好かれる人・嫌われる人の違い

心理カウンセラー・ラッキー
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自由気ままに生きているにもかかわらず、人に好かれる人もいます。

一方、悪い人ではないのに、なぜか嫌われる人もいます。

 

いったい何が違うのでしょうか?

 

それは、「小さな習慣」の違い。

 

ほんの些細な言動の積みかさねが、やがて大差となって表れてきます。

「好印象な人」と「悪印象な人」にクッキリと分かれてしまうのです。

 

今回の記事では、好かれる人・嫌われる人の違いを具体例を交えて、わかりやすくご紹介していきます。

読んでいくだけで、「やってはいけない事」「やった方がいい事」が自然と身についてくると思いますよ。

 

好かれる人・嫌われる人の違い・具体例16

好かれる人 好かれる人は

雑談に積極的に参加する

 

嫌われる人 嫌われる人は

終業時間になるとすぐ帰る

 

人間関係において、もっとも重要なのは親近感。「いつもそばにいる」という感覚です。

そして、親近感は、「雑談の量」に比例して増えていきます。

 

心理学では、これを「単純接触効果」といいます。

 

終業時間になるとすぐに帰ってしまう人は、雑談不足になりがち。

また、雑談の場にいないと、悪口・陰口の対象になる可能性も高まってしまいます。

 

一方、好かれる人は、笑いの輪を見つけると、積極的に会話に参加していきます。

笑ったり、共感したりしながら、仲間の絆を深めていきます。

 

人から好かれるためには、「会話量を増やす」ことが何より重要です。

 

 

好かれる人 好かれる人は

自分の弱点をオープンにする

 

嫌われる人 嫌われる人は

ボロを出さないことに必死になる

 

好かれる人は、自分の弱点を正直にさらけ出すことができます。

欠点・コンプレックス・欲望・失敗談なども、臆することなく話してしまう。「笑いたければ、笑ってください」という姿勢です。

 

その結果、「正直で勇気のある人だ」という高評価を獲得します。

心理学では、これを「自己開示」といいます。

 

一方、嫌われる人は、守りが強い傾向があります。

言い訳に一生懸命になったり、肩ひじを張って強がったり、自分を守るために嘘をついてしまったり。

その結果、「器の小さい人だ」という評価をうけます。

 

人に好かれるためには、「素の自分をさらけ出す勇気」が大事。

自分の弱点をさらけ出すことは、「怖れること」ではなく、「誇れること」なのです。

 

 

好かれる人 好かれる人は

人を誘う側

 

嫌われる人 嫌われる人は

人から誘われる側

 

好かれる人は、友だちを遊びや旅行に誘ったり、合コンを企画したり、つねに「人を誘う側」にいます。

その結果、仲間の中心にいる人気者になっていきます。

 

一方、嫌われる人は、つねに「誘われる側」。

言い方は悪いですが、だんだん「金魚のフン」みたいになってしまうのです。

 

積極的に人を誘うことは、多少の勇気が必要かもしれません。

しかし、誘われる側は、あんがい嬉しいもの。遠慮することはありません。

 

 

好かれる人 好かれる人は

生徒になって話を聞く

 

嫌われる人 嫌われる人は

「それ知ってる」と言う

 

嫌われる人は、「その話 知ってるよ」と話の腰を折ってしまいます。

これでは、その場がシラケてしまうし、話している相手もガッカリです。

 

一方、好かれる人は、たとえ知っている話でも、「それで どう思った?」「そこまでは知らなかったなぁ」と相手の話を盛り上げていきます。

 

すでに知っている話題だとしても、「相手の話の展開」までは誰にもわかりません。

「面白い話が聞けるかも」という気持ちで、最後まで話をきくことは、相手のためでもあり、自分のためにもなります。

 

 

好かれる人 好かれる人は

ゆっくり話し、ゆっくりうなずく

 

嫌われる人 嫌われる人は

早口でペラペラしゃべる

 

お笑い芸人キャラでもないかぎり、「早口」はやめた方が無難です。

早口は、言葉の重みがなくなり、「軽率・冷たい・信用できない」などの悪いイメージを与えてしまいます。

 

一方、ゆっくり話し、ゆっくりうなずく人は、「あたたかい・信用できる」などの好印象を与えることができる。

心理学の実験でも、「ゆっくり話す人ほど魅力的」という結果が出ています。

 

「ゆっくり話し、ゆっくりうなずく」ことは、たった今からでも実践可能。

ぜひ、習慣化に挑戦してみてくださいね。

 

