【絶対嫌われる話し方】一緒にいて「楽しい人」と「疲れる人」の違い・3選

心理カウンセラー・ラッキー
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会話のゴールは、2つしかありません。

 

①「また話したい!」と相手に思われたら、成功

 

②「もういい」と思われたら、失敗

 

この中間はありません。

「あと0.5回話したい!」はないのです。

 

であれば、「また話したい!」と思われた方が、絶対にいいですよね。

 

みなさんも、「この人と話すと楽しいな♪」と思う人もいれば、「なんだか疲れちゃう」という人もいると思います。

 

では、この両者、いったい何が違うのか?

何をすると「楽しい」と思われ、何をすると「疲れる」と思われるのか?

 

これが、今回の本題。

 

というわけで今回は、一緒にいて「楽しい人」と「疲れる人」の違いを3つご紹介させていただきます。

 

今回の内容を知るだけで、コミュニケーション力が劇的に高まり、人と話すのが楽しくなってくると思いますよ。

 

 

一緒にいて「楽しい人」と「疲れる人」の違い①

一緒にいて「楽しい人」と「疲れる人」の違い、その1つ目はこちら↓

  • 楽しい人は、喜怒哀楽を相手に合わせる
  • 疲れる人は、真顔で話を聞く

 

楽しい人は、喜怒哀楽を相手に合わせます。

 

相手が「怒り30%」で話をしたら、自分も「怒り30%」で話を聞きます。

 

相手が「楽しさ80%」で話をしたら、自分も「楽しさ80%」で話を聞きます。

 

「喜怒哀楽を合わせる」というのは、別の言い方をすると、「温度差をなくす」とか「波長を合わせる」ということ。

 

で、相手と波長がピッタリ合うと、心と心がつながって、二人の心が1つになります。

そのときにはじめて、心の通ったコミュニケーションができるのです。

 

コミュニケーションの本を読むと、「あいづち、共感、リアクションが大事」とよく書いてありますが…

相手と波長が合っていれば、「ベストなあいづち」「ベストな共感」「ベストなリアクション」が勝手に出てきます。

なので、自然と話が盛り上がる。

 

また、心が通った状態だと、言葉の重みも違ってきます。

「わかる!」とか「そうなんだ」などの何気ない一言にも、「体温」が乗っかり、相手の心に届きます。

 

すると相手は…

「この人は、私の気持ちを分かってくれている」

「興味をもって話を聞いてくれている」

「なんだか心地いいな」

と思い、「またこの人と話したい!」となるわけです。

 

喜怒哀楽を合わせの達人

この、喜怒哀楽を合わせるのが滅茶苦茶ウマいのが、笑福亭鶴瓶さん。

 

鶴瓶さんは、相手がおとなしい人なら、自分もおとなしく話します。

相手のテンションが上がってきたら、鶴瓶さんもテンションを上げます。

相手がツラい話をしたら、鶴瓶さんは本人以上に涙を流します。

 

このように、相手と波長をピッタリ合わせて、心を通わせる。

相手の気持ちに寄り添う。

 

だから、言葉の重みも違ってきます。

「良かったな」という何気ない一言にも、「優しい温もり」が宿り、相手を幸せな気持ちにさせるのです。

 

一方、疲れる人は、真顔で話を聞きます。

 

「人は、真剣に話を聞くと、無表情になる」という性質があります。

なので、真顔になってしまうのは仕方がないのですが、話し手はしんどいです。

 

温度差が大きすぎて、「ちゃんと話聞いてる?」「つまんないのかな?」「ちょっと怒ってる?」などと感じてしまい、心を通わせることができない。壁ができてしまう。

そんな人と話した後は、どっと疲れが出てきます。

 

喜怒哀楽を合わせるか、真顔で話を聞くかで、相手に与える印象が、ぜんぜん違ってくるのです。

 

ここが、会話の最重要ポイント

で、ここが重要なポイントですが、喜怒哀楽を合わせる人と、真顔で話を聞く人とでは、決定的な違いがあります。

 

それは…

・真顔で話を聞く人は、相手の「言葉」を聞こうとしている

・喜怒哀楽を合わせる人は、相手の「気持ち」を感じようとしている

 

相手の「言葉」を聞こうとすると、真顔になります。

朝礼で、校長先生の話を聞く生徒と同じです。

 

「言葉」を聞こうとすると、真顔になる。

真顔になると、温度差ができる。

温度差ができると、相手も自分も疲れてしまう。

 

一方、相手の「気持ち」を感じようとしている人は、喜怒哀楽が自然と相手に合ってきます。

 

試しに、この人の「気持ち」を本気で感じようとしてみてください。

 

どうでしょう?

