寛大な心・広い心を持つには
人の心は、弱いもので…
ちょっと悪いことが起きるだけでも、すぐに情緒が不安定になってしまいます。
- 不安になったり
- 落ち込んだり
- イライラしたり
そんな時に、怒りを爆発させ、
「あ~、またやっちゃった…」
と落ち込んでしまう人も少なくないと思います。
「心に余裕が欲しい」
「器の大きい人間になりたい」
それを叶える良い方法があります。
それは…
自分で自分を褒める
これは、とっても効果あり。
ただ、ちょっとしたコツがあります。
それでは、
『自分で自分を褒める』ことの利点と、具体的な方法について、順にお伝えいたします。
『自分を褒める』と寛大な心になる
ハワイ大学の研究で、以下のことが発表されました。
たとえ他人が褒めてくれなくても、自分で自分を褒める人は、不安が少なく、抑うつに陥ることがなく、他人に対してイライラを感じることが少ない
自分で自分を褒めることで…
- 不安が減る
- 落ち込むことが減る
- イライラが減る
つまり、
『心が安定し、自分にも他人にも優しくなれる』ということです。
お釈迦様も「みずから自分を励ませ」と説いています。
仏教は、日本に浸透していますが、
『自分で自分を褒めること』はあまり浸透していないようです。
日本人の気質に合わないのかもしれません。
だから、「自分を褒めること」の効果を実感している人は、非常に少ない。
これじゃ、もったいない!
さっそく試してみましょう。
次に、具体的な方法をお伝えします。
『自分を褒める』とっておきの方法
斎藤一人さんが実行している、素晴らしい方法をご紹介します。
(斎藤一人さんは、個人納税額日本一の商人であり、生き方の本を何冊も出版されている有名な方です)
斎藤一人さんの事務所には、
「いつも斎藤一人」
と書いた色紙があるそうです。
これを見た人は、みんなビックリして「なんですか?このいつも斎藤一人って?」と尋ねるそうです。
そのわけを、斎藤一人さん本人が話しています。
「人間だからね。格好良いときもあります。
で、格好良いときも『斎藤一人』です。
だけど、格好悪いときもあります。
いつも笑顔でいようと思っているのに、笑顔に見えない、ちょっと引きつっちゃうときもあります。
格好良く決めたいのに、ズッこけちゃうこともあります。
そういうときも、『斎藤一人』です。
人間って、自分にしかなれないんです。
ときどきね、なんかにね、自分の名前 書いてみる。
『いつも遠藤忠夫』とかね、
『いつも柴村恵美子』とか、
自分の名前、こう書いてみるとね、
「俺もいつもずーっと、がんばってるよな~」って。
「生まれてからずーっと、斎藤一人やってんだよな~」とかね。
「えらいよなぁ~」とか。
だから、「カッコいいときもあれば、カッコ悪いときもあるよなぁ~」って。
なんか、許せたり。
それから、「あいつ、いつも遠藤忠夫やってんだよなぁ~」とかね。
人のこと、見れたりね。
〈参考:【斎藤一人さん】いつも斎藤一人・もうひと花(YouTube)〉
『いつも○○○』と自分の名前を書く。
そして、
「僕も、ずーっとがんばってるよな~」
「生まれてから○○年間、ずーっと○○○やってんだよな~」
「えらいよなぁ~」
と、自分で自分を褒める。
不思議なもので、それを続けていると…
いつの間にか、自分がかわいらしく、いとおしい存在に思えてきます。
ドジをふんだときでも…
自分の心に温かいものを感じてきます。
イヤなことがあっても…
「それでもガンバてるな~」と思い、自分を好きになっていきます。
そうするうちに、不思議と心に余裕がでてきます。
そうやって自分で自分を褒め、
自分を許したり優しくしたりするうちに、
他人に対しても、おおらかな気持ちで接することができるようになります。
ハワイ大学の研究報告どおりのことが、起こり始めるのです。
まとめ
寛大な心、広い心を持って生きるコツは、『自分で自分を褒める』こと。
また、自分を褒めてやることで、他人にも優しくなれます。
今回ご紹介しました方法は、紙と鉛筆さえあれば、いつでもどこでも実践可能。
ぜひ一度、この効果を体感してみてください。
以上、『【気持ちが不安定…】寛大な心、広い心を持つには』でした。