最新の心理学では、「人生において、●●●がもっとも大事!」と盛んに言われています。
この「●●●がある人」は…
・頭の回転が速くなる
・仕事が楽しくなる
・仕事が楽になる
・自信が高まる
・記憶力が良くなる
・疲れにくくなる
・時間にゆとりが生まれる
・プライベートが充実する
・対人関係がうまくいく
・幸福度が高まる
など、とにかく良いことづくめ。
では、この●●●とは、何でしょうか?
IQ? 体力? お金? 感謝?
そうではありません。
人生において最も大事なもの…
それは、「集中力」です。
集中力のある人は、頭脳明晰で、スピードが速く、記憶力も良くて、ミスが少ない。
なので、高く評価され、自信がつきます。
自信がつけば、当然仕事は面白くなる。
作業も速くて、時間にゆとりができます。
また、これが大事なのですが…
何事にも熱中できるので、所ジョージさんのように多趣味になり、プライベートも充実。
さらに、人の話をジックリ聞けるので、対人関係もうまくいきます。
一方、集中力のない人は、「えっ、まだこんな時間なの」と時間が長く感じられ、仕事がツラくなる。
また、物覚えが悪かったり、ミスも増えたりして、自信を失いがち。
趣味でも、「おもしろ味」がわかる前に飽きてしまうので、無趣味になりがち。
さらに、疲れやすいのも、集中力がない人の特徴。
長距離ドライブでも、先に疲れるのは助手席の人です。
私たちは、「集中すると疲れる」という思い込みがありますが、本当はその逆で、「集中していないほうが疲れる」のですね。
こうした理由から、集中力の低い人は、そうでない人に比べて、幸福度が17.7%も低いというデータもあります。
どうでしょう?
集中力があるかないかで、人生は大違い。
つまり、集中力を高めることは、人生を楽しくすることに他ならないのです。
では、集中力をアップするには、どうすればいいのか?
これが、今回の本題。
というわけで今回は、簡単に集中力を高める方法を7つご紹介させていただきます。
どれも、簡単なのに効果の高いものばかりです。
「これなら自分にピッタリ!」というのを見つけて、ぜひ実践してみてくださいね。
集中力を高める方法①
集中力を高める方法、その1つ目はこちら↓
とにかく、よく噛んで食べる
わたしたち人間には、「どうしても集中できない時間帯」があります。
それは、食べ物の消化中。
コアラやナマケモノは、一日中ボーっとしていますが…
なぜかと言えば、葉っぱの消化にものすごく時間がかかるからです。
人間も同じ。
よく噛まずにマルマルモリモリ食べると、「過食」や「消化不良」を引き起こし、消化するのにものすごく時間がかかります。
すると、頭がボーっとして、コアラモードになる。
自分では集中しているつもりでも、集中度の低い状態がずーっと続いてしまいます。
また、胃腸がお疲れモードになると、夜の睡眠の質が悪くなります。
これでまた、日中の集中力が落ちてしまうんです。
厚生労働省も推奨していますが、「一口30回以上噛む」。
これによって、消化がスムーズになるだけでなく、胃腸も元気になり、頭がクリアになる感覚を実感できると思いますよ。
集中力を高める方法②
集中力を高める方法の2つ目は、こちら↓
忘れるためにメモを書く
「えっ、忘れるために?」と思われたかもしれませんが…
でも実は、この方法が集中力アップのカギなんです。
パソコンやスマホの動作が遅くてイラッとした、という経験のある方も多いと思います。
コンピュータには、メモリーという「一時的な記憶」をする部品が入っています。
これが「情報で一杯」になると、コンピュータは重たくなります。
実は、人間の脳も、パソコンとまったく同じ。
「銀行振込しなくちゃ」
「オロナインを買わないと」
「2時から会議だ」