相手の気持ちになれたとき、勝手に顔がほころんできますよね。

 

このように、相手の「気持ち」を感じようとすれば、感情も表情も相手と同じになる。

波長がピッタリ合い、心が通じ合う。

 

その結果、相手も自分も「話していて楽しい!」となる。

これは、一種の「快感」です。

 

「話聞いてる?」と言われる人の多くは、「言葉」を聞いています。

 

大切なのは、「言葉」よりも、「気持ち」を感じること。

そして、相手に波長を合わせる。

 

上手く話せなくてもいいのです。

とにかく、相手の気持ちを感じて、波長を合わせる

 

この2つが、コミュニケーションにおいて最も重要なことなんですね。

 

一緒にいて「楽しい人」と「疲れる人」の違い②

一緒にいて「楽しい人」と「疲れる人」の違い、その2つ目はこちら↓

  • 楽しい人は、共通点探しをする
  • 疲れる人は、共通点減らしをする

 

とっても大切なコミュニケーションの鉄則があります。

 

それは…

・仲良くなりたければ、相手との「共通点」を話せ

・嫌われたければ、相手との「違い」を話せ

 

これの鉄則どおり、楽しい人は、相手との「共通点」を強調して話します。

 

「そうそう」「わかる」「だよね」

「たしかに!」「いいね!」「納得!」

「あるある」「うちもそうだよ」

 

これら共感の言葉はすべて、「あなたと一緒だよ」という主張。

 

他にも、仕事、出身、家族、誕生日、血液型、趣味、好きなもの、苦手なものなど、共通点が見つかったら、「そうだよね!一緒一緒」と共通点をしっかり伝えます。

 

そして、互いの共通点が増えれば増えるほど、親近感・安心感・一体感は高まっていく。

その結果、「この人は話しやすい。楽しい。心地いい」となり、「また話したい!」となるわけです。

 

それとは反対に、疲れる人は、相手との「違い」を主張します。

 

・「イワクラちゃん、かわいいよね」と言えば、「ん~、そうかなぁ」と返す

・何か意見を言えば、「それはどうかなぁ」と返す

・「わたし、ネコを3匹飼ってて」と言えば、「わたし、猫アレルギーで」と返す

・「広島カープ、強いよね」と言えば、「野球は興味ないんで」と返す

・「昨日の金スマ見た?」と言えば、「あんまりテレビ見ないんで」と返す

・奥さんが「上司がこうこうこうで酷いでしょ」と言えば、「それは君にも落ち度があるんじゃない」と返す

 

これらはすべて、「あなたとは違いますよ」という自己主張。

 

違いを主張されると、相手は「この人と話しても面白くない。ウマが合わない。もう話したくない」となってしまいます。

 

もちろん、仕事であれば、自分の意見を主張することが大事です。

でも、普段の会話では、自分の意見よりも、「ムード」のほうが大事

 

ムードを壊さないためにも、「君にも落ち度があるんじゃない」という言葉をグッとこらえて…

「それは酷いよね」「あんまりだよね」「君のいう通りだよ!」と相手の気持ちに寄り添う。

「ぼくも、君と一緒だよ」と、さりげなく伝える。

 

そういう人こそが、「この人といると楽しい!また話したい」と周りの人から思われるのですね。

 

一緒にいて「楽しい人」と「疲れる人」の違い③

一緒にいて「楽しい人」と「疲れる人」の違いの3つ目は、こちら↓

  • 楽しい人は、結論から話す
  • 疲れる人は、時系列で話す

 

楽しい人は、結論から話します。

「食堂でエラい目にあったよ」

「相談なんだけど…」

「好きな人ができちゃった」

「昨日、湘南でキムタク見た!」

 

結論から話すと、足りないところは、相手が質問してくれます。

「キムタク、何してたの?」

「かっこよかった?」

「一人で湘南に行ったの?」

 

すると、会話のキャッチボールが生まれ、話が盛り上がります。

相手も、自分の知りたい話だけを聞けるので、疲れません。

 

一方、疲れる人は、最初から時系列で話します。

「昨日の朝、6時に起きて、高校時代の友達と、東京駅で待ち合わせて、湘南に行ったんだけど…」

 

人間の脳には、「一時記憶は5つまで」という性質があります。

・昨日の朝
・6時
・高校時代の友達
・東京駅
・湘南

この時点で、一時記憶は満タンです。

 

で、それ以上話をされると、脳に強い負荷がかかり、気持ちがうんざりしてきます。

 

「この話、どこまで続くの?」「結局、何が言いたいの?」というように、相手をぐったり消耗させてしまう。

これでは、面白い話も台無しです。

 

・楽しい人は、結論から

・疲れる人は、時系列

この違いを覚えておくだけでも、コミュニケーション力が一気に高まると思いますよ。

 

まとめ

「せっせっせーの よいよいよい お寺の和尚さんが♪」

 

みなさんも幼いころに、こんな手遊びをしたと思いますが、楽しい会話とは、手遊びのようなものです。

 

「相手と息を合わせて、一体になる」

これこそが、上手な会話の秘訣。

 

そのための具体的な方法が、今回ご紹介しました、この3つ。

①相手の「気持ち」を感じて、波長を合わせる

②「あなたと一緒だよ」と共通点をたくさん見つける

結論から話して、会話のキャッチボールをする

 

やり方さえわかれば、あとは場数を踏むだけです。

 

この3つが上手くなれば、異性であろうと、初対面だろうと、世代が違おうと、相手がどんな人でも会話が弾みます。

 

また、人生の喜び・楽しみ・ツラさを、人と一緒に共有できると、人生は何倍も豊かになります。

 

ぜひとも、この3つを実践して、楽しくて豊かな人間関係を築いていってくださいね。

 

 

以上、【絶対嫌われる話し方】一緒にいて「楽しい人」と「疲れる人」の違い・3選でした。

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著者:心理カウンセラー・ラッキー

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