「一生折れない自信」をつくるシンプルな習慣

心理カウンセラー・ラッキー
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人生を豊かに生きていくための必須条件。

これは間違いなく「自信」です。

 

自信があるかないかで、人生は天国と地獄。

 

たとえば、仕事も、趣味も、人間関係も、恋愛も、副業も、転職も、うまくいっている人は、たいてい自分に自信を持っています。

 

それとは反対に、人の目が気になる・すぐに緊張する・すぐに落ち込むというのは、自分に自信がないことが根本原因。

 

他にも…

・他人の顔色をうかがう
・素の自分でいられない
・言いたいことが言えない
・人といると疲れる
・人間関係が深まらない
・新しいことにチャレンジできない
・粘り強く努力できない
・告白も転職も勇気がでない
・自分を責めがち
・心の病になりやすい

なども、自信がない人の特徴。

 

「自信がない」というだけで、不完全燃焼の味気ない人生になってしまうのですね。

 

では、自信を失う原因は、一体何なのか?

これが、今回の本題。

 

というわけで今回は、自信を失う主な原因を3それぞれの改善法を順番にご紹介させていただきます。

 

自信のない赤ちゃんは、一人もいません。

「自分はダメだ」とか、「ヨチヨチ歩きでは、みっともない」とか、赤ちゃんはそんなことを考えない。

 

誰でも最初は自信があったんです。

 

ですので、「自信を失う原因」さえ取りのぞくことができれば、自分が本来持っていた「揺るぎない自信」「たくましい心」を取り戻すことができる。

と同時に、今よりもっと自由で、もっと楽しい人生が開けてくると思いますよ。

 

 

自信を失う原因①

自信を失う原因、その1つ目はこちら↓

自分が好きじゃない

 

「自分はダメだ」「どうせ自分なんて」「あの人と比べて私は…」というように、自分は価値が低いと感じている。

 

当たり前ですが、自己評価が低いままで「自分に自信を持つ」ことは絶対にできません。

 

自分を好きになるには?

では、「自分が好きじゃない」を「自分が好き!」に変えるには、どうしたらいいのか?

 

実は、とびっきり良い方法があるんです。

 

それは…

大切な親友を褒めたり励ましたりするように、自分を褒めたり励ましたりする

 

たとえば…

「早朝からお弁当作りをして、私ってえらい!」

「また1つ、人に親切にできたね」

「今もこうしてブログを読んで学んでる。えらいよ!」

「今日もいろいろあったけど、愚痴ひとつこぼさずがんばったよね」

 

このように、親友を褒めるように自分を褒める。

些細なことでいいので、たくさん褒める。

 

気分が落ち込んだときも…

「人間だもの。やる気が出ないときだってあるよ」

「誰にだって失敗はあるよ。みんな同じ」

「もう少しだ。がんばろう!」

「大丈夫!きっと何とかなるさ」

 

こんな感じで、自分で自分を励ます。

 

このように、自分を大切な親友だと思って、褒めたり励ましたりすることを、「セルフ・コンパッション」というのですが…

セルフ・コンパッションを続けていると、自分についての感じ方がガラッと変わってくるんです。

 

「苦手なことも、出来ないこともたくさんあるげど、それでも私、よく頑張ってるよな。

悲しいこと、悔しいこと、恥ずかしいこともたくさんあったけど、それらをすべて乗り越えて38年間生きてきたんだよな。

不器用な私だけど、ここまでホントよく頑張ってきたよ。えらいよ」

 

そんなふうに、自分を愛おしく感じられるようになる。

出来ても出来なくても、良くても悪くても、「素のままの自分」「ありのままの自分」を好きになれるんです。

 

心理学研究で有名なブレネー・ブラウン教授は、「本当に自信のある人とは、不完全で弱いままの自分を受け入れられる人のことだ」というようなこと言っていますが…

セルフ・コンパッションひとつで、本当に自信がある人になることができるんですね。

 

セルフ・コンパッションで他人にも優しくなれる

さらに、セルフ・コンパッションの効果はこれだけではなくて、他人も優しい目で見てあげられるようになります。

 

たとえば…

「田中くんはまた遅刻だけど、彼は彼なりに頑張ってるんだろうな。えらいよな」

 