など、たくさんのことを記憶していると、自分では気づかなくても、頭の回転が遅くなり、集中しにくくなります。
また、疲れやすくなります。
これを回避するおすすめの方法が、「メモ」です。
一枚の紙に…
・今日のやることリスト
・買い物
・思いついた雑用
・ひらめいたアイデア
など、頭の中の記憶を、すべてメモに書き出すと、脳は「もう忘れちゃってもいいんだ」と安心します。
すると、頭がクリアになり、おもいっきり集中できます。
思考も作業も速くなり、また疲れにくくもなります。
「紙に書き出すだけで、これほど頭がスッキリするのか!」と驚くほどです。
忙しい毎日を送っていると、「あれもしなくちゃ」「これもしなくちゃ」と、頭の中はすぐにパンパンになりがち。
でも、メモを活用すれば、頭が軽くなり、集中力が劇的に高まると思いますよ。
集中力を高める方法③
集中力を高める方法の3つ目は、こちら↓
ミントのガムを噛む
これが、集中力を高める最も手っ取り早い方法。
簡単だけど、その効果はあなどれないんです。
リズムよくガムを噛むと、安心のホルモン・セロトニンが分泌されます。
すると、リラックスしているのに、頭はクリアな状態になる。
いわゆる、「凛」とした精神状態になる。
これが、集中力の土台になります。
また、セロトニンは、夜になると睡眠のホルモン・メラトニンに変化するので、睡眠が深まり、これまた集中力が高まります。
さらに、ガムを噛むと、脳の血流が良くなり…
・集中力が高まる
・記憶力が良くなる
・ミスが減る
・集中が長時間続く
ということが、たくさんの研究でわかっています。
さらにさらに、目の疲れは、集中力を阻害しますが…
ガムを噛むことで、目の疲れが軽減することも分かっています。
そして、もう一つ。
ミントの香りには、覚醒効果があり…
・集中力が高まる
・記憶力が高まる
・疲労や眠気を改善する
など、様々な効果があります。
たくさん見てきましたが、ミントガムの効果、凄いですよね!
プロスポーツ選手は、よくガムを噛んでいますが、あれは集中力を高めるため。
外科医も、手術前にガムを噛む人が、とても多いそうです。
ちなみに僕は、ロッテのキシリトール・フレッシュミントを愛用しています。
これほど手軽で効果の高い方法はなかなかありませんからね。
ぜひ、お気に入りのガムを見つけて、日常に取り入れてみてくださいね。
集中力を高める方法④
集中力を高める方法の4つ目は、こちら↓
疲れる前に休憩する
集中力の高い人は、実は長時間集中していません。
「集中⇒休憩⇒集中⇒休憩」というように、短時間の集中をくり返しています。
これは、心臓と同じ。
心臓も、「ドックン⇒休憩⇒ドックン⇒休憩」というように、こまめに休憩をしているから、100年以上も動き続けることができる。
集中力が高い人も、疲れる前に休憩することで、無限のスタミナを得ているんです。
では、どれくらいの頻度で休憩すればいいのか?というと…
よく言われるのが、「25分集中」と「5分休憩」を繰り返す、ポモドーロテクニック。
でも、集中力は個人差が大きいし、作業内容によっても変わってくるので、自分で「ベストな時間」を見つけるのが良いと思います。
ちなみに、僕の場合は、いろいろ試した結果、「25分集中」と「10分休憩」がベスト。
「職場で、そんなに長い休憩はできないよ」という方もみえると思います。
そんな方は、1分だけでもいいので…
・目をつむる
・窓の外を見る
・首回しをする
・飲み物を取りにいく
など、これを「マイクロブレイク」と言いますが、高い集中レベルをキープできることが、研究で示されています。
何はともあれ、疲れる前に休憩することが、集中力をキープする秘訣。
ぜひ、自分に合ったベストな集中時間を見つけて、その効果を実感してみてくださいね。
集中力を高める方法⑤
