と言われていますが、最近の研究ではちょっと変わってきて、「鬱の約3分の1は、炎症に起因している」と言われています。
![最近の研究](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image15.png)
その理由は、ここまでご覧いただいた皆さまなら、もうお分かりですよね。
「肥満の人は、鬱になりやすい」というのも以前から言われていたことですが…
その理由も、やっぱり「炎症」だったのですね。
![肥満と鬱](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image16.png)
お分かりいただけたと思いますが…
体中に炎症が発生すると、身も心もストレスだらけになり、そんな生活を続けていると、地獄の炎症スパイラルで、どんどんメンタルが弱くなってしまう。
そうならないためにも、普段から「炎症のできない食生活」を続けることが大事ですよ、ということですね。
メンタルが弱くなるNG習慣②
メンタルが弱くなるNG習慣の2つ目は、こちら↓
回避行動
これは以前にもお伝えしたことがあるのですが、とっても重要なことなので、もう一度ご紹介させてください。
回避行動とは、目先のストレスを避ける行動。
たとえば…
恥ずかしいから、近所の人にあっても挨拶しない
![挨拶しない](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image17.png)
怖そうだから、課長には相談しない
![相談しない](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image18.png)
気をつかうから、ママ友の家にはいかない
![誘いを断る](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image19.png)
「なんで放っておいたの」と先生に怒られそうだから、歯医者にいかない
![歯医者](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image20.png)
面倒だから、お葬式にいかない
![お葬式に行かない](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image21.png)
このように、目先のストレスを避けるのが回避行動。
回避行動は、誰にでもある行動。
もちろん、ぼくもありますし、きっと皆さんにもあると思います。ごく普通のことです。
でも、なんでもかんでもストレスを避けてばかりいると、その事がますます苦手になります。
・挨拶を避ければ、挨拶が苦手になる
・課長を避ければ、課長が苦手になる
・歯医者を避ければ、ますます歯医者が苦手になる
精神的なハードルが高くなり、簡単にできるはずのことが、できなくなってくる。
すると、「こんなことも出来ない」「ダメな自分」という悪いセルフイメージが出来てきて、自信を失ってしまう。
![自信を失う](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image22.png)
さらに、人間は自信を失うと、人と話すことがストレスになります。
「電話がかかってきても、出たくない」とか、「スーパーで知り合いをみかけたら、避けるように歩いてしまう」というように、何気ない日常ですら怖くなる。
![人を避ける](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image23.png)
このように、回避行動が新たな回避行動を生み、雪だるま式に自信を失っていく。臆病になっていく。
で、ヘタをすれば、メンタルを病んでしまうというわけです。
最初は、「恥ずかしいから」「めんどくさいから」というほんの小さなことから始まって、だんだん取り返しのつかないことになっていくのですね。
これを聞いて、「あっ!私ヤバいかも」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
![ヤバいかも](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image24.png)
回避行動の悪循環から抜けだすには?
では、回避行動の悪循環から抜けだすには、どうしたらいいのか?
方法はいろいろあるのですが、おすすめなのは、こちら↓
コミュニケーション量をふやす
ご近所さんに笑顔であいさつするとか、職場で雑談に参加するとか、まずは簡単なことから始めて…
![コミュニケーション量を増やす](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image25.png)
それに慣れてきたら、店員さんに話しかけてみるとか、昔の友だちや田舎のおばあちゃんに電話してみるなど、何でもいいから、とにかくコミュニケーションの量を増やしていく。
![コミュニケーション量を増やす](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image38.png)
人は不思議なもので、コミュニケーション量を増やしていくと、自分に対する自信が高まります。
自信が高まれば、同時に行動力も高まります。
![自信と行動力も高まる](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image26.png)
「思い切って、課長に相談してみよう!」「やっぱり、同窓会には出席しよう!」というように、行動量が増してくる。
![行動力](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image27.png)
つまり、回避行動が無くなってくる。
ここまで来れば、もうこっちのもの!