息子が「勉強なんて大嫌い!」と言ったときでも、「それって正常だよ。みんな一緒だよ」

 

こんなふうに、人のことも褒めたり許せたり、おおらかで器の大きな自分になれる

そういう意味でも、自分に自信が持てるようになるんです。

 

セルフ・コンパッションは、もともと仏教の知恵ですが、その劇的な効果が次々と科学的に証明されています。

ぼくがこのまえ読んだ「スタンフォード式・自信のつくり方」という本も、内容の9割くらいがセルフ・コンパッションでした。

 

セルフ・コンパッションは、今この複雑な社会のなかで、自信を失わないために絶対に身につけた方がいいサバイバル術みたいなものですからね。

今現在、自信がある人も自信がない人も、セルフ・コンパッションを習慣にすれば、一生折れない自信を手に入れることができると思いますよ。

 

自信を失う原因②

自信を失う原因の2つ目は、こちら↓

相手を「不機嫌にする」のが怖い

 

子供の頃 わんぱくだった人は、人を不機嫌にした経験が多い。

相手が不機嫌になることに慣れている。

 

こういう人は、大人になると強いです。

・上司に怒鳴られても、へこたれない
・意見の衝突を怖れない
・ハッキリと自己主張できる
・素の自分でいられる
・人間関係で疲れない

 

それとは逆に、たくさん褒められて育った人は、意外と自信のない人が多い。

 

なぜなら、相手が不機嫌になることに慣れていないからです。

 

たとえば…

・怒られると涙ぐんでしまう
・友だちの誘いを断れない
・人の顔色ばかりうかがう
・素の自分でいられない

など、相手が不機嫌になることに慣れていない人は、人生のあらゆる場面で臆病になってしまう。

無駄に気をつかうばかりで、なかなか自信が持てないんです。

 

「相手を不機嫌にするのが怖い」という恐怖心を消す方法

では、「相手を不機嫌にするのが怖い」という恐怖心を打ち消すには、どうしたらいいのか?

 

いい方法があるんです。それが、こちら↓

「悪いけど」

 

相手を不機嫌にするのが怖いという人は、今までの人生の中で、「悪いから」「申し訳ないから」と、人に気をつかって生きてきたと思うんです。

「忙しそうな店員さんに、話しかけるのは悪いから」

「誘ってくれたのに、断るのは申し訳ないから」

「同僚に手伝ってもらうのは、悪いから」

というように、「自分の気持ち」より「相手の気持ち」を優先してきた。

 

でも、これからは反対に、「悪いけど」という言葉をつかって、自分の気持ちを優先させていく。

「悪いけど、今度の飲み会は断ろう」

「忙しいところ悪いけど」、店員さんに質問する

「試着したのに悪いけど」、今回は買わない

セールスの電話に「悪いけど結構です」

同僚に「悪いけど手伝ってくれる?」

 

このように、「悪いけど」と自分を優先させても、相手が不機嫌になることはほとんどありません。

それどころか、親切に教えてくれる店員さんや、気持ちよく手伝ってくれる同僚のほうが遥かに多い。

 

「自分は無駄に気をつかっていたんだな」ということに気づけます。

 

とはいっても、ときには面倒くさそうな顔をする店員さんや、無愛想なタクシー運転手、捨て台詞を吐いて去っていくセールスマンもいます。

でも、これが「人を不機嫌にさせるいい練習」になるんです。

 

何度か経験するうちに、神経が図太くなります。

目のまえの相手が不機嫌になっても、それほどショックを受けなくなります。

強い自分になれるんです。

 

「悪いけど」は、自信をつけるための魔法の言葉。

無駄に気をつかうことがなくなれば、今よりもっと自由に、すがすがしく生きていけると思いますよ。

 

自信を失う原因③

自信を失う原因の3つ目は、こちら↓

人から「どう思われるか」が怖い

 

・本当はワンピースが欲しいけど、「周りの人にどう思われるか」が気になって、結局地味な服を買ってしまう

・一人で焼肉屋に入りたいけど、「周りの人にどう思われるか」が気になって、入れない。

・フラダンスもYouTubeも始めてみたいけど、「周りの人にどう思われるか」が気になって、チャレンジできない

・「相手からどう思われるか?」が気になって、言葉が出てこない

 

自意識過剰という言葉がありますが…

「人からどう思われだろう?」と怖れている限り、決して自信を持つことはできません。

心がフワフワと落ち着かなくなります。やりたいことも出来なくなります。

 

「人からどう思われるかが怖い」という恐怖心を消す方法

では、「人からどう思われるかが怖い」という恐怖心を打ち消すには、どうしたらいいのか?