 

好かれる人 好かれる人は

場の雰囲気を盛りあげる

 

嫌われる人 嫌われる人は

場の雰囲気をブチ壊す

 

たとえば、占いを楽しんでいる友達がいたら…

好かれる人は、「わたしも占って!」と場を盛り上げます。

嫌われる人は、「占いなんて信じてるの?」と場の雰囲気を壊します。

 

たとえば、「タイムマシーンがあったら どうする?」という話になったとき…

好かれる人は、「結婚相手を知りたーい!」と盛り上がります。

嫌われる人は、「タイムマシーンなんて科学的にムリだよ」と場の雰囲気をブチ壊します。

 

雰囲気を壊すのは、お葬式にウエディングドレスを着ていくのと一緒。重大なマナー違反です。

 

思いついた事をそのまま口に出すのではなく、「これを言ったら 相手はどう思うかな?」という想像力が、大人には必要です。

 

 

好かれる人 好かれる人は

相手の話を盛りあげる

 

嫌われる人 嫌われる人は

自分の話ばかりする

 

好かれる人は、自分の話は少なめ。

相手の話を興味津々に聞いて、それを盛り上げていきます。

「それでそれで?」

「マジで!すげーな」

「いいこと聞いたよ」

 

一方、嫌われる人は、自分の話で笑わせようとしたり、大げさ気味な自慢話になったり。

会話は、自分が中心です。

 

だから、話を聞く表情も、どこかうわの空。

「次に 自分は何を言おうかな?」と考えているからです。

 

相手の話をじっくり聞くことは、良好な人間関係を保つための最大の秘訣。

「言いたい気持ち」をグッとこらえる忍耐力も、会話には必要です。

 

 

好かれる人 好かれる人は

「私も行きたい!」と即決する

 

嫌われる人 嫌われる人は

「う~ん どうしようかな?」と迷う

 

たとえば、忘年会に誘われたときに…

好かれる人は、「いくいく!絶対行く!」と1秒以内に即決します。

嫌われる人は、「ん~??年末は忙しいからなぁ」と優柔不断なことを言います。

 

迷うということは、「後悔したくない」という気持ちの表れ。

相手から見ると、「あんまり行きたくない」ように見えてしまうのです。

 

一方、決断力のある人は、周りで見ている人も気持ちいい。

誘った相手もうれしくて、「また次回も誘おう!」という気持ちになります。

 

 

好かれる人 好かれる人は

相手を見ながら話をきく

 

嫌われる人 嫌われる人は

髪や爪を触りながら話をきく

 

相手を見ながら話をきくのは、会話マナーの基本。

 

「スマホしながら」がいけないのは当然ですが、髪や爪を触りながら話をきくのも、ちゃんと話を聞いていないように見えてしまう。

話している相手は、「なんとなくイヤな気分」になるものです。

 

些細な事ですが、人間関係において大きな差を生みます。

 

 

好かれる人 好かれる人は

感謝のことばが多い

 

嫌われる人 嫌われる人は

被害者意識が強い

 

好かれる人は、感謝のことばが多い。

「ありがとう」「助かったよ」「おかげで」と、相手の自尊心を高めていきます。

 

逆に、嫌われる人は、うらみの言葉が多い。

「あいつのせいで」「許さない」「気に食わない」と、相手の自尊心を傷つけてしまいます。

 

感謝は、相手が嬉しいだけでなく、言っている本人も気持ちいいもの。

「恩には敏感」で、「うらみには鈍感」になることが大切ですね。

 

 

好かれる人 好かれる人は

いじられたら、乗りツッコミする

 

嫌われる人 嫌われる人は

いじられると、キレる

 

たとえば、「その靴、赤ちゃん用みたいだね」と いじられたときに…

嫌われる人は、「ふざけるな!」と怒ります。

好かれる人は、「大人用でちゅ、バブぅ」と乗りツッコミします。

 

ユーモアが通じないのは、人間関係において致命傷。

つき合いづらくて、周りの人は離れてしまいます。

 

「笑われた」と思うのではなく、「笑わせた」と思うことが、大切なのかもしれませんね。

 

 

好かれる人 好かれる人は

表情豊かで、笑い声が大きい

 

嫌われる人 嫌われる人は

無表情で、感情を出さない

 

昆虫とおなじで、人間も「明るいところ」に集まります。

 