集中力を高める方法の5つ目は、こちら↓
タイムプレッシャーを活用する
「タイムプレッシャーって、なんぞや?」ということですが…
朝寝坊して、「やばい!電車の出発まで、あと30分だ!」というときでも、案外間に合ったりしますよね。
人は時間制限があると、ノルアドレナリンが分泌されて、脳の回転数が上がり、驚くほどの集中力を発揮できるんです。
これが、心理学でいう「タイムプレッシャー効果」。
仕事や家事でも、「休憩までに、ここまで終わらせるぞ!」とか、「昼までに必ず仕上げるぞ!」と目標を立てれば、集中力が高まり、猛烈に作業がはかどります。
また、作業スピードを上げると、集中力の出どころである脳の前頭葉が鍛えられ、さらに集中力が磨かれます。
それから、目標設定のコツは、「頑張れば手が届く目標」。
これが、もっとも集中しやすいです。
タイムプレッシャーは、その手軽さからは想像できないほど、集中力がガツンと高まりますからね。
仕事も家事も、タイムトライアルにして、楽しみながら頑張ってみてくださいね。
集中力を高める方法⑥
集中力を高める方法の6つ目は、こちら↓
おやつにナッツを食べる
クルミ・アーモンド・ピーナッツ・カシューナッツ・ヒマワリの種などのナッツ類には、
頭脳ビタミンと呼ばれる、ビタミンB1・B6・B12・葉酸が豊富に含まれています。
他にも、亜鉛・チロシン・マグネシウム・オメガ3脂肪酸など、集中力に必要な栄養素がたっぷり。
また、ナッツ類は、空腹感を抑えてくれるので、集中が持続しやすくなります。
食べる量は、「手のひら1杯程度」が目安。
高カロリーだから、食べ過ぎると太りますからね。
おやつにポリポリ、ナッツを食べる。
こんなに簡単に集中力を高められるのですから、やらない手はないですよね。
集中力を高める方法⑦
集中力を高める方法の7つ目は、こちら↓
美しい姿勢を保つ
ダラッとした姿勢のまま集中するって、なかなか難しいですよね。
これ、なぜかというと…
脳のエネルギー源は、酸素とブドウ糖。
姿勢が悪いと、肺が圧迫されて「酸素不足」になり、血流がとどこおり「ブドウ糖不足」になるからです。
脳にしてみれば、「腹が減っては、集中できぬ」ということですね。
それとは逆に、姿勢を正すと、酸素とブドウ糖が、脳へ充分に供給されます。
また、姿勢を正すと、セロトニンが分泌されるので、凛とした精神状態になり、これまた集中力がアップする。
どれくらいアップするのかというと…
パソコンのモニターを「目の高さ」にするだけで、姿勢が良くなり、集中できる時間が2倍になるというデータもあるほどです。
ちなみに僕も、発砲ブロックをつかって、モニターを目線の高さに合わせています。
正しい姿勢をキープするのは、なかなか大変ですが…
「姿勢がぐずれてるな」と気づいたら、クッと背筋を伸ばす。
それだけでも、集中力は全然違ってくると思いますよ。
まとめ
人生を左右する鍵、それは集中力。
集中力のある人は、仕事もプライベートも楽しくなります。
集中力のない人は、仕事がツラくなり、プライベートはつまらなくなります。
そして、集中力を簡単に高める方法が、今回ご紹介しました、この7つ。
①とにかく、よく噛んで食べる
②忘れるためにメモを書く
③ミントのガムを噛む
④疲れる前に休憩する
⑤タイムプレッシャーを活用する
⑥おやつにナッツを食べる
⑦美しい姿勢を保つ
集中力を少し高めるだけで、毎日が楽しくなり、
周りの人たちからも、「最近変わったね!」ときっと褒められるはずです。
たった1つでもいいので実践して、今よりもっと楽しくて充実した毎日を手に入れてくださいね。
以上、人生が劇的に「楽しくなる」たった1つのことでした。
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