 

これも、いい方法があって…

エクスポ―ジャー

 

エクスポージャーは、恐怖心を打ち消す、唯一にして最高の方法と言われています。

やり方は簡単で、「少しずつ慣らしていく」

 

たとえば、高い所が怖いのなら、最初はミカン箱に乗って、次は2階、3階と高さを上げていく。

 

実は、先ほどの「悪いけど」もエクスポージャーです。

「悪いけど」という言葉をつかって、自分の気持ちを優先させることと、人を不機嫌にさせることに慣れていく。

 

では、「人からどう思われるか?」に慣れるには、どうすればいいのか?

 

すこぶる良い方法があります。

それが、知らない人に話しかけること

 

知らない人に話しかけるときは、「この人にどう思われるのだろう?」と強く意識しますからね。

良いエクスポージャーになるんです。

 

「でも、ハードルが高そう。私には無理」と思われた方もみえるかもしれませんが、安心してください。

エクスポージャーは、「自分ができるところから、やっていく」というのが基本ですからね。

 

たとえば、ご近所さんに「おはようございます!」と笑顔であいさつする。

それも無理なら、お地蔵さまに「こんにちは!」。

 

慣れてきたら…

・エレベーターで「何階ですか?」

・バスの運転手さんに「ありがとうございます」

・掃除のおばちゃんに「いつもありがとう」

・飲食店で「何かおすすめはありますか?」

・電車で隣の人に「かっこいいスニーカーですね」

・温泉で「地元の方ですか?」

というように、少しずつレベルアップしていく。

 

ぼく自身、知らない人に話しかけることを、意識して習慣にしているので、よ~く分かるのですが…

これを続けていると、「人からどう思われるか」なんて考えなくなるんです。他人の視線もほとんど気になりません。

どこにいても、くつろいだ気持ちでいられます。

これこそが、エクスポージャーの力。

 

さらに、知らない人に話しかけると、想像以上に優しい人が多いことに気づきます。自分を温かく受け入れてくれます。

すると、「自分なんて」という気持ちが消えていき、自分を好きになれるんです。

 

さらにさらに、ときには、あからさまに迷惑そうな顔をする人や、つっけんどんな店員さんも、ときどきいます。

これが、人を不機嫌にさせるいい練習になる。

 

図太い自分を育てることにつながるんです。

 

知らない人に話しかけることは、自信を鍛える最高の方法。

自分に自信がみなぎってくるだけでなく、何となく感じていた「生きづらさ」も解消されると思いますよ。

 

まとめ

自信を失う主な原因は、この3つ。

①自分が好きじゃない

②「相手を不機嫌にする」のが怖い

③人から「どう思われるか」が怖い

 

それぞれの改善法は、ご紹介しましたとおりです。

①セルフ・コンパッションで、ありのままの自分を好きになる

②「悪いけど」で、自分の気持ちを優先する

③知らない人に話しかけて、「どう思われるか?」に慣れる

 

自信があれば、心が軽くなります。やる気も湧いてきます。

夢や目標に向かって、新しい人生をつくり出していけます。

 

自信を持つための絶対条件

最後の最後にもう一つ。

自信を持つには、睡眠不足でないことが絶対条件。

 

不安や恐怖を感じるのは、脳の扁桃体ですが…

睡眠不足だと、扁桃体が過剰反応しやすくなる。臆病になるんです。

 

「竜馬がゆく」の坂本龍馬も、「よう寝足ると猛然と自信がわく」と言っていますが、

できれば毎日8時間。たっぷり眠るだけでも、自信が高まってくると思いますよ。

 

 

以上、「一生折れない自信」をつくるシンプルな習慣でした。

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著者:心理カウンセラー・ラッキー

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