臆病な気持ちが消えて、加速度的に自信を取り戻していけると思いますよ。
メンタルが弱くなるNG習慣③
メンタルが弱くなるNG習慣の3つ目は、こちら↓
腸内環境が乱れている
「自信がない」「気が弱い」「心配性」「優柔不断」など、メンタルが弱い人のことを、俗っぽい言葉で「ケツの穴が小さい」といいますが…
「ケツの穴が小さい」とは腸内環境が乱れていること。
![ケツの穴が小さい](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image28.png)
戦国時代、兵士たちは野原で用を足しました。
![戦国時代](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image29.png)
その「便」を敵兵が確認して…
・下痢や便秘が多ければ、「敵はケツの穴が小さいから、ビビってるぞ」と判断した
![判断1](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image30.png)
・図太い便なら、「敵は図太い神経の持ち主だ。気をつけろ!」と判断した
![判断2](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image31.png)
昔の人たちは、「腸の調子」と「メンタル」には密接な関係があることを、経験的に知っていたのですね。
最近の研究でも、「腸内環境が乱れると、メンタルも弱くなる」ということが常識になってきました。
![最近の研究](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image32.png)
その理由はたくさんあって…
・幸せと安心のホルモンセロトニンは、90%以上を腸内細菌がつくっている
・喜びとやる気のホルモンドーパミンは、50%以上を腸内細菌がつくっている
・多くのビタミン類も、腸内細菌がつくっている
・気持ちを落ち着かせるGABAも、腸内細菌がつくっている
・抗うつ効果のある短鎖脂肪酸も、腸内細菌がつくっている
・腸内環境が乱れると、自律神経も乱れる
など。
あと、もう1つ大事な理由があって…
腸内環境の乱れた状態が長期間つづくと、腸の壁にミクロの穴がたくさんできます。
これを「リーキーガット」というのですが…
ミクロの穴から「食べ物の毒素」が直接血管に入ってしまい、それが脳まで届けられる。
![リーキーガット](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image33.png)
すると、どうなるのか?
脳に炎症ができてしまうんです。
![脳の炎症](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image07.png)
脳に炎症ができれば、メンタルがどれほど弱くなるか。
それは、みなさんご存知の通りです。
そんなさまざまな理由で、腸内環境が乱れていると、メンタルも弱くなってしまうのですね。
![理由](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image34.png)
腸内環境を整えるには?
では、腸内環境を整えるには、どうしたらいいのか?
これはもう、皆さんご存知だとは思いますが、代表的なものはこの3つ。
・漬物やヨーグルトなどの発酵食品を食べて、腸内細菌の種類をふやす
・野菜をたっぷり食べて、腸内細菌のエサになる食物繊維を補給する
・ヤクルトやビオフェルミンなどのプロバイオティクスで、腸内細菌をふやす
ちなみに、ぼくがお気に入りのプロバイオティクスは「ビオスリー」です。
![ビオスリー](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image35.png)
「メンタルの健康は、まずは腸から」といっても過言ではないくらい重要ですからね。
気になる方は、まずはこの3つを取り入れて、腸内細菌を大切に育ててあげてくださいね。
![元気な腸](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image36.png)
まとめ
今回ご紹介しました、メンタルが弱くなるNG習慣は、この3つ。
①炎症ができる食生活
②回避行動
③腸内環境の乱れ
メンタルが弱いまま生きていくのは、とてもツラいものです。
![メンタルが弱い](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image01.png)
逆に、メンタルさえ強くなれば、自信をもって行動できます。
![メンタルが強い](https://panda-ondo.org/wp-content/uploads/2022/09/20220918image37.png)
ストレスにも強くなります。
ぐっすり眠れて、体調も良くなります。
心穏やかに生きていけます。
根性も出てきて、いろんなことにチャレンジできます。
人生を謳歌できます。
メンタルが強いか弱いかで、人生大違いですからね。
この3つに心当たりのある方は、ぜひとも改善して…
今よりもっとイキイキとした毎日、希望に満ちた人生をゲットしてくださいね。
以上、どんどんメンタルが弱くなるNG習慣・3選でした。
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