明るいところとは、「笑い声」があるところ。

つまり、笑い声の大きい人は、自動的に「仲間の中心」になっていきます。

 

一方、無表情で感情を出さない人は、人から避けられる傾向があります。

これを、心理学で「警戒仮説」といいます。

「何を考えているのか分からないから、警戒してしまう」という心理です。

 

喜怒哀楽がはっきりしている人は、「素直で正直な人だ」という安心感を与えることができます。

もちろん、「怒・哀」は少ないほうが賢明ですが、「喜・楽」は正直にガンガン出していったほうが、人から好かれるものです。

 

 

好かれる人 好かれる人は

相手の話に共感する

 

嫌われる人 嫌われる人は

意見やアドバイスをいう

 

好かれる人は、話相手の気持ちを想像し、一緒になって共感します。

「だよね!」

「わかるわかる」

「ひどいよね」

 

嫌われる人は、自分の意見やアドバイスを言います。

「私はこっちのほうが好き」

「それは考え過ぎだよ」

「お前にも問題があるよ」

 

人は誰でも、「自分の気持ちを分かってくれる人」を強く求めています。

コンビニ前に座り込んで話をしている若者も、「自分の気持ちを分かってくれる人が、家にいない」から、わざわざ外へ行って話をしているのです。

 

「人は共感を求めている」

これは絶対に覚えていたほうがいい法則ですね。

 

 

好かれる人 好かれる人は

いつもワクワクしている

 

嫌われる人 嫌われる人は

いつも面倒くさがる

 

好かれる人は、いつもワクワクしています。

「行きたい行きたい!」

「やってみようぜ!」

「面白そうじゃん!」

 

一方、嫌われる人は、いつも面倒くさがります。

「わざわざ行くの?」

「どうせ無理だよ」

「もう夕方だから」

 

毎日をエンジョイしている人の周りに、仲間は集まります。

「行動=面倒くさい」という人は、人間関係だけでなく、仕事運・恋愛運も非常に悪くなります。

 

 

好かれる人 好かれる人は

自分から積極的に話しかける

 

嫌われる人 嫌われる人は

話しかけられるまで待っている

 

好かれる人は、自分から積極的に話しかけます。

話題がなくても、肩をポンと叩いたり、ハイタッチしたり、何かしらのアクションを起こします。

 

一方、嫌われる人は、用事がなければ話しかけない。

会っても話をしないということは、「あなたに興味はありません」という無言のメッセージを送ってしまいます。

 

人から話しかけられることは、わずかながらも嬉しいもの。

臆することなく、積極的に話しかけていった方がいいですね。

 

 

好かれる人 好かれる人は

誰にでも、まんべんなく優しい

 

嫌われる人 嫌われる人は

立場の弱い人に対して、偉そうな態度をとる

 

・「こっちは金払ってるんだぞ!」と店員を怒鳴りつける人

・「要領がわるいなぁ」と新入社員に文句をいう人

このような人は、相手から嫌われるだけでなく、周りで見ている人からも嫌われます。

 

一方、相手が下請けの人だろうが、掃除のおばちゃんだろうが、まんべんなく優しい心づかいのできる人は、誰からも愛されます。

 

立場の弱い人や利害関係のない人を、どのように扱うかで、その人の人間性が計られます。

 

人に嫌われないために、一番重要なこと

嫌われる人の具体例をたくさん見てきましたが…

人から嫌われないための最重要事項は、「清潔感」です。

 

「だらしなくて不潔」では、どんなに人間性が良くても、どんなに努力をしようとも、人から好かれることはありません。

最低でも、「髪・指先・靴」の三先端は、清潔にしておくことが必要です。

 

好かれるために、やった方がいいこと

長い文章をここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。

最後に、「好かれるために、やった方がいいこと」をまとめておきます。

気になるものがありましたら、ぜひ実践してみてくださいね。

・雑談に積極的に参加する

・自分の弱点をオープンにする

・人を誘う

・「それ知ってる」は言わない

・ゆっくり話し、ゆっくりうなずく

・場の雰囲気をこわす発言をしない

・自分の話ではなく、相手の話で盛り上がる

・決断をはやくする

・会話中は、髪や爪を触らない

・感謝のことばを増やす

・いじられたら、乗りツッコミする

・笑い声を大きくする

・相手の話に共感する

・ワクワクして生きる

・自分から積極的に話しかける

・立場の弱い人にも優しくする

 

 

以上、好かれる人・嫌われる人の違いでした。

著者:心理カウンセラー・ラッキー

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