「人生に疲れた人」に効く3つの質問
「人生に疲れた…」
「もう心が折れそう」

何をしても上手くいかなかったり…
悪い出来事が重なったり…
人生に疲れてしまう時期は、誰にでもあるはずです。
そこで今回は「人生で疲れた人の心を救う・3つの質問」をご紹介させていただきます。
質問①
あなたより不幸な人を思い浮かべてください
1つ目の質問は…
「今の自分より、もっと不幸な人を考えてみる」というもの。
●自分より、追い込まれている人
●自分より、深い悲しみを持った人
このような人のことを想像し、その人の気持ちを思ってみると…
自分の辛さは、徐々に薄らいでいきます。
今日リストラされた人から見れば…
「仕事が上手くいかない」という悩みは、うらやましい話かもしれません。
難病の人から見れば…
多少の借金など、なんでもない事かもしれません。

落ち込んでいるときは…
「今がどん底」
「自分だけが苦しんでいる」
と感じてしまうもの。

それは、視野が狭くなっていることが原因です。
「自分より不幸な人」を想うことで、視野が広がり、自分の置かれた現在地も見えてくる。
すると、心が楽になって余裕も出てきます。
心理学では、この方法を「下方比較」といいます。
頑張った末に、心が折れて、自分が潰れてしまっては元も子もありません。
「不幸のどん底にいる」と感じたときは、この質問を使って少しでも元気を取り戻してください。
質問②
尊敬する人なら、どうすると思いますか?
2つ目の質問は…
「尊敬する人があなたの立場なら、どう行動するのか?」というもの。
尊敬する人は、誰でもかまいません。
坂本龍馬・野口英世・アインシュタインなどの偉人でもいいし、
両親・先輩・矢沢永吉・神様・ヨン様でもかまいません。
あるいは、学費をアルバイトでまかなっている隣の良子さんでもOK。

尊敬する人の「いきざま」には…
人生のお手本や、テクニック、ノウハウが隠れています。
「もし、あの人ならどうするだろう?」と考えると、「今あなたがすべきこと」を その人が教えてくれます。
そして、勇気まで与えてくれる。
もしも、尊敬する人が相田みつをなら…
たまには涙をみせたっていいんだよ、人間だもの
と、励ましてくれるかもしれません。
もしも、尊敬する人が矢沢永吉なら…
こんな時こそロックンロールでしょ!
と、元気づけてくれるかもしれません。
あなたの尊敬する人は…
現状を打開するための「テクニック・アイディア・心構え」などを きっと教えてくれるはずです。
質問③
1つ書くたびに一万円もらえるとしたら、あなたは「今の幸せ」を何個あげられますか?
3つ目の質問は…、
「現状の幸せを、とにかくたくさん書いてください」というもの。
その内容は、どんな事でもかまいません。
「風邪を引いていない」とか
「指が10本ある」でもいいし、
「お風呂が気持ち良かった」とか
「セカオワの新曲が良かった」でもOKです。
なぜ「幸せ」をたくさん挙げるのか?
それは感謝するためです。
感謝を増やしていくと…
脳内に緊張をほぐすホルモン「セロトニン」がふえストレスが軽減さます。
また、快感ホルモンの「ドーパミン」、鎮痛ホルモンの「エンドルフィン」も分泌されます。
心理学の研究でも…
感謝できることを書き出していると、
幸福感が高くなり、
意志が強くなり、
エネルギッシュになり、
楽天的になれる
ことが分かっています。

人は嬉しいと感謝したくなりますが…
落ち込んだり イライラしているときは、なかなか感謝できないもの。
しかし、落ち込んだときこそ「感謝」が大切です。
肝心なのは、現状の幸せに気づくこと。
「当たり前」を「感謝」に変えていくことです。
「今の幸せ」に気づけば、感謝ができる。
感謝をすれば、幸せを感じる。
「感謝と幸せ」はハッピーセットなのです。
心が折れそうなときには、やる気も落ちていると思いますが…
1つ書くたびに一万円!![]()
という勢いで、感謝できることをドンドン挙げてみてください。
不思議と 心が落ち着いてくるはずです。
幸せは、質問力で決まる!
「人生に疲れた人に効く3つの質問」を見てきましたが…
なぜ、質問形式にしたのか?
それには、大きな理由があります。
その理由は…
落ち込みやすい人は、「自分への質問」が苦手だから。
「自分への質問なんて、考えたこともない」かもしれませんが…
人生を幸せに生きている人は「自分を幸せにする質問」がとても上手です。
たとえば、
「この試練から、何を得られるだろう?」
「なぜ神様は、この悲しみを与えたのだろう?」
と、自分の成長につながる質問をします。
逆に、落ち込みやすい人は…
「どうして上手くいかないのだろう?」
というような曖昧な質問をしてマイナス面にフォーカスしてしまう。
すると、出てくる出てくる!
「能力がないから」
「知識がないから」
「経験が足りないから」
「頭が悪いから」
「顔が悪いから」
このマイナス面の数に圧倒され、身動きが取れなくなり、
その結果、落ち込んでしまうのです。
「自分を勇気づける質問」や「プラス面にフォーカスする質問」を持つことで、あなたの人生を劇的に変えることができます。
ピンチは、チャンス!
壁にぶつかり 落ち込んだときは、とても苦しいものです。
しかし、ピンチのときこそ、自分を成長させる絶好のチャンス。
どんな困難であれ、必ず将来のプラスになります。
ソフトバンクの孫正義さんは「困難」をこのようにとらえているそうです。
元プロ野球選手の桑田真澄さんの場合は、こうです。
このように考えているので…
誰かのエラーで試合に負けても、腹が立ったり、落ち込んだりしたことは一度もなかったそうです。
人生のどん底では「覚悟」が試されます。
考え方を切り替えて、ピンチをチャンスに変えていきましょう。
人生に疲れた人に効く質問・まとめ
何をしても上手くいかず、人生に疲れてしまったときは「3つの質問」で元気を取り戻しましょう。
《3つの質問》
① あなたより不幸な人を思い浮かべてください
② 尊敬する人なら、どうすると思いますか?
③ 1つ書くたびに一万円もらえるとしたら、あなたは「今の幸せ」を何個あげられますか?
これらの質問に答えることで…
打開策が見えてくる
勇気を与えてくれる
幸福感が高くなる
楽天的になれる
3つの質問に必要な時間は、10分程度だと思います。
とても簡単に心とカラダを楽にできますので、人生で疲れたときはぜひ試してみてください。
以上、『【心が折れそう…】人生に疲れた人に効く3つの質問』でした。








