『命の次に大切なもの』を知るだけで、人生が大きく変わります!
これ、おおげさな話ではなくて、本当の話。
では、「命の次に大切なもの」とは何か?
結論から言ってしまうと、こちら↓
「選択をする自由」
「なんじゃそれ?」と思われた方もみえると思いますが…
実はこれ、ぼくが言っているのではなくて、7つの習慣。
ビジネス書や自己啓発書の王様とも呼ばれている「7つの習慣」の著者・スティーブン・コヴィーさんが言っているです。
コヴィーさんは、こう言います↓
「選択をする自由は、命の次に大切な恵みなのである。これ以外にないと、私は心の底から確信している」
では…
①「選択をする自由」とは、いったい何なのか?
②「選択をする自由」で、人生がどう変わるのか?
この2つを順番にご紹介させていただきます。
今回は、なかなかすごい内容ですからね。
ぜひ、ワクワクしながらご覧ください。
人生が変わる!『選択をする自由』とは
「選択をする自由」とは、いったい何なのか?
コヴィーさんは、こう言います↓
刺激と反応のあいだには「選択の自由」がある
そして…
「この自由は、人間だけに与えられた天からの恵みである」と。
そうなんです!
「選択の自由」があるのは人間だけ。
動物には「選択の自由」がない
動物を見るとわかりますが…
動物には、刺激と反応のあいだに「選択の自由」がありません。
●遊びたいから、遊ぶ
●食事が出てきたら、食べる
●腹が立ったから、吠える
●眠たいから、寝る
刺激に対する反応はだいたい決まっていて、自分で生き方を選べない。
生き方を選べないから、自分の幸せは「環境次第」。
ワンちゃんネコちゃんであれば、飼い主次第ということですね。
いくら犬のおまわりさんになりたいと思っても、無理なんです。
お金を稼いでもっと豪華な食事を食べたいと思っても、やっぱり無理なんです。
動物の運命は、環境次第。
人間には「選択の自由」がある
ところが、わたしたち人間には、刺激と反応の間に「選択の自由」があります。
わかりやすいので、たとえば焼肉屋さんで…
●肉ばっかり食べたいから、「肉ばっかり食べる」という選択もできる
●肉ばっかり食べたいけど、「野菜もバリバリ食べる」という選択もできる
家に帰って…
●暇だから、「テレビを見る」という選択もできる
●暇だから、「ウォーキングをする」という選択もできる。
選択は自分の自由で…
その選択によって、将来の運命が違ってくる。
当たり前といえば、当たり前ですけどね。
でも、コヴィーさんは「選択の自由に気づかず生きている人があまりにも多い」といいます。
そして…
●選択の自由に気づいていない人は、「制約の多い人生」になる
●選択の自由に気づいている人は、「無限の可能性」を手に入れることができる
とも言っています。
「選択の自由」に気づいているか、気づいていないかで、人生は大違い。
それを証明するために、今回はこの2人にご登場していただきます。
・選択の自由に気づいている「太郎くん」
・選択の自由に気づいていない「五郎くん」
「選択の自由」で、人生がどう変わる?
太郎くんと五郎くんは、ともに30歳。
二人とも、脱サラをしてアイスクリーム屋をはじめました。
五郎くんは、朝が弱いので、いつもギリギリまで寝ています。
だから、お店につくのも開店ギリギリ。
一方の太郎くんも、朝が弱いけど…
開店前の15分間、「お店のまわりの掃除」を日課にしました。
休みの日には…
五郎くんは、家でゆっくり休みます。
一方の太郎くんは…
日本中の「人気アイスクリーム店」を食べ歩き、味の研究をします。
その結果…
清潔でバリエーションも豊富な太郎くんのお店は、商売繫盛。
たくさんのお客さんであふれるようになりました。
それとは反対に、清潔感がなくて味もイマイチの五郎くんのお店はというと、客はまばら。
秋になると、秋雨前線の影響で、シトシトと連日の雨。
お客さんは、減る一方です。
五郎くんは暇なので、スマホゲームで時間を潰しました。
一方の太郎くんは…
暇なので、雨の日でも売れるアイスクリームを研究しました。
その結果出来上がったのが、2種類のアイスクリームパンケーキ。
これがインスタグラムで話題となり…
冬になっても、たくさんのお客さんで長蛇の列。
そのころ、五郎くんのお店はというと、やっぱり閑散としてます。
家に帰ると…
五郎くんは、いつものようにテレビに釘付け。
奥さんの話を、うわの空で聞いています。
一方の太郎くんは…
奥さんの話にしっかり耳を傾け、うなずきながら話を聞いています。
子供がミスをしたとき…
太郎くんは、3回深呼吸をしてから、冷静になって子供を叱ります。
反対に、五郎くんは、頭ごなしに叱りつけます。
料理の味が薄ければ…
五郎くんは、「味がうすいぞ」と文句を言います。
太郎くんは、味が薄くても「美味しかったよ!ごちそうさま」と感謝します。
そんな感じだから、太郎くんのところは家庭円満。
もちろん仕事も順調です。
五郎くんのところは、だんだん泥沼の戦いになってきました。
商売も、もちろん下り坂。
五郎くんは、言います。
「こんなに真面目にがんばってるのに…。景気が悪い。天気が悪い。客の味覚が悪い。妻が悪い」
そんな五郎くんを見て、太郎くんはこう思います。
「悪いのは、景気でも奥さんでもないよ。悪いのは、自分の選択だよ」と。
ここで、太郎くんと五郎くんには帰ってもらいますが、だいたいおわかりいただけたかと思います。
スタートラインは、二人とも全く同じ。
この時点では、どちらにも「無限の可能性」があったわけです。
でも、自分がどんな行動を選択するか。どんな言葉を選択するか。
それによって、自分を取り巻く環境が変わってくる。
お客さんの行動も、奥さんの自分に対する態度も、「自分の選択」が生んだ結果。
もちろん、そうじゃないことも 時にはありますけど、たいていのことは自分の選択によって決まってくる。
だからコヴィーさんは…
「選択をする自由は、命のつぎに大切」「選択次第で無限の可能性が手にはいる」と断言するんですね。
「選択の自由」を行使する条件
でも、「選択の自由」を利用するには、たった1つだけ条件があります。
それが先ほどの…
「自分には選択の自由がある」と気づいていること。
選択の自由に気づいている太郎くんは…
お味噌汁が薄くても、「美味しかったよ」という言葉を選択できました。
「暇だから、新しいアイスクリームの研究をする」という選択に気づくこともできました。
ところが、選択の自由に気づいていない五郎くんは…
「暇だから、暇つぶしをする」「味が薄いから、薄いと言う」というように、1つの選択肢しか思いつかなかった。
「選択肢が1つ」ということは、言い方は悪いですが、動物と同じ。
「動物と同じ」ということは、自分の運命は環境次第になってしまう。
「あれが悪い、これが悪い」と愚痴が出てきてしまう、というわけです。
なんと!アドラーも同じことを言っている
ここまでの話を聞いて、「ちょっと厳しい話だな」と感じた方もみえると思います。
実はぼくも、最初はそうだったんです。
「うまくいかないのは、あなたが悪い!」とコヴィーさんに言われてるような気がして…。
どうしても受け入れるのが難しかったんです。
そんなときに、アドラー心理学も勉強していたのですが…
なんとビックリ!
7つの習慣とまったく同じことが書いてある!
「良くも悪くも、人生は自分の選択によって決まる。すべては自己責任」と。
これをアドラー心理学では「自己決定性」といいますが…
自己決定性は、コヴィーさんの「選択をする自由」とイコールなのです。
「アドラーも同じことを言うなら…」ということで、コヴィーさんの話を受け入れることにしました。
「今の自分は、過去の選択が招いた結果だ」と、腹でしっかり受け止めました。
そうしたら!
今でも覚えてますけど、突然 体に衝撃が走ったんです。
ビビビッって。体中に鳥肌が立ちました。
未来に希望が湧いてきた瞬間
というのは…
「今の自分が、過去の選択の結果」ならば、「未来の自分は、今日からの選択の結果」。
だったら!
今日から選択を変えていけば、人生は思いのままになる。
よく考えてみれば、イチローがメジャーリーガーになれたのは…
「学校から帰ったらゆっくりする」という選択ではなく、
「学校から帰ったら素振りをする」という選択を選んだから。
志村けんさんがお笑いの世界で成功できたのは…
「先輩と楽しく酒を飲む」という選択ではなく、
「先輩が飲み屋で酔いつぶれるを待って、その横でお笑いの勉強をする」という選択を選んだから。
「自分の望む未来」に対して、適切な選択をする。
これさえできれば、どこにだっていける!
仕事・健康・お金・人間関係…
どんなことでも「選択の組み合わせ」次第で、その可能性は無限大。
この方法を知ったその日から、人生の舵を大きく切ることだってできる。
3年後には、「自分でも想像のできない自分」になれるかもしれない!
このようなことを瞬間的に考えて、ビビビッと体に衝撃が走ったんです。
選択肢を考える毎日
で、その日以来、「もっといい選択肢はないか?」と考えることがクセになっていて…
たとえば、息子の叱り方。
いろいろ試した結果、今のところ、うちの息子たちには、この方法がベスト↓
「それってカッコ悪いと思うよ。でもね、こうするとカッコいいでしょ!きっと女の子にもモテるよ」
この言い方をすれば、叱る必要もなく、息子たちは自ら行動を改善しようとしてくれる。
うちの息子だけかもしれませんけどね。
今のところは、この選択がベスト。
あと、YouTubeもそうで…
最初はずーっとブログだけ、やっていたんです。何年間も。
それなりに多くの方に見ていただいていたので、自分なりに満足はしていたのですが…
でも、このままでは「ブログ以外の選択肢」を放棄していることになる。
「これじゃいけない!」ということで…
Twitterをやりました。フェイスブックもやりました。そして次にユーチューブ。
で、このユーチューブがすごくて、まったくの手探りで始めたのですが、半年後には、訪問者がブログの5倍。
つまり、一気に6倍の方に情報をお届けできるようになった。
ある意味、人生を変えた選択とも言えるんです。
このように、「自分には選択の自由がある」「未来は自分の選択次第」ということを常に頭においておくと、人生って自然と変わっていくものだと思うんです。
選択肢に気づく自分になる
たとえば居酒屋で、となりに素敵な女性が座っている。
その女性に「話しかけない」という選択もできるけど、
「勇気をふりしぼって話しかける」という選択もできる。
話しかければ、もしかしたら、その女性が運命の人になるかもしれない。
話しかけなければ、その可能性はゼロ。
どちらを選択するかは、自分の自由。
そう考えると、なんだか話しかけたくなってきませんか?
「会社からまっすぐ家に帰る」という選択もできるけど、
途中「駅前の本屋に立ち寄ってみる」という選択もできる。
もしかしたら、その本屋で自分の人生を変える本に出会えるかもしれない。
本屋に立ち寄らなければ、その可能性はゼロ。
そう思うと、「たまには本屋に入ってみようかな」という気になるのではないでしょうか?
ほかにも、
「TOEIC(トーイック)で600点をとるぞ!」と思ったら…
・通勤電車でスマホを開く
・通勤電車でテキストを開く
どちらの選択が自分にふさわしいか、おのずと見えてくると思います。
「歳をとっても、イキイキと生きていきたい」というのなら…
・歯が痛くなってから、歯医者に行く
・半年に一度、歯医者へ定期検診に行く
どちらの選択が自分にふさわしいか、自然と見えてきますよね。
このように、「未来は自分の選択次第」ということを心に留めておくだけで、自然と行動が変わり、未来も変わってくると思うんです。
現にぼくは、「5年前の自分」と「今の自分」はまったくの別物で、5年前の自分には、絶対に戻りたくない!
おそらく「5年後の自分」は、今の自分とはまったくの別物になっている。そんな気がします。
これもすべて、コヴィーさんの「人間には選択をする自由がある」という一言のおかげ。
「最初はどうしても受け入れることができなくて、ホントごめんなさい」と、天国のコヴィーさんに謝りたい気分です。
まとめ
「選択をする自由」
これを例えるなら、船の舵(かじ)。
舵があることに気づいていなければ、ただただ流されるだけの人生になってしまう。
あっちにぶつかり、こっちにぶつかり。大変な人生になってしまう。
ところが、ひとたび自分で舵を握れば、状況は一転。
行き先は、自分の選択次第。
行きたいところへ、どこにでも行ける。
とはいっても、1日で「すべての選択」を変えることは出来ませんからね。
まずは、ほんの些細なことから始めてみる。
たとえば、「ご近所さんに、元気な笑顔であいさつしてみる」とか。
選択を1つ変えたからといって、劇的な変化があるわけではありませんが、自信はきっと高まるはずです。
「選択を変えるって、こういうことなんだ。自分にも出来そうだぞ!」とね。
人生は、1秒1秒が選択の連続。
選択を変えるチャンスは、いくらでもあります。
船の舵の使い方さえわかれば…
もうその日から、自分の人生の主人公になれると思いますよ。
以上、確実に人生が変わる!『命の次に大切なもの』とはでした